韓国では編集デザインに携わり、韓国ソウル国際実験映画フェスティバル(EXiS)で映画作家、アートディレクターとして活動。韓国では実験映画などを多く制作。その後、2015年から日本に在住。京都造形大学大学院に在籍し今年3月に『 小津安二郎作品におけるムービングイメージと〈死の美学〉について――「ロー・アングルと固定ショット」をめぐる考察を中心に―― 』というテーマの論文で博士の学位を取得。本作は小津安二郎を題材とした悲劇三部作『貞夫』『節子』に続く最終作で、『宗方姉妹』や『東京暮色』などの小津安二郎監督作品と現代社会を重ね合わせた内容の長編劇映画です。