プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
参加型フェスティバル「YPAMフリンジ」をクラウドファンディングで実現!
YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)の会期中に開催される参加型フェスティバル「YPAMフリンジ」を、アーティスト、舞台芸術関係者、会場、コミュニティ、観客と共に作り上げ維持するためのシステム開発費支援を募ります。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
YPAMフリンジは、YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)の公募プログラムです。特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センターが事務局を務めています。お問い合わせはfringe@ypam.jpまでお願いいたします。|横浜国際舞台芸術ミーティング 2021(YPAM2021)|主催:横浜国際舞台芸術ミーティング 2021 実行委員会(公益財団法人神奈川芸術文化財団、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター)|共催:横浜市|助成:公益財団法人セゾン文化財団|令和3年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業
YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)の会期中に開催される参加型フェスティバル「YPAMフリンジ」を、アーティスト、舞台芸術関係者、会場、コミュニティ、観客と共に作り上げ維持するためのシステム開発費支援を募ります。
(English project webpage under construction. A link will be posted here very soon.)
YPAM(Yokohama International Performing Arts Meeting/横浜国際舞台芸術ミーティング)は、1995年に「TPAM」(Tokyo Performing Arts Market/東京芸術見本市)として開始し、2011年に横浜に移転しました。新しい作品やアイデア、アーティストやプロジェクトパートナーとの出会いを求めて、40ヵ国以上からプロデューサー、劇場のプログラミング担当者、フェスティバルのディレクターなどが集まる、世界有数の国際的舞台芸術プラットフォームです。
TPAM2019 オープニング・レセプション(山田優李撮影)
YPAM(TPAM)をきっかけに、これまでに多くの作品が世界各地をツアーし、新しい国際共同製作が生まれ、舞台芸術に取り組む人々の出会いと長期的交流が生まれています。
図:2020年4月に実施された、モントリオールの舞台芸術プラットフォーム「CINARS」によるアンケート。「次に参加を予定しているプロフェッショナル向けイベントは?」という設問への回答で、2位の「その他」を除くと、TPAMが世界第5位(第4位以上は北米とドイツが占める)。
「舞台芸術」という言葉は「パフォーミング・アーツ」の訳語として定着していますが、「舞台」の上で演じられるものに限りません。YPAMではこの語が、厳密な定義ではありませんが、演劇、ダンス、音楽などの実演型芸術、現代美術の文脈でのパフォーマンス、観客参加型・社会実験型プロジェクト、その他、体験するために「出席」と「時間」が必要とされるタイプの芸術全般を含むと考えています。
リー・レンシン(マレーシア)『セクション19 – 地域でのダンス儀式』(TPAM2020/Photo by Sam Mcgilp)
歴史的に先進性、国際性、多様性を培い、「創造都市」政策を長期的に推進している横浜は、意欲的な会場やオルタナティブなスペースが徒歩圏に多数存在し、各分野のクリエイターが拠点を構え、表現したい人と表現に出会いたい人の交差点にふさわしい条件と魅力を備えた都市と言えます。その横浜に10年かけて根を下ろしたTPAMは、満を持して「YPAM」に改称し、2021年12月1日〜19日にその第1回開催を迎えます。
「YPAMフリンジ」は、YPAMの会期中に実施される公演を登録していただき、それをYPAMに参加する舞台芸術関係者と幅広い一般のお客様へ発信する公募プログラムです。YPAMの他のプログラム(主催公演プログラム「YPAMディレクション」、専門家交流プログラム「YPAMエクスチェンジ」など)との相乗効果によって、アーティストにとっては機会創出の、舞台芸術関係者にとっては才能発見の、一般のお客様にとっては多様な作品との出会いの場となります。
その前身である「TPAMフリンジ」「TPAMショーケース」は、横浜で2011年から毎年実施し、徐々に参加アーティスト/カンパニーの数と多様性を増してきました。近年では海外からの登録も少なくありません(これまでのラインナップについては、各年度のウェブサイトをご覧ください)。
TPAMフリンジ2020会場マップ
2021年2月、緊急事態宣言の中で実施した最後のTPAMフリンジは、参加登録料を無料とし、オンライン公演の登録も受け付けました。オンライン公演も含めると参加アーティスト/カンパニー数は例年並みの水準を保つことができました。史上最悪とも言える逆境の中でもこれだけご参加いただけたことは嬉しい驚きでしたが、やはりライブ・パフォーマンスでの参加数、全体の公演数は落ち込んでいます。
舞台芸術に対するコロナ禍のインパクトを受けて、私たちは、ライブ・パフォーマンスという表現形態そのものの価値と重要性を再認識しました。そして、それを支える物理的、理念的インフラの脆弱性を自覚させられました。
fieldworks + サラ・ヤンセン(ノルウェー/ベルギー/日本)『unwritten conversation』(TPAM2020/前澤秀登撮影)
こうした認識のもと、現在、2025年までにコロナ禍以前を超える水準での実施を実現するため、体制を再構築しています。主に舞台芸術関係者を対象としていたこれまでの開催では、以下を徹底してきましたが、
今後は以下のような課題にも具体的に取り組んでいきます。
オンライン公演や映像出展の要望には、当面、舞台芸術関係者向けの交流プログラム「YPAMエクスチェンジ」で対応する予定です。
これまでのTPAMフリンジ運営は、TPAMの趣旨に賛同するウェブエンジニアの協力に支えられてきました。限られた予算と苛酷な開発スケジュールで改造や増築を繰り返しながら運用してきたその運営システムが、しかし、限界に来ています。また、いずれにしても、時代の変化によるさまざまな新しい要求から、新規システム開発がどうしても必要な段階に至りました。
AND+(アジア・ネットワーク・フォー・ダンス)ミーティング(TPAM2020/前澤秀登撮影)
新しい運営システムでは、登録される公演情報の自律性を保証しながら、国内外からの登録に対して、
などを日本語と英語で実装し、アーティスト/カンパニー、舞台芸術関係者、会場、コミュニティ、一般観客をつなぐことを目指しています。
このキャンペーンの目標額は、上記を実装するための開発費の見積もりの半額です。サーバー、ドメイン、SSL証明書などの維持費は含みません。いただいたご支援は、全てこの開発に使用させていただきます。
なお、今年12月の第1回YPAMフリンジ参加をご検討いただいているアーティスト/カンパニーのみなさまにつきましては、公演の実施可能性がまだ不安定な現状、新しい登録料のご提案は見送り、このクラウドファンディング参加をもって今年の登録料とさせていただくことにしました。ご支援の金額はYPAMがご提供するサービス内容に影響しません。
このシステムの開発には約1年を要し、本格的に導入されるのは第2回YPAMフリンジ(2022年12月)からとなります。
このプロジェクトはプロダクション・ファンディングで行ないます。目標金額を達成できなかった場合も、費用は自己資金で補い、計画は実行します。リターンは必ずお届けいたします。
スコットランドのエジンバラには、 70年以上続いているフリンジ・フェスティバルがあります。審査も財政的支援も行ないませんが、例年2,000公演以上が登録され、都市全体が1ヶ月にわたって舞台芸術ファンでにぎわいます。
ライブ・パフォーマンスを、誇張ではなく100年のスケールで支援することを考えれば、その間に何が起こってもおかしくありません。エジンバラの70年は、すなわち第二次世界大戦後の70年と言えますが、このフェスティバルも去年はコロナ禍で中止、今年はライブ/オンラインのハイブリッドでの限定的開催を余儀なくされました。
人類最古の芸術とも思われるライブ・パフォーマンスは、やろうと思えば身体ひとつでもできるという性質(このことも自明ではなくなってしまった感がありますが、この性質そのものが消滅したわけではありません)からして、最後まで生き残る芸術でもあると思います。その意味では支援に依存しません。私たちの目的は、そのより自由な、より豊かな実践を支援することです。
その自由や豊かさを損なうさまざまな脅威そのものを除去することは難しいとしても、脅威と闘う力を保ち、時には退避して傷を癒やしながら、ライブ・パフォーマンスの実践を生き生きと継続していくために本当に必要なものは何か。それは、表現活動を、その困難も含め常に歓迎し受け容れる「場」だと思います。当面の間このシステムを運営の技術的基盤としながら、その「場」としてのフリンジ・フェスティバルを参加アーティスト/カンパニー、舞台芸術関係者、コミュニティ、観客のみなさまと共に作り上げ、維持していきたいと思います。
ご支援下さるみなさま(500円からご支援いただけます)
以下のリターンをご用意させていただきます。500円のリターンには、「YPAMフリンジ参加アーティスト/カンパニーのみ」と記載がありますが、ご支援を検討いただける皆さまも選択いただけます。リターンを選択いただいてから金額を上乗せしていただくことも可能ですので、ご検討いただければ幸いです。YPAM参加登録は、通常、文化・芸術に職業的に関わる方のみ受け付けていますが、オブザーバー参加としてご職業は不問とさせていただきます。参加登録やプログラムの詳細は10月の発表を予定していますが、お気軽にお問い合わせください。
YPAMフリンジの参加アーティスト/カンパニーのみなさま(参加登録の最終締切は10/31です)
上記の通り、このキャンペーンへのご支援が今回のYPAMフリンジ参加登録料となります。1演目の登録につき、500円からの支援とさせていただきます(金額はYPAMフリンジのサービス内容に影響しません)。リターンを選択いただいてから金額を上乗せしていただくことも可能です。また、10,000円以上のリターンを選択いただいた場合は、上記のYPAM参加登録ご招待など、それぞれ特典をご用意させていただきます。
*YPAMフリンジのサービス内容については、ウェブサイトにてご確認ください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ご覧の通り、これは即効性のある救済措置ではありません。しかし、ライブ・パフォーマンスの参加を常に歓迎できるイベントとしてのYPAMフリンジを継続し、いつでも戻って来てもらえるようにすることは、苦境に立たされるアーティストの自由な表現活動に寄り添い、支えることでもあると考えます。このシステムは、そのための初動を可能にするものです。ご支援を有効に役立てていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
500 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円
300000 円
1000000 円