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大人と子どもでつくる”まちのリビング”「Work and Play SOSHIGAYA」立ち上げをクラウドファンディングで実現!

世田谷区祖師谷に大人と子どもでつくる「まちのリビング」を!
「Work and Play SOSHIGAYA」オープン!

祖師谷大蔵駅から徒歩5分、商店街に面した複合拠点がこの春オープンします。
平日はコワーキングスペース、週末は子育てひろば、時にはレンタルスペースに。
地域と一緒に成長する「街のリビング」を目指します!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額300,000円を達成し、2021年4月30日23:59に終了しました。

コレクター
65
現在までに集まった金額
347,500
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額300,000円を達成し、2021年4月30日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
加藤 剛

外資系金融機関、国際協力機構(JICA)、国際NGOを経て、公益財団法人トヨタ財団では、国内のNPO支援に携わり、ローカルな取り組みの面白さに出会う。2018年7月からは、シェア施設を運営する株式会社タウンキッチンでマネージャー職を務める。2019年2月より、財団等に対して助成する一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)プログラムマネジャー。2020月7月より半年間の育休を取得。2020年12月、祖師谷大蔵への引っ越しを機に、子育てを通じて地域の人々がつながり、地域の担い手となるような施設の開業を決意。 6歳と1歳児の父。国際基督教大学(ICU)、ジュネーブ大学MBA卒。

このプロジェクトについて

祖師谷大蔵駅から徒歩5分、商店街に面した複合拠点がこの春オープンします。
平日はコワーキングスペース、週末は子育てひろば、時にはレンタルスペースに。
地域と一緒に成長する「街のリビング」を目指します!

開業までの道のり

こんにちは。Work and Play SOSHIGAYA(通称わーぷれ)代表の加藤剛(たけし)と申します。

わーぷれは、今年4月に開業する小田急線祖師谷大蔵駅から徒歩5分の場所にある複合施設です。平日は、テレワークやフリーランス・副業の仕事場またはキャリアアップの勉強場所などとして使える会員制ワークスペース、休日は乳幼児期の子どもを遊ばせたり、親がほっと一息ついたりできる子育てひろばになります。ワークショップなどを開催するイベントスペースとして借りることもできます。

詳細はホームページをご覧ください。

祖師ヶ谷大蔵駅前

今回開業の場所を選ぶにあたって条件としていたのは、自宅から徒歩圏内であること。そこにこだわったのには、2014年から18年に在職していた公益財団法人トヨタ財団の影響が大きいです。当時私は、国内の課題解決に取り組むプロジェクトへの助成事業を担当していました。そして、地域課題を住民自らが解決していくことが大事であるとの考えから、そういったプロジェクトを応援していました。ただ、大事だといいつつ、私自身が住む地域で何もできていないことに対して、もどかしさを感じることが多々ありました。

そんな中ある日、娘とよく行っていた近所の公共施設で、子どもがその親から執拗に罵声を浴びせられてる瞬間に遭遇し、その虐待と思われる光景を目の当たりにしたことがきっかけで、虐待や自殺、社会的孤立といった社会課題が、他人事から一気に自分事となったのです。そして、それらの予防に一市民としてできることをやりたいと考えるようになりました。

ただ、一人でできることには限りがあります。そこで、なるべくたくさんの方に関わってもらえるよう、参加のプラットフォームのようなものにしたいと考えています。これもトヨタ財団時代に得た学びの一つです。社会課題をワガゴトとしてとらえ、意見を出し合ったり協力し合いながら社会を改善していくプロセスこそが、市民の力であり、希望なのではないでしょうか。

トヨタ財団を退職した後は、「一人ひとりが当事者になって、地域の暮らしに自分ゴトとして参画」する基盤を作ってる株式会社タウンキッチンに合流。コワーキングスペースを含む創業支援施設で、何かを始めたいと思った人たちのサポートを行ってきました。

最終的に今回の事業の立ち上げを決意したのは、昨年春、緊急事態宣言が出た後、ゼロ歳児を含む幼児2人が家にいる中で在宅勤務をしているときでした。外出や移動が制限されたことで、リモートでのコミュニケーションが加速したのと同時に、家族や地域の重要性が見直されましたでは今後、私たちは地域とどういった関係を築いていくのがいいのでしょうか。その正解のない問いに対して、私は今回の事業を通じて探求してみたいと思っています。

開業を決意してからは、思い切って半年間の育休を取得し、育児・家事をしながら開業の準備をしました。その一環で、東京都が主催している子育て支援員研修を受講。子育てひろばが、子どもの遊ぶ権利(「子どもの権利条約」31条)を保障するうえでも、重要な役割を果たすと改めて認識しました。

「子どもの権利条約」第31条

  1. 締約国は、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い、並びに文化的な生活及び芸術に参加する権利を認める。
  2. 締約国は、児童が文化的及び芸術的な活動並びにレクリエーション及び余暇の活動のための適当かつ平等な機会の提供を奨励する。

サービスや居場所の先にあるもの

アフリカには、“It takes a village to raise a child“(一人の子どもを育てるには村が一つ(まるごと)必要)ということわざがあり、まさにわーぷれが目指す世界観です。ただし、現代社会では、核家族化などにより、子育てが孤立化してしまっています。そこで、わーぷれの役割は、サービスや居場所の提供以上に、人と人とをつなげていくことと、地域の人が子育ての支え役になれるような仕組みづくりだと考えています。

つながりに関しては、働く人同士や子育てする親同士はもちろんのこと、子どもと親以外の大人(ボランティア含む)もナナメの関係として重要です。また、平日は、コワーカーとしての立場で話していた人たちが、イベントでは一参加者として体験を共有したり、休日に商店街で街の住民としてばったり会ったり、週末は親という立場で再会し、関係を深めるということも考えられます。それから、これからパートナーを迎えたり、新たな家族を迎える方や子育てを始める方が、経験者から話を聞く機会なども作れるのではと考えています。家のリビングで家族が一緒に過ごしたりすれ違うように、地域の人が空間を共有し交差する「街のリビング」のイメージです。

子育ての支え役になれるような仕組みとしては、「参加のミニ百貨店」のイメージを考えています。わーぷれとの最初の接点は、コワーキングスペースや子育てひろば、あるいはイベント参加という形が多くなるかと思います。会員になった後は、寄付をしてくださるサポーター会員になったり、あるいは場所を借りて子育て世代向けはもちろん、地域のみんなが参加できるような企画を考えたり、将来的には子育てひろばを支えるボランティアになったり、様々な関わり方の選択肢があり、かつその役割をその時々によって変えたり、複数担ったりすることが可能です。誰が支えられる側なのか支える側なのかわからないような状態も大事だなと思っています。

わーぷれがオープンするのは、小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅から、成城学園前駅方面に歩いて徒歩5分、2年前にできた名所であるカネゴン像の目の前にあります。


3月10日現在のわーぷれの入口。実はこの写真のどこかにカネゴン像の頭が写りこんでいるのです。。。

祖師谷大蔵といえば、何と言っても活気のあるウルトラマン商店街。わーぷれも会員として商店街を盛り上げていければと思っています。駅周辺は戸建てが多い一方で、子育て世代が多い築浅のマンションや、2,3年後に建て替えられる古い公営団地もあったりして、様々な方が暮らしています。

施設はオープンしたら完成ではなく、地域に住む様々な人と一緒に成長して行くものだと思っています。会員やボランティアでたまに集まって、それぞれのやりたいことや地域の困りごとについて話し合いながら、運営方法を変えたり、将来的には、地域のニーズに応じた新しい企画や事業を実施できたらいいですね。ワクワクするような新しく何かを作るまちづくりと、地域に暮らす方々の困りごとを解消する福祉の融合を目指していきたいです

お金の使い道

今回集まったお金は、週末の子育てひろばに必要な家具類やおもちゃのために使わせていただきます。大まかな内訳としては、

おもちゃ・・・・・・・・・20万円
授乳椅子とおむつ交換台・・10万円
子ども用の机と椅子・・・・10万円
           合計40万円
         自己資金10万円
         必要金額30万円

おもちゃは、「指先を使った微細遊び」、「動かす遊び」、「転がす遊び」、「ごっこ遊び」、「造形遊び」、「ゲーム・ルールのある遊び」、「音遊び」など、年齢に応じて発達を刺激する良質なものを取りそろえたいと考えております。


長女が1歳のとき@おもちゃ美術館

スケジュール

2021年3月15日 工事完了予定

2021年3月16日~26日 家具備品類購入

2021年3月28日~ プレオープン・内覧開始

2021年4月1日 グランドオープン


3月10日現在の工事状況

リターン

「コワーキングスペースのドロップイン利用」

わーぷれのコワーキングスペースは、「気づいていたらいつの間にか地域とつながっている」ことを目指していきたいので、時間や日単位のドロップイン利用がありません。ただ、今回応援してくださった方に限り、一日ドロップインをご利用いただけます。(事前予約制・ご利用は12月末まで)

「おもちゃ・遊び方・環境づくり講座」

オンラインサイト「いろや商店」の店長、大澗優輔さんに成長・発達に沿ったおもちゃ・知育玩具などの選び方から、室内遊び・外遊びでの遊び方・環境づくりに関する講座を開催していただけることになりました。

「いろや商店」は、おもちゃや絵本などを取り扱うだけでなく、読み応えがありかつためになる記事がたくさん載っているのです。出産祝いや誕生日プレゼントの選び方については特に人気の記事なんだとか。大澗さんがなぜお店をやるようになったのかや、どういう思いでやっているかなどを読んで、「この人におもちゃ選びのプロデュースやおもちゃ選び講座をお願いしたい!」と思うようになりました。コンタクトしてみると、なんとお住まいは隣の駅!直接お会いして今回の企画を相談したところ、ご快諾くださいました。

「おもちゃ・遊び方・環境づくり講座」は、0-2歳を対象に、わーぷれで実施します。オンラインでの実施も考えたのですが、今回は実際にわーぷれに来てもらうきっかけにしたいのと、お子さんにおもちゃを手に取ってもらって反応を見ていただきたいと考えています。大澗さんには、成長段階に応じたおもちゃを持ってきてもらう予定です。実施時期は感染状況にもよりますが、5月下旬から6月の週末で、最大5組×4回を想定しています。

大澗さんからのメッセージ:「育児・子育てが苦手な人でも、無理なく子供と一緒に過ごせるように、おもちゃと上手に付き合いながら過ごすコツを実際に遊びながらお伝えします。子供との過ごし方に悩むパパの参加もお待ちしてます!」


いろや商店 店長の大澗優輔さん

「助成金の申請相談」

私加藤は、助成金の仕事に携わるようになってちょうど10年ぐらいになります。申請する側も審査する事務局の両方を経験しました。(今回の開業にあたっても、東京都の商店街起業・承継支援事業の成金に採択されています。)

助成金の申請する前にお勧めなのが、計画を第3者に見てもらうことです。応募先の事務局に相談できるのが一番ですが、できないあるいはそれに加えて壁打ちを希望される方は、私を壁としてつかってください。(ただし休眠預金活用に関わる事業はご遠慮いただいています。)

助成金申請の締め切りが多い秋を見越して、12月末までの間、オンラインで1時間程度お話できればと思います。

想定されるリスクとチャレンジ

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。集まったお金で家具類やおもちゃを購入し、不足分があれば自費で賄う予定です。場合によっては、オープン当初は少しおもちゃの種類が少なくなってしまう可能性もありますが、時間をかけて買い足していきます!

今回のプロジェクトは、資金を集めることよりも、多くの方に参加していただく機会として捉えています。なので、支援の検討と合わせてプロジェクトをシェアいただけると嬉しいです!

最後に。

新型コロナウィルスの感染拡大により、「働く」や「育てる」環境がガラッと変わってしまい、不安な状態が続いているかと思います。コロナ禍前から孤立していた方や家族にとってはなおさらです。今回のプロジェクトがそんな不安を少しでも和らげ、地域のつながりや役割づくりの一助となれば幸いです。

小さな小さな一歩ではありますが、一歩では終わらせず、地域内外の方と連携しながら、二歩、三歩と歩み、娘たちの代や今はまだいない孫たちの代に、誰もが幸せを実感しやすい地域や社会にしていきたいと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。今回ご支援いただいた方もそうでない方も、わーぷれで歓迎いたします。是非遊びに来てください! 

加藤剛(かとうたけし)
【プロフィール】
親が転勤族だった反動で、今はじっとしているのが好きです。笑 オフな日は、料理や掃除をしたり、6歳と1歳の娘たちと近所の公園巡りをすることが多いです。最近はあまり練習できていませんが、子どものころからチェロをしていました。
仕事は、トヨタ財団とタウンキッチンの他、保険会社、政府系機関、NGOを経験しました。今回は、休眠預金活用に関する仕事もしつつの開業になります。
座右の銘:「Be the change you want see in the world」

リターンを選ぶ

  • 2000

    とにかく応援コース①

    • 感謝メッセージ
    • スペース内にお名前掲載(小)
    • 2021年05月 にお届け予定です。
    • 16人が応援しています。
  • 残り19枚

    3000

    コワーキングお試しコース

    • 感謝メッセージ
    • スペース内にお名前掲載
    • 一日ドロップイン利用(12月末まで)
    • 2021年05月 にお届け予定です。
    • 11人が応援しています。
  • 残り14枚

    3000

    おもちゃ講座コース

    • 感謝メッセージ
    • スペース内にお名前掲載
    • 「おもちゃ・遊び方・環境づくり講座」
    • 2021年06月 にお届け予定です。
    • 6人が応援しています。
  • 5000

    とくにかく応援コースその②

    • 感謝メッセージ
    • スペース内にお名前掲載(中)
    • 2021年05月 にお届け予定です。
    • 10人が応援しています。
  • 残り2枚

    6000

    コワーキング3回利用コース

    • 感謝メッセージ
    • スペース内にお名前掲載
    • 一日ドロップイン利用×3回分(12月末まで)
    • 2021年05月 にお届け予定です。
    • 8人が応援しています。
  • 残り8枚

    10000

    助成金申請壁打ちコース

    • 感謝メッセージ
    • スペース内にお名前掲載
    • 助成金申請内容の壁打ち
    • 2021年05月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
  • 10000

    とくにかく応援コース③

    • 感謝メッセージ
    • スペース内にお名前掲載(大)
    • 2021年05月 にお届け予定です。
    • 12人が応援しています。