今年は戦後75年の節目となる年。歳月を経るごとに風化してゆく戦争への記憶。その記憶の風化に抗いたいという思いが、この作品「蝉、生まれいずるころ。」の重要な動機であり、この思いは、やがて戦後100年(1世紀)を迎え、そしてその遥かへと繋がる思いとして、来年も、再来年も、さらにその先へと継続するものです。今回の火災での作品喪失は、勇崎のこの思いを打ち砕くものであり、私たちはその思いを共有したく、ここにプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングで寄付を募ることにしました。どうぞよろしくお願いします。