(いまさら)イギリス日記。 9月9日 アーガと出会う
vol. 7 2016-10-13 0
(いまさら)イギリス日記。
9月9日
ロンドンのパディントン駅でブリジットと合流し、コッツウォルズへ。
ブリジットの友人のローレンスのお宅にお邪魔させてもらった。
ストラウドの公演までの数日、ロンドンに居てはお金もかかるし、
しかしストラウドでは稽古場がないし、どうしよう。。。と困っていた私たちをローレンスの家族が温かく迎えてくれた。
チッペンハムという駅を降りて、車で移動すること30分ちょっと。
草原と村を幾つか通り過ぎて、細いギリギリ車道みたいな小道を入って着いてびっくり。
おとぎの国のような家、りんごの木の庭。馬。池。
そして、アーガ。
アーガとは、今回の作品の中にもでてくる、イギリスで人気のオーブン。
でも、これは都市部の家々では使われなくて、田舎で使われるオーブンらしい。
スイッチのオン・オフがなくて、火をつけたらもう、ずっとつけっぱなし。
燃料は石炭や、オイルなど色々あるみたい。
ゆっくりと、低い温度で料理をするのです。
農家の人は仕事の前に、料理をオーブンの中に入れておく。
それで畑に仕事に行ってる間に料理が出来上がるんだそうな。
だから、都市部ではめったにみれない。私も見たことがなかったので、
みんなでテンション上がる。
何作ろう?!
ちなみに、洗濯物が面白いくらい乾かないので、自然にアーガの周りには洗濯物があつまる仕組みになっています。
りんごの咲く庭でパシャり。
つづく