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和歌山県・生石高原を“茅場(かやば)”として復活させ、持続可能な資源・場所にしていく挑戦をクラウドファンディングで実現!
生石高原を“茅場(かやば)”として復活させ、持続可能な資源・場所にしていく第一歩として、そして、茅葺き(かやぶき)を通して私たちのモットーである”人と人との繋がり「結(ゆい)」”を広げるためのイベントを開催します。
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はじめまして!! 和歌山大学 むすび屋弥右ヱ門茅葺きプロジェクトです!! 私たちは和歌山県かつらぎ町志賀地区の古民家ゲストハウス“志高庵”を中心に、志賀地区の茅葺き集落の復興、そして、日本の茅葺き文化に革命を起こすため活動しています!! ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします!
生石高原を“茅場(かやば)”として復活させ、持続可能な資源・場所にしていく第一歩として、そして、茅葺き(かやぶき)を通して私たちのモットーである”人と人との繋がり「結(ゆい)」”を広げるためのイベントを開催します。
はじめまして!!和歌山大学むすび屋弥右ヱ門茅葺き(やうえもんかやぶき)プロジェクトの代表を務めている高松(たかまつ)です!!
私たちは、2017年に和歌山大学の地域協同演習という授業内で立ち上がったプロジェクトです。
和歌山県かつらぎ町志賀地区にある茅葺き屋根の古民家ゲストハウス「古都里 志高庵」を中心に活動しています。このあと詳しく説明するのですが、茅葺きは一人ではできません。多くの人の協力があって初めて成り立つものです。個人解決型社会が広がるこの時代だからこそ、そして、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、プロジェクトを開始したときには想定しえなかった「人と人との密接な関係が少なくなる」という現在だからこそ私たちは、人と人との繋がり「結(ゆい)」というものをモットーに日々活動しています。
今回はその活動の一環として、和歌山県のススキの名所生石高原で茅刈りイベントを開催するのですが、そもそも「茅(かや)」とか「茅葺き(かやぶき)」ってなんなの??っていう方もいらっしゃるかもしれません。そんな方達のために茅や茅葺について簡単にまとめましたので、私たちの活動や今回の挑戦について知る前にまずはそちらをお読みください。
Q.「茅(かや)」ってなに???
A. 茅とは、屋根を葺く草(ススキやヨシ、ワラなど)の総称のことです。つまり、「茅」という名前の植物があるわけではありません。
ニワトリを捌くと”かしわ”(鶏肉)になる
ススキを屋根に使うと”茅”(屋根材)になる
みたいなイメージを持ってもらうとわかりやすいかもしれません。
(上)こんな風に自然に生えてる状態はススキ。
(下)こんな風に刈り取って縛って、屋根材に使えるようにすると茅(かや)になる。
この茅を使って屋根を作ることを、「茅葺く(かやぶく)」といい、茅葺きでできた屋根が、みんなが知ってる「茅葺き屋根」です!!
(こういったものです!!↓)
この「茅」「茅葺き」文化、日本ではエモい伝統的なものだと思われているのことが多いのですが、実は世界では、最先端のサステイナブル(持続可能)でエコな素材として超注目されています。というのも、この屋根実はある程度(10〜手入れがしっかりされると50年)の期間が経つと、葺き替え(ふきかえ)と言って、今ある屋根を一旦下ろして全て新しいものに変えなければいけません。しかし、そのとき下ろした古い屋根材は、廃材ではなく良質な肥料となります。こうして廃材も再利用できるため、エコな素材として注目されているのです。また、木材は一度伐採してしまうと、再生するのに何十年という時間がかかりますが、茅葺きの場合はススキなどを使うため、一度伐採しても毎年再現されます。そういう観点からも、サステイナブル(持続可能)な素材といえます。
そして、2020年12月17日に、茅葺き屋根は「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の中の一つとして、ユネスコ無形文化遺産にも選ばれました。
(上)茅葺きが使われているオランダ・ミッデンデルフトランドの消防署。撮影/田場裕子
私たちの茅との出会いは約3年前になります。
私たちの活動に協力してくださっている古都里の豊原さん(現日本茅葺き文化協会 理事)に、地域の過疎化対策事業として茅葺き共同体再生プロジェクトを持ちかけていただいたのがきっかけでした。
このプロジェクトの最終目的は、茅葺き共同体の再生です。そのためには、まず自分たちが茅葺きについて詳しくならねば!そんな思いで学びの活動をいくつか企画してきました。
ひとつ目は茅刈り体験です。いきなり生石高原という和歌山県屈指の観光スポットでススキを刈ることができるということに加え、現役の若手イケメン茅葺き職人である相良育弥さんにレクチャーしていただけるという貴重な体験でした。ススキを大量に刈ることができたというわけではありませんが、茅刈りを学ぶことで茅の魅力や現代における茅の可能性に目覚め、私たちもいつの間にやら茅ワールドにどっぶりハマっていました(*´﹃`*)
ふたつ目はなんと茅葺きの茶室づくり!茅刈りを3回行ったものの、実際の建物の屋根を葺くための茅の量には全く届かなかったため、練習も兼ねて茅葺きの茶室をつくることにしました。慣れない私たちが屋根に登る危険性も考慮して茶室は竪穴式に。茅を葺くときにはまたまた相良さんにやり方をご教授いただきました。茶室は骨組みの竹や屋根の茅、芝棟に植える植物まで、徹底的に地域のものにこだわって作りました。その当初の穴掘りから完成まで、自分たちだけでなく、地域内外関係なく大勢の人に協力して頂きました。
(上)たくさんの人に助けていただきながら初めて自分たちで作った竪穴式茅葺き茶室「結門」
(上)芝棟まで自分たちでやりました。
仲間や地域の方と協力して茅を葺く中で見えてきた「結」
実際に茅を葺いていると、自分たちが再生させようとしている茅葺き共同体の片鱗がちらり。茅葺きは、地域で、かつ自分たちの手で入手することができる素材だけでできますが、実際に葺くときには協力し合える二人以上がそろわないと葺くことが困難というシロモノです。茅葺き共同体の再生という言葉だと、茅葺きの建物の集合体をイメージしてしまうかもしれません。しかし実際には、人と人とがお互いに快く協力し合える結びつきこそが私たちのプロジェクトで再生したいものなのだとわかってきました。
(上)私たちが目指す”結"の姿。国も世代も越えて、たくさんの人たちが協力して葺き替えを行いました。白川郷で見ることができたこの景色を、私たちは和歌山でも生み出したいと考えています。
(上)生石高原は10月中旬から、夕暮れ時に輝くススキを撮ろうとカップルやカメラマンで賑わう
(上)まるで崖っぷちに座っているかのような写真が撮れるとして人気の「火上げ岩」
生石高原は、360度見渡せ、海まで見えるススキの草原や、断崖絶壁に座っているかのようなSNS映えする写真が撮れることから、現在は絶景スポットとして若者の間で大人気です。しかし、かつては平安時代ごろから地域住民の共同の茅場として利用されていました。その後、昭和30年代以降に住民の生活様式が変化し、茅葺き屋根などの衰退とともに、生石高原のススキ草原も刈り取り等の維持管理が行われなくなってしまいました。
その結果、枯れたススキが新たなススキの成長を阻害したり、雑木が伐採されずに大きく育ったりすることにより、ススキの勢力は徐々に衰えていき、生石高原全体に占めるススキ群落の面積も減少の一途を辿っていました。
現在、そんな生石高原の草原を維持するために地元の自治体やNPOなどの手によって、刈り取りや山焼きなどの保全活動が積極的に行われています。しかしながら、全てボランティアや非営利目的で行われており、持続可能とはいえません。また、その活動の担い手も高齢化などによって人手が不足しており、手入れを十分に行えない状況になっています。このままでは,今見ることができている広大なススキの景色が失われてしまう恐れがあるのです。
そこで、私たちは生石高原を茅場とすることで、生石高原を持続可能な資源・場所にしていきたいと考えています。生石高原のススキを茅刈りによって手入れを行うと共に、刈り取った茅を私たちの活動拠点である和歌山県かつらぎ町志賀地区や、日本各地の茅葺き集落のように茅を必要とするような所に出荷できるようにします。これによって地域内の経済的循環を生み出し、生石高原を維持する活動を持続可能なものとすることで生石高原の景色を守りたいのです。
よく「茅ってそんなに需要あるの?」と聞かれます。答えは、「Yes」です。現在茅の国内の出荷元は、熊本県の阿蘇や岩手県の北上川流域などが中心で、たとえば和歌山で葺き替えをしようと思うと、この辺りから持って来なければいけないため多額の運送費がかかります。そのため、中には費用を抑えるため、中国などから安価な茅を輸入している方々もおり、茅葺き職人さんからは、生石高原が茅場として復活するなら出荷してくれというお話もいただいています。また、茅葺きはもともと、自分たちの地域にある植物で行われるものであり、使い終わった後も地域に肥料として還ることが一つの魅力にあります。そのため、「日本の茅葺き屋根は、日本の素材で葺く」のが本来の姿であり、もっというと、「和歌山の屋根は、和歌山の素材で葺く」のが本来の姿なのです。そうした観点からも、費用も抑えられるなら日本の茅を使いたいという需要はあり、私たちは生石高原の茅の出荷先は多数あると考えています。
私たちの活動拠点である和歌山県かつらぎ町志賀地区は、茅葺き屋根の民家が集まる茅葺き集落です。しかしその現状は、地域にある茅葺き屋根24件全てが葺き替えをできず、トタン板を被せてしまった状態です。私たちのプロジェクトの目的は、この地域の全てのトタン板を剥がし、志賀地区の茅葺き集落を復興させることです。また、その活動の中で、新しい茅葺きの文化や、今の時代にあった新しい茅葺き共同体の形の提案です。
この目的達成にむけて、私たちは活動拠点である「古都里 志高庵」の物置小屋を改築し、まずは自分たちで小さな茅葺きの建物を作ってみることにしました。ただ作って終わりではなく、ちゃんとその建物を活かせる方法を考えました。小さな物置小屋の大きさでできることは何かを考え、自分たちのモットーである「結」ともかかる部分があることから、茅葺き屋根のおむすび屋さんを作ることにしました。その計画をする中で、おむすび屋さんを作る資金の約40%が屋根材に必要だということがわかりました。そして、先程、志賀地区の全ての茅葺き屋根が葺き替えができていないというお話をしましたが、これも、葺き替え費用の高騰が最大の理由だということが分かりました。葺き替え費用が高騰化してる原因には、主に”運送費”と、”供給が需要に間に合っていない”という2点が挙げられます。しかし、これらは先ほどもご説明したように、生石高原を茅場として復活させ、「和歌山の屋根を和歌山の素材で葺ける」状態になると、近畿圏ではクリアできます。そしてそれは、生石高原の景観を守ることにも繋がります。これらのことから、私たちは生石高原で茅刈りを行うことにしました。
次に、私たちはその準備を進めていく中で、私たちのモットーである「結」を広げるため、そしてたくさんの人に茅の素晴らしさや魅力を伝えるため、私たちだけで茅を刈るのではなく、多くの人に参加してもらえる茅刈りイベントを開催しようと企画しました!
生石高原の景色を守っていくために、茅刈りは今後ずっと続けていく必要があります。そのために私たちは、この茅刈りイベントを今年だけの単発イベントではなく、これから何年、何十年と地域で受け継がれていくような文化、行事にしていきます。これからの素晴らしい生石高原の景色を一緒に守るために、皆様のお力をお貸しください!よろしくお願いいたします!!!
▼「生石高原茅刈りイベント2020-21」開催概要 ▼
【開催日程】
2月20日(土)
2月21日(日)
2月28日(日)
午前9時〜16時
そのほか、3月にも開催予定(日程調整中)です!!
最新情報は各種SNSをチェック!!!
Instagram→ ”@musubi_yauemon3” で検索
Facebook → ”むすび屋 弥右エ門” で検索
【開催場所】
生石高原(〒643-0131 和歌山県有田郡有田川町生石・楠本地区/紀美野町中田地区)
アクセス
JR藤並駅・有田I.Cから車で40分(県道22号・国道480号を経由 楠本橋を渡りすぐ)
楠本橋を渡り左折から車で10分(町道ダム湖日浦線を北上)
町境札立峠を左折から車で5分
※交通手段がないけど参加したいという方もご参加いただけます。
【プログラム予定】
- 開会式
- 茅刈り体験
- お昼休憩
- 茅刈り体験
-茅葺きレクリエーション(コンペ、賞品あり)
- 閉会式
※ プログラムは予定です。変更する可能性があります。
【参加費】
今年は無料で開催します!
今年はクラウドファンディングで集まった資金を元に、参加費無料で開催します。
寄付してくださった方や地域の方など、みんなで茅刈りができたらと思います。
次回以降は、今回のイベントを振り返り、適した料金を設定していきます。
【参加者数】
各回最大50人
【参加方法】
こちらの参加申し込みフォームより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
【本イベントにおけるコロナウイルス感染症対策について】
本イベントでは以下の感染対策を実施しております。参加いただく皆様がより安心して、茅刈
り体験を楽しめるよう、可能な限りの対策を講じて参りますので、皆様、引き続きご理解とご協
力のほどをお願いいたします。
・ご来場いただいた参加者みなさまに、健康チェックシートによる活動前の健康チェックをお願
いしております。
・イベント開始前に、参加者みなさまに検温及びアルコール消毒のお願いをしております。
・イベント参加者みなさまに安心してお使いいただくため、道具の消毒も徹底しております。
今回、募集する300,000円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。
・消耗品購入代+参加者保険料・・・38,660円
・参加者の昼食補助代・・・200,000円
・ リターン原価・・・27,800円
・Motion Gallery 手数料・・・33,540円
◆ サンクスメール
メールにて、お礼状をお送りさせていただきます。
◆ SNSお名前クレジット
Instagramの投稿で、支援者様のお名前(企業・団体名・ニックネームも可)を掲載します。
※不適切な単語や表現等は、掲載をお断りする場合があります。
◆ 手書きの感謝状
私たちメンバーが一枚一枚手書きで書いたお礼状をお送りさせていただきます。
◆SNSストーリーズ宣伝権
私たちが現在活動の発信をしているInstagram(フォロワー1000人以上)及びFacebookの
ストーリーズ機能にて、ご要望があればお店やサービスなどのご紹介をさせていただきます。
◆本プロジェクトの特別Facebookコミュニティにご招待
私たちは「結」をモットーに活動しております。そこで、今回のご支援以降も支援者様とともに
プロジェクトを進めていけるよう、Facebook内の限定コミュニティを立ち上げることにしまし
た。情報共有などはもちろん、私たちは学生で未熟ですが、お互いにしかない強みを共有しなが
ら、本プロジェクトを超えて支援者様の皆様と何かを作り上げていければと思います。
◆かつらぎ町志賀地区サイクリングツアー
私たちの活動拠点である志賀地区を、自転車で回るツアーにご参加いただけます。
※日程等は、クラウドファンディング終了後、別途ご相談させていただければと思います。
◆茅葺き屋根の古民家ゲストハウス「古都里 志高庵」宿泊コース
私たちの活動拠点である茅葺き屋根の古民家ゲストハウス「古都里 志高庵」にご宿泊いただけま
す。
・1泊2日ペア
プロジェクトメンバーによる、志賀地区案内ツアーつき
ご利用は2021年4月以降になります。 ※ゴールデンウィーク等の繁忙期は除きます。また、ご満室の場合等ご指定日にそえない場合がございます。
今年は新型コロナウイルス感染症の流行のほか、例年に比べ寒い日が続いているため、生石高原の積雪の状態や路面凍結などにより、イベントが開催できない場合がございます。そのため、こちらで参加者様の安全の確保が難しいと判断した場合、やむをえず開催を延期・中止・開催場所の変更などさせていただく場合がございます。
また、今回集まった資金は、仮にこの2月〜3月のイベント開催が難しくなった場合、今年の11月以降の秋開催予定のイベントの費用とさせていただきます。必ず生石高原での茅刈りイベントの費用として使わせていただきますので、皆様のご理解とご協力の程宜しくお願い致します。
本プロジェクトはプロダクションファンディング(All in)での実施になります。目標金額に満たなかった場合でも、自己資金で補填し、集まった資金でイベントを実施します。またその場合でもリターンもお届けしますのでご安心ください。
【今後のスケジュール】(予定は変更になる場合がございます)
2021年2月上旬 茅刈りイベントクラウドファンディング開始
茅刈りイベント2020-21開催
2021年2月下旬 支援者様へ各種リターン発送開始
2021年春 おむすび屋さん「むすび屋弥右ヱ門」クラウドファンディング開始
2021年秋 茅刈りイベント2021-22開催
① クレジットカード決済
→本ページ経由でご支援をお願いいたします。支援したいコースを選んだ後、決済方法にクレジットカードを選び、そのまま購入画面へお進みください。
② 銀行振込・コンビニ払い
→本ページ経由でご支援をお願いいたします。購入したいコースを選んだあと、ご希望の決済方法を選び、そのまま購入画面へお進みください。
③ 現金
→現金でのご支援をご希望の方は、 こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。個別対応させていただき、代理でMotionGalleryに入金処理を行います。
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