司会の酒井の取材日記 Vol.2
vol. 7 2021-07-20 0
~北海道拓北養護学校を取材してきました~
取材・撮影を予定していた日の前日、突然携帯電話が鳴った。「明日(あした)来るさ」を作詩した坂下芽衣さん(17歳)が通う、北海道拓養護学校の高橋麻衣子先生からだった。
なんと芽依さん、体調を崩し熱が下がらず、しばらくお休みすることになったんだそうだ・・・。
一瞬、電話口で絶句したが・・・ 遠く北海道まで飛んできてまさか手ぶらで帰るわけにはいかない。芽依さん抜きでも取材したい旨を伝え、決行することになった。
学校に着くと高橋麻衣子先生と友善学校長先生が暖かく迎えてくれた。芽依さんのクラスは国語の授業中とのことで、早速教室に案内してくれた。
教室ではクラスメイトの橋獅恩くんと坂田海斗くんが、担任の西村綾先生となにやらむずかしそうに、時に楽しそうにやり取りしていた。実は、芽依さんの入選詩「明日(あした)来るさ」は、この国語の時間に生まれたんだそうだ。
と、西村先生が、急にひときわ明るい声でパソコンに向かって話し始めた。どうやら熱が下がって元気になった芽依さんとzoomがつながったようだ。画面を通してだが、笑顔の芽依さんの登場である。ど緊張していた獅恩くんと海斗くんの表情もとたんに明るくなった。
聞けば、仲良し三人組のクラスメイトだが芽依さんは一つお姉さん、獅恩くんも海斗くんも後輩にあたる。しっかりものの芽依さんはクラスではどうやらリーダー的存在… 一足遅れの主役の登場に二人とも安心したようだ。
芽依さんに画面越しで監視されながら、獅恩くん、海斗くん、西村先生、そして芽依さんが日曜日から金曜日まで生活しているという寄宿舎指導員の成瀬聡美先生にも話を聞いた。
はてさてそのその内容は・・・ 本番のお楽しみです。