司会の酒井の取材日記 Vol.3
vol. 8 2021-07-23 0
埼玉県入間市、冬野星乱さんを取材しました!
今年の「わたぼうし音楽祭」は関東地方の入選者が多い。
埼玉県入間市、千葉県四街道市、東京都町田市、山梨県都留市・・・ 何と4人・・・。
しかし、取材・撮影に半日掛かったとしても、東京を拠点にすれば往復できる距離だ。
覚悟を決めて4泊5日の関東遠征へと旅立った。
心配は出発の数日前から新聞等を賑わせていたコロナの動向だった・・・ 東京都が緊急事態
宣言を発令するかも知れないとのこと。
祈るような気持ちで、こうした状況でも取材・撮影を受け入れてくれるかどうか連絡した
ところ、幸い全員が快い返事をくれたためホッと胸をなでおろす・・・
関東遠征の初日は、「やわらかな心」という作品を作詩・作曲した埼玉県入間市の冬野星
乱さんだった。
奈良を早朝に発ち、迷いながら入間市文化創造空間「Amigo」に着いたのは午後1時前・・・
冬野さんはすでにノドを慣らしている真っ最中だった。
かつて染色工場だったという昭和レトロな空間にピアノが一台ドーン!
冬野さんが弾くピアノとハリのある声が殺風景な空間に響き渡る・・・ その緊張感に身が引
き締まる。
撮影の準備をしている間も休むことなくピアノを弾き、歌い続ける冬野さん・・・ が、とに
かく暑い。
事前に聞いてはいたが、梅雨時の気温34℃のそれも空調のない室内の暑さたるや・・・ 正
直気を失うほどだった。
冬野さんの作品「やわらかな心」はピアノの弾き語り・・・ いよいよ撮影が始まった。
ボクの耳では申し分ないと思うのだが、冬野さんは納得しない・・・ 何回繰り返しただろう
、3回、4回、5回・・・ この暑さの中、冬野さんの体力と気力に正に脱帽である。
ようやく演奏・歌唱シーンの収録を終え、今度は間髪入れずにインタビューシーンの撮影
へと移る。
音楽のこと、家族のこと、障害のこと、未来のこと、いろいろ聞かせてもらった。
なかでもボクが印象に残ったのは障害のことだった・・・
さてこの続きは本番のお楽しみ!