応援メッセージ②SPAC芸術総監督 宮城聰さん
vol. 4 2020-07-31 0
応援メッセージの紹介第2回は、宮城監督のメッセージです。すでにクラウドファンディング開始時にページに載せていますが、今一度。
© Ryota Atarashi
「静岡の強みって何?と尋ねられたら、僕は迷わず「開いていること」と答えるでしょう。長い歴史の中で、静岡ほど多くの人間が往来した場所は日本にほかにないと思います。だから閉鎖的にならずに、「いろんな人がいるもんだ」と受け入れられる。いま、人々がどうしても閉鎖的になってしまう状況で、それでも静岡が「開いている」ために、まちなかの劇場はすごくすごく大事だと僕は思っています。」
わたしは大学生の時静岡にやってきて、SPACを知り、利賀村で初めて宮城さんとお会いしました。利賀演劇塾に参加していたので宮城さんは講師で、座学の時間にはいろいろなことを教えていただいたのを今でも覚えています。その後コンクールに出た時にも、上演後は必ず言葉をかけていただきました。その頃はまさか自分が劇場を運営する日が来るとは思っていなかったけれど、都度都度いろいろ相談に乗ってもらったおかげで今のわたしたちがあると思っています。
演劇を観ることはもちろん、集まること自体が難しい今の世の中ですが、演劇が観れる場所・集まれる場所を残すためにもがんばっていきたいやどりぎ座です!
(支配人)
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