クラウドファンディング6日目 メンバー日記1
vol. 3 2020-11-09 0
こんにちは、委員長のあずです。
クラウドファンディング開始6日目で、現在も17%達成を継続しています。
温かいお言葉とご支援に身が引き締まる思いです。
このページに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
今回から、本プロジェクトの参加メンバーそれぞれが記事に登場します。
私たち117KOBEぼうさい委員会には約60名のメンバーが所属していますが、資金や移動の面を考慮し、今回のプロジェクトに参加するのは10名のみです。
たくさんの「東北に行きたい」の声がある中、プロジェクト開始前にはメンバーの選考を行いました。
そんな皆の想いを背負った10名で引き続き取り組んでまいりますので、見守っていただければ幸いです。
私自身は、今回が初めての被災地訪問となります。
小学生の頃から阪神・淡路大震災について学校で学ぶ機会はありましたが、経験はしていません。
実際に災害の恐ろしさを目の当たりにしたのは小学校5年生の時、テレビで東日本大震災の報道を見た時の衝撃は今でも覚えています。
神戸も東北も誰かの故郷であり、その場所が破壊される悲しみは、想像しかできませんが、耐えがたいものです。
それでも、自分を含め、災害に遭うのは不運で逆らいようがないと考える人が多いと受け止めていました。
しかし、本委員会で防災に触れ、様々な人からお話を聞いたり、自分と地域との関わりを考えるようになったり、神戸の復興過程で生まれた人々の絆を知ったことで、私たちの地域には未来に伝えるべきことが山ほどあり、その場所や周りの大切な人を災害で失うわけにはいかないと思うようになりました。
もっと身近に防災が広まれば、誰もが大切なものを守ることができます。
私は防災を専門に学んでいるわけでもない、ごく普通の大学生です。
しかし私は、そのごく普通の大学生たちが、伝えることと備えることの大切さに気が付くことができた部分に意味があると思っています。
そんな私たち学生の役割は、災害の教訓と恐ろしさ、防災を周りの人に伝えることであり、同じように考える若者を増やしたいという思いで活動してきました。
そして、活動する中でも、やはり一度自分の目で確かめたい、被災した同世代の若者からも直接話を聞きたいと思うようになりました。
私たちが伝えるべき相手は、同じように災害を経験していない同世代や子どもたちです。
同じ立場の私たちだからこそ、一緒に感じて考えて、伝えられることがあると信じています。
今回の訪問で、その基盤形成ができるよう取り組んでいく所存です。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。