私は「ルドルフ・ディットリヒ顕彰出版の会」のメンバーです。当会は、明治時代にオーストリアから来日、東京音楽学校(東京芸大の前身)で教鞭をとった「日本における西洋音楽の父」ルドルフ・ディットリヒの業績を、現代の日本人に知ってもらうために結成されました。今年は明治維新150年。近代日本の建設にヨーロッパから招かれた多くの「お雇い外国人」が寄与したことは知られていますが、日本の近代音楽誕生への貢献については意外と知られていません。現代日本の豊かな音楽シーンの原点とはどのようにして形づくられたのか――皆さんとともに考えたいと思います。応援よろしくお願いします。