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*森 由香(小嶋 由香) 1962年、大阪府生まれ。 中学1年から横浜在住。横浜国立大学教育学部卒。 大学時代に、市民参加型フェスティバルの草分け的存在であるヨコハマ本牧ジャズ祭に出会い、実行委員として企画や運営にかかわる。 これをきっかけに、1986年、イベント企画会社であるハッスル株式会社をパートナーと設立。以後横浜を中心に、実行委員会などの任意団体、行政、商店街、企業などのイベントや街づくりなどのプロジェクトに参画。 1993年、横浜市の事業で若者向けのエイズ予防啓発キャンペーンに携わった頃から、社会や地域の課題解決に関心を持ち、事業を通じた社会や地域への貢献のあり方を模索する。
果樹園で果物を守る果実袋のひとつ一つに笑顔を描き、明かりを灯して横浜の夜を彩る。そんな「ひかりの実」イベントに、発達障害などがある子どもたちにも参加してもらい、ひとり一人が実らせた「笑顔」で会場をいっぱいにしたい。
2013年に山下公園で開催した時の様子。Photo:hideo mori
「スマートイルミネーション横浜」は、東日本大震災が起きた2011年にスタートした国際アートイベントです。震災を機に注目が増した太陽光発電や蓄電、LED、有機ELなど、新エネルギーや省エネルギー技術を組み合わせて、新しい時代の横浜の夜景を提案しています。第4回の昨年度は、5日間で約18万人が来場しました。
今年も10月30日から11月3日まで、横浜市の「象の鼻パーク」(神奈川県横浜市中区海岸通1丁目付近)などで開かれます。この中で「ひかりの実」プロジェクトを行い、障害のある子どもたちが作った「ひかりの実」を飾り、明かりを灯します。
スマートイルミネーション横浜 公式サイト: http://www.smart-illumination.jp
ひかりの実 組み立て前の様子です、この丸に思い思いの笑顔を描いていきます
「ひかりの実」は2011年、イベント「第1回スマートイルミネーション横浜」で誕生したアートプロジェクトです。発案したのは、十和田市現代美術館のライトアップなどでも知られるアーティストの髙橋匡太(きょうた)さん。
スマートイルミネーション横浜2014での作品:髙橋匡太 「たてもののおしばい」 Photo:AMANO STUDIO
果樹園で果物を病気や害虫から守るために使われる紙の果実袋に、参加者が笑顔を描きます。その中に、小型LED電球と、果物を衝撃から守るポリ製のフルーツキャップを入れて丸くし、明かりを灯します。たくさんの「ひかりの実」を公園の樹木などに飾り付けると、小さな光が柔らかく広がる幻想的な夜景を生み出します。
使用する果実袋には、髙橋さんがひとつ一つ丸を描いており、参加者はその丸をもとに、それぞれ思い思いの笑顔を描きます。たわわに実る「ひかりの実」のひとつ一つに、参加者ひとり一人の「笑顔」が宿っているのです。
2014年 横浜市泉区でのひかりの実 開催の様子。Photo:Masahiro Ihara
このプロジェクトは、「ひかりの実」を、社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団が運営する「ぴーす」に届け、「ぴーす」を利用する発達障害がある子どもたち(おもに知的発達に遅れのない自閉症スペクトラム障害の子どもたち)に「ひかりの実」を制作してもらうことを目指しています。
「ぴーす」とは、横浜市の地域療育センターが提供する集団療育サービス(児童福祉法に基づく児童発達支援事業所)のひとつで、就学前の発達障害のある子どもたちに対する療育や保護者に対する支援、またその子どもたちが普段通っている幼稚園・保育所との連携等を行っています。
今回、「ぴーす」に通う子どもたちが制作した「ひかりの実」は、スマートイルミネーション横浜のメイン会場である象の鼻パークに飾る予定です。
ぴーすに通う4-5才の子どもたちです。
参加想定の児童発達支援事業所:
・ぴーす新横浜
・ぴーす東戸塚
・ぴーす中川
・ぴーす鶴ケ峰
・ぴーす港南
みんなで一つの絵を作りました
「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2015」入り口に
飾られた子どもたちの絵。テープカットで、彼らの絵が
一面に広がった
私は、「スマートイルミネーション横浜」の運営のほか、毎年7月に開催している、福祉のことがわかる総合イベント「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド」(主催:社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団/通称:ヨッテク)というイベントの企画・運営に携わって、今年で14年になります。
私はこのイベントを通じて、発達に障害のあるぴーすに通う子どもたちと、彼らの作る絵や作品に多く触れてきました。
子どもたちの作品には魅力的でユニークなものが多いことや、子どもたちが集中して何かを作るエネルギーを見て、彼ら自身や彼らの作品が、何かの形でまちの主人公になれたらステキだなと思いました。
教室を飛び越えて、上記に述べたスマートイルミネーション横浜と子どもたちとがコラボレーションできないだろうか。
これが、このプロジェクトを考え始めたきっかけでした。
横浜市リハビリテーションセンターの小川さん。
私たち、横浜市リハビリテーション事業団では、今までも発達に障害のある子どもたちの作品を市役所ロビーや区役所、また主催をしているイベント「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド」の会場などで市民の皆さんにお披露目する機会を作ってきました。
今回「スマートイルミネーション横浜」の「ひかりの実」プロジェクトにお誘いいただいたことは、今までの私たちの思いを、さらに国際的な多様性とアートという世界観の中で広げていくことができるとてもいい機会であると感じています。
障害のある子どもたちが創った「ひかりの実」をたくさんの皆さんに観ていただくことはもちろんのこと、それを通して、創った子どもたちひとり1人の輝く笑顔を感じとっていただければ幸いです。
(横浜市総合リハビリテーションセンター センター長 小川 淳氏より)
本プロジェクトは、コミュニケーションに課題をもつ子どもたちに創作の喜びを伝え、子どもたちとまちを結ぶきっかけを作ることを目指しています。
普段「ぴーす」の中で行っている活動をまちに展開し、子どもたちの独創的な世界観をより多くの方々に知っていただきたい。また、子どもたちにも自分が積極的に「まち」との関わりができることを実感してもらいたいと考えています。
「ひかりの実」で、「笑顔」を実らせたい。
子どもたちが描いた笑顔が、来場者の笑顔を生み出し、まちじゅうに笑顔があふれていく。アートを通して、誰もが笑顔になれるプロジェクトを目指しています。
5つの参加施設にそれぞれ「ひかりの実」を届け、施設に通う子どもたちと保護者や関係者の皆様により「ひかりの実」が創られます。皆様からのご支援により、スマートイルミネーション横浜の会期中に「ひかりの実」が、象の鼻パークに展示されることとなります。(250人の子どもたちにひとり1個以上、準備する個数は600個が上限)
皆様からのご支援が目標金額に達しない場合は、スマートイルミネーション横浜実行委員会が不足分を負担する予定です。
子どもが触れても熱くなく、雨が降っても危険のない明かり
Photo:Masahiro Ihara
ご支援いただいた資金は、
・ひかりの実制作(LEDとボタン電池含む) リターン含む約600個 約200,000円
・制作準備物作成費、ひかりの実づくりワークショップ運営費 約300,000円
・ひかりの実 の5施設への運搬費 約50,000円(こわれものの往復)
・ひかりの実設置のための高所作業車 稼働、高所作業スタッフの手配 約190,000円
・リターン発送費用 94,000円(家庭でもできる「ひかりの実セット」など)
・開催報告書、告知物作成、立て看板の作成 約66,000円
の一部として使用させていただきます。
1,000円から30,000円まで、4つのご支援の形を設定しました。
【1,000円以上をご支援いただいた皆様に】
・進捗を伝えるコレクター限定 情報アップデート
・あなたのご支援により、「ひかりの実」を子ども達に届けます
(ご支援金額により数が異なります)
【3,000円以上をご支援いただいた皆様に】
・スマートイルミネーション横浜 会場(象の鼻パーク、横浜港大さん橋国際客船ターミナル周辺)に設置するパネル、およびプロジェクトブック(開催報告書)に、お名前を記載します
オフィシャルグッズの、点滅がぐるぐると回るバッジ。結構目立ちます
【10,000円以上をご支援いただいた皆様に】
・プロジェクトブック(開催報告書)のプレゼント
・オフィシャルグッズ・ひかるバッジのプレゼント
・子どもたちが描くものと同じ、ご自宅に飾れるひかりの実キットを2つ差し上げます。
(ご支援金額により数が異なります)
Smart Illumination Yokohama 2014 Photo:AMANO STUDIO
スマートイルミネーション横浜2014 オープニングレセプションの様子
【30,000円以上をご支援いただいた皆様に】
・10月30日(金)夕刻から開催するオープニングセレモニーとレセプションにご招待します。
主催者や出展者、アーティストの髙橋匡太さんも参加します。会場等についてはメール等で追ってご連絡いたします。
イルミネーションは、時に人の心を高揚させたり、なごませたり、共に見つめる相手との距離を縮めてくれます。
「ひかりの実」は、笑顔が描かれた明かりです。ひとつとして同じ顔のない、手描きの「ひかりの実」たちが灯された景色は、冬の肌寒いまちを行く人に、家で待つ家族や大切な人を思い出させてくれ、温かさをくれることでしょう。
私は、それがこのプロジェクトが持つ、一番のまちへのギフトだと思っています。子どもたちと、あなたのご支援で、まちをもっと笑顔に。
ご一緒できることを楽しみにしています。
*森 由香(小嶋 由香)
1962年、大阪府生まれ。 親の転勤で中学1年から横浜在住。 神奈川県立希望ヶ丘高校、横浜国立大学教育学部卒。
大学時代に、市民参加型フェスティバルの草分け的存在であるヨコハマ本牧ジャズ祭に出会い、実行委員として企画や運営にかかわる。 これをきっかけに、1986年、イベント企画会社であるハッスル株式会社をパートナーと設立。以後横浜を中心に、実行委員会などの任意団体、行政、商店街、企業などのイベントや街づくりなどのプロジェクトに参画。
1993年、横浜市の事業で若者向けのエイズ予防啓発キャンペーンに携わった頃から、社会や地域の課題解決に関心を持ち、事業を通じた社会や地域への貢献のあり方を模索する。
また、市民参加の手法や対話型の合意形成などにも関心を持つ。
2008年から、特定非営利活動法人横浜コミュニテイデザイン・ラボの理事に就任。
2013年秋には、ハッスル株式会社の代表取締役に就任した。
近年は、ヘッドライトの早期点灯により交通事故削減をめざすソーシャルアクション「おもいやりライト運動」事務局や、先端技術とアートによる新しい横浜夜景を創造する「スマートイルミネーション横浜」事務局などに携わる。
*髙橋匡太(アーティスト)
公式サイト:
http://www.kyota.jp
1970年 京都生まれ。 1995年 京都市立芸術大学院美術研究科彫刻専攻 修了。
主な受賞:1993年 京都市立芸術大学作品展 京都市長賞受賞
1995年 キリンコンテンポラリーアワード'95 最優秀作品賞受賞
2001年 ジャパン・アート・スカラシップ第1回現代美術賞 入選(清水敏夫部門)
2002年 京都市芸術文化特別奨励制度 特別奨励者
2002年 ART-EX 大阪府芸術家交流事業 選抜芸術家
2005年 京都府美術工芸新鋭選抜展2005 最優秀賞受賞、
平成17年度五島記念文化賞美術新人賞受賞、グッドデザインアワード2005受賞
(環境デザイン部門)
2008年 京都府文化賞 奨励賞受賞
2010年 京都市芸術新人賞受賞
2015年 DSA日本デザイン賞2015優秀賞受賞
◎代表的な作品・展覧会
2003年「湊町アンダーグラウンドプロジェクト」(JR難波付近地下空間/大阪府)、
2004年-各所「夢のたねプロジェクト」(国民文化祭2005/福井県/メルボルン/多数)、
2005-2007年「新宿サザンビートプロジェクト」(JR新宿駅南口/東京都)、
2011-2015年「スマートイルミネーション横浜」(象の鼻パーク周辺ほか/横浜市)
1000 円
3000 円
10000 円
30000 円