Shingo Ota
1985年長野県生まれ。早稲田大学の卒業制作作品として監督した引きこもり青年と家族の関係を描いた映画『卒業』(2009年)がイメージフォーラムフェスティバル2010で優秀賞・観客賞を同時受賞。同年、ドキュメンタリー映画『少年少女』(2010年)が大阪アジアン映画祭を皮切りに全国各地で上映される。2013年、東京フィルメックス「タレントキャンパス」に選出。覚せい剤取引が横行する実在の街で失踪した友人をモチーフにした劇映画の企画をプレゼンし、出資者を得た。リアルとフィクションが入り混じる構成、過剰とユーモアの狭間に紡ぎ出される人間讃歌がこれまでの作品の特徴である。2009年からは横浜を拠点に世界