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「山小屋エイド基金」をクラウドファンディングで実現!

登山者の安全と安心を提供する山小屋を、みんなで応援しよう!
「山小屋エイド基金」

登山の自粛が続く中、宿泊場所、登山道の保守、避難場所としてお世話になっている山小屋を応援するため「山と溪谷社」が立ち上げたプロジェクトです。集まった支援金は、本基金に賛同し、分配先となっている山小屋に均等に分配されます。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額3,000,000円を達成し、2020年8月13日23:59に終了しました。

コレクター
9442
現在までに集まった金額
96,871,982
残り日数
0

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このプロジェクトは、目標金額3,000,000円を達成し、2020年8月13日23:59に終了しました。

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山と溪谷社では、1930年の創業から90年にわたり、山岳や自然に関するさまざまな雑誌、書籍を出版しています。登山道整備や遭難救助など幅広く貢献してくださる山小屋の存続は、そのまま登山文化の存続に直結すると言っても過言ではありません。より多くの山小屋に、より多くの支援をお渡しできるよう、活動してまいります。

山小屋にまつわる本の紹介 vol.4『母が作った山小屋 黒百合ヒュッテ六十年』

vol. 36 2020-07-31 0

弊社刊行の山小屋にまつわる本を紹介していきます。

今回は、2016年に刊行した『母がつくった山小屋 黒百合ヒュッテ六十年』(YAMAKEI CREATIVE SELECTION Pioneer Books)について、担当編集の佐々木 惣よりご紹介いたします。

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登山道もはっきりしないころの北八ヶ岳。夫の遺志を継いで小屋を建てる

北八ヶ岳の黒百合ヒュッテは1956年(昭和31年)に営業が始まりました。小屋を建てたのは米川つねのさん。現在の黒百合ヒュッテの主人、米川岳樹さんの祖母にあたる方です。本書は岳樹さんの父で、二代目小屋主の米川正利(まさとし)さんが母・つねのさんの足跡をたどったエッセイ「母、米川つねの」を中心に、母と山小屋、森の仲間たち、思い出の人などについてまとめた本です。

かつて北八ヶ岳は登山道もはっきりしない深い森が広がり、山小屋は一軒もないところでした。そのような場所につねのさんはなぜ、山小屋を建てようと思い立ったのでしょう。正利さんは記録と記憶を頼りに、母・つねのさんの足跡を丹念にたどっていきます。

画=米川正利

つねのさんの夫、正利さんの父である定市(さだいち)さんは林業に携わっていましたが、1953年に脳溢血で突然亡くなられます。定市さん亡き後、つねのさんはひとりで4人の子供を必死で育てていきますが、日に日に生活は苦しくなるばかり。

その日暮らしの窮状のなか、つねのさんは定市さんが生前によく「八ヶ岳の黒百合平はよいところだ、いつか別荘を建てたい」と言っていたことを思い出します。つねのさんはそこがどんなところなのか、知らなかったのですが、その地を訪ね、そこで定市さんが言っていた黒百合平の素晴らしさに気づきます。草原、小川、天狗岳の雄峰、アルプスの遠望などなど。ここでつねのさんはここに別荘ではなく山小屋を建設する意志を固めました。

当初、子供たちや親戚に山小屋建設の話を持ち出しても、誰も取り合ってくれません。それでも懸命に訴え続け、諏訪営林署にも日参して山小屋建設の許可が下りると、さすがに周囲もその熱意にほだされて話し合いに応じたり、子供たちも母に従うようになっていきます。

とはいえ、多感な高校生だった息子・正利さんにとって、当初「母がつくった山小屋」は決して心の底から応援していたものではありませんでした。土日や休みのたびに山へ入るため、友達と遊ぶことも部活動もできません。なぜ小屋に通わなければいけないのか、泣きながら山道を歩くこともあり、「山を離れたい」という思いでいっぱいだったと追想します。

画=米川正利

多くの人たちの思いでつくられた山小屋。そして未来へ

つねのさんの苦労、正利さんの葛藤など、親子のさまざまな思いが丁寧に描かれている文章を読むと、黒百合ヒュッテがいまなお多くの登山者に愛される理由がわかってくるのではないでしょうか。つねのさんがつくった山小屋は当初、三間と十五間、15坪で50人も泊まるといっぱいでしたが、その後、多くの登山者が訪れるようになり、いまでは150人宿泊できる規模になっています。

本書ではつねのさんの思い出のほかに、音楽会のこと、山のトイレのこと、自然学校のこと、そしてさまざまな人とのエピソードが綴られています。なかでも本書の掉尾を飾る「山の話と篠原秋彦さんの思い出」は穂高東中学校での講演記録です。「空飛ぶレスキュー隊」として、多くの遭難者を救出した篠原さんとの思い出を通じて、正利さんはかくも素晴らしい人の存在を中学生たちに伝えます。

本書は著者の正利さんが「伝えたい」と望んだ人たちの記録です。伝える人がいなければ、過去は未来に繋がりません。過去を継承することで、未来はつくられていきます。「母がつくった山小屋」は同時に「多くの素敵な人たちの思いでつくられた山小屋」なのです。

黒百合ヒュッテはつねのさんの息子の正利さん、そして孫の岳樹さんによってしっかりと継承されています。いまは山小屋にいけなくても、その山小屋をつくった人たちに思いを馳せてみませんか? 次にそこを訪れたときに、より素敵な時間を過ごせるようになるに違いありません。

(※本書は少部数出版のため、現在では入手困難になっています。ご了承ください)

編集担当 佐々木 惣 

* * *

『母がつくった山小屋 黒百合ヒュッテ六十年』

「人も歩いていない山の中に、いったいなぜ、母は山小屋を建てたのだろうか」。1956年に営業を始めた八ヶ岳の黒百合ヒュッテ60年の歴史を振り返り、去来する万感の思いを綴ったエッセイ

詳細URLhttps://www.yamakei.co.jp/products/2816886520.html

※現在販売終了となっており、古書にて入手いただくことになります

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\本の舞台になっている、黒百合ヒュッテも登場/

いよいよ本日19:30~オンライントークイベント開催!

山小屋から生中継!萩原編集長が聞く!登山と山小屋の現状と課題 ~コロナ禍のもとでの登山~

八ヶ岳・硫黄岳山荘の浦野岳孝さん、南アルプス・北岳肩の小屋の森本千尋さん、北アルプス・太郎平小屋の河野一樹さんをお招きし、山と溪谷社の萩原浩司を進行役にオンライントークライブを7月31日(金)19時30分から、開催します。

冒頭では、先週末の4連休の八ヶ岳の様子を取材したVTRもアップ!

黒百合ヒュッテと高見石小屋に取材にご協力いただきまして、小屋の様子を見せていただきました。

山小屋の現状を知ることができる貴重な機会です。

■配信概要

開催日時: 2020年7月31日(金) 19:30~ ※1時間程度を予定

配信リンク: https://youtu.be/EHElwZF4rms

※上記URLにアクセスするとご覧いただけます。

出演:浦野岳孝さん(八ヶ岳・硫黄岳山荘 ほか)

   森本千尋さん(南アルプス・北岳肩の小屋)

   河野一樹さん(北アルプス・太郎平小屋 ほか)

進行: 萩原浩司(山と溪谷社/進行)

みなさまのご参加お待ちしております!

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山小屋エイド基金運営事務局

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    • 『山と溪谷』2020年12月号にお名前(大)と山小屋へのメッセージ(150字以内)掲載※なしも選択可
    • 『山と溪谷』1年間の定期購読(2020年12月号~2021年11月号 計12冊)
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    • 特別編集記事「山と山小屋の話」ブックレットとお名前掲載 ※掲載なしも選択できます
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    • 2020年12月 にお届け予定です。
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    • 山小屋エイド基金からお礼状PDF
    • 『山と溪谷』2020年12月号にお名前(大)と山小屋へのメッセージ(450字以内)掲載※なしも選択可
    • 2020年12月 にお届け予定です。
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