リターンのご紹介【その2】土壁塗りの工程概要
vol. 8 2023-06-21 0
いつも応援ありがとうございます!
おかげさまで現在、達成率53%、コレクターとしてご支援いただいている方が50名を超えました。
開始5日目でこんなに多くの方にご支援いただいていること、本当に励みになります。
改めまして、この場で御礼申し上げます。
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前回、リターンのご紹介として、私たちがつくるお茶について、紹介をさせていただきました。
参照:リターンのご紹介【その1】
(まだご覧いただいていない方はぜひ読んでみてください♫)
今回は、前回ご紹介したリターンとは別のもので、今回のクラウドファンディングでの目玉としてご用意しているものを紹介させてください!
今回つくる「いえ」は、【土佐派の家】という、人にも自然にもやさしい家づくりをモットーにされている、高知にある素材を地産地消として活用する設計士集団に所属されている、松澤敏明さんという設計士さんに、設計をお願いしました。
私たち夫婦の希望を聞いてもらいながら、設計をしてもらい、その後もアドバイザーとしてさまざまなアドバイスをいただいています。
そんな中、土地のものをなるべく使い、土に還る家づくりをしたいという私たちの強い願いもあり、2年ほど前から、土地の赤土を使って、壁土を仕込みはじめました。
(土地の赤土と藁すさを発酵させ、土壁用の素材にします)
建前が済んだら、この土壁づくりは私たち夫婦の家づくりの中でも重点を置いており、これらの一連の流れをワークショップとして、土作りからご指導いただいている、職人さんにも全面的にサポートいただきながら進めていきます。
- 竹小舞かきワークショップ
- 荒壁塗りワークショップ
- 貫伏せ・大直しワークショップ
- 中塗りワークショップ
- 上塗りワークショップ
上記が、土壁づくりに関係するワークショップとなります。
(竹小舞で使用する竹は、新居建設周辺の竹林から伐採)
専門用語が多いので、参考までに説明を以下に記しておきます。
- 竹小舞かき…躯体の工事完了後、土壁用の下地として竹を編みます。竹も私たち夫婦が昨年秋の新月の時に伐採し乾燥させた真竹を使います。
- 荒壁塗り…竹で編んだ小舞に、仕込んだ土を塗りこむ作業
- 貫伏せ・大直し…荒壁塗り後に乾燥させ、その上に上塗りする作業。
- 中塗り…土壁は何層にも塗り重ね、下地の凸凹を整えて平滑にしていきます。平滑にするための作業を「中塗り」と呼び、その作業。
- 上塗り…いよいよ完成となる表面の壁を塗る作業。
その他、私たち夫婦が伐採・製材した材を用いながら、外壁となる焼杉づくりも行います。こちらは外部講師はおらず、私たち夫婦が主導で行います。
すべてのワークショップの参加権もリターンとしてご用意しているほか、興味のあるところだけご参加いただけるように、それぞれ単体でもワークショップ参加権をご用意しています。
昔は当たり前に使われていた「土壁」ですが、今ではだんだん手間もかかるし、めずらしくなってきていて、職人さんも減っていると言います。
ですが、土から作り、土に還る「土壁」。昔の人たちは究極にエコで、よく考えられた素材だなあと知れば知るほどに感じます。
なかなかない貴重な機会ですので、ぜひご興味ある方はご参加いただけますと幸いです。
ワークショップを通じて皆様にお会いできることも楽しみにしております!