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ボイスミュージカルvol.1『想稿・銀河鉄道の夜』をクラウドファンディングで実現!
ミュージカルをもっと身近に感じて欲しい!そんな想いを込めて、音声で楽しむミュージカルの新しいカタチ「ボイスミュージカル」を素晴らしい役者やエンジニアと作りました。vol.2が作れるようにたくさんの人に届けて成功させたい!
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幼少の頃よりピアノ・合唱・吹奏楽・オーケストラ・バンドと幅広く音楽活動を行う中で自由 に音楽を作って表現する楽しさに目覚め、 シンガーソングライターとして活動しながら作編曲 について独学で学ぶ。舞台「鬼滅の刃」などの人気舞台にBGM制作や歌唱曲アレンジャーとして携わり、高い評価を得る。 その才能を目の当たりにした舞台作曲家・和田俊輔が「次世代のミュージカルシーンを担う存在になれる」と惚れ込み、2021年、和田が株式会社OTO.LIKOに誘い専属作編曲家として入社。「「Dr.STONE」THE STAGE~SCIENCE WORLD~」などを数々の舞台作品の音楽を手掛ける。
ミュージカルをもっと身近に感じて欲しい!そんな想いを込めて、音声で楽しむミュージカルの新しいカタチ「ボイスミュージカル」を素晴らしい役者やエンジニアと作りました。vol.2が作れるようにたくさんの人に届けて成功させたい!
いつも応援してくださっている皆さん、初めましての皆さん、このたびは「想稿・銀河鉄道の夜制作プロジェクト」のページをご覧いただきましてありがとうございます!
舞台作品を中心に活動している作曲家のはるきねるです。
私はミュージカルが大好きです。エンターテイメントを構成する全ての要素が詰まっていて、歌・ダンス・お芝居・演出などで物語や感情が劇的に表現されていくところや、幕が上がれば日常から切り離された特別でキラキラした時間を味わえることにとても魅力を感じています。
ただ、ミュージカルに親しみがない人には『ミュージカルはとても敷居の高いものだ』と思われてしまっていることをとても寂しく悲しく思っています。
ミュージカルをもっと身近に感じて欲しい!ミュージカルファンと文化を日本中に広げたい!
そのような想いを込めて、ミュージカルの新しい「カタチ」をさぐるために『ボイスミュージカル』という企画を立ち上げました。
ミュージカルを観劇するには、まず予定を開けなくてはいけません。私自身もそうですが、子育てをしながら働いている女性など、先の予定を確定することが難しい人にとって、劇場に行く時間を作り出すことはとても大変なことです。1人ではなく、友人や家族と一緒に観劇するとなると、さらに難易度が増します。
また、金銭面も敷居が高いと思われる原因のひとつだと思います。大規模のミュージカルでは、映画よりも、ディズニーランドやUSJよりも、高いチケット代が必要です。地方に住んでいると「見たい舞台の公演が地元では開催されない!」という人も多いと思います。遠征するとなると、さらに時間と費用と手間がかかります。
映画などと比べて、あまり気軽に触れることができないエンターテイメントなのは確かです。
また、お芝居の中で突然歌い出したり踊り出すことに抵抗感を持たれている方もいます。
とはいえキャラクターが歌いながら新しい一歩を踏み出したり、愛を育んだりする『アナと雪の女王』や『塔の上のラプンツェル』などのディズニー映画もミュージカルです。
もちろんアニメーションのすばらしさや脚本・音楽の良さもありますが、それでもディズニー映画を見て「素敵!好き!」と思える人は、すでにミュージカルの良さに触れていると思うのです。
ディズニー映画やミュージカル映画に比べて観劇するチャンスや機会が少ないことで、敷居の高さや苦手意識を産んでいるのではないかと思っています。
どうすればミュージカルは敷居が高いものではないと思ってもらえるんだろう?
身近に感じてもらえるのだろう?
そこで私は、場所も時間も選ばない音声のみのミュージカル:ボイスミュージカルを思いつきました。
音声のみだったら、散歩中でも運転中でもお風呂に入ってる間でも、どんなに忙しい人でも隙間時間を有効活用しながら、ミュージカルに触れることができます。途中で止めることもできるし、聞き直すことだってできます。どんな場所、どんな時でも、登場人物がまるで目の前でしゃべっているように聞こえてきます。
また、1人の声優やナレーターが読むオーディオブックとは違い、複数の役者の声がするので、掛け合いを楽しむことができるし、その場面をより想像しやすくなります。唐突に歌い出すことに違和感を持ってる人も、作品情報は音だけになるので、きっと受ける印象が変わると思います。
ながら聞きできる、耳で聞いて観る演劇というカタチを提案してみたい!!と思いました。
最初「よし!やるぞ!」と決心した時は、完全にひとりで、自主制作で行おうと思っていました。
でも、キャストさんへの出演料、レコーディングスタジオ代、エンジニアさんの稼働費など、自分の理想を詰め込んだ一歩も妥協しないミュージカルを作ろうとすると、とんでもない金額のお金がかかってしまうことに気がつきました。私のわずかな予算では、それをかなえることは到底できません。
お金が貯まるのを待つことも考えましたが、今後の自分のスケジュールを考えると、しっかり動けるのは今しかなく、このタイミングを逃すと次はいつになるか分かりませんでした。
「どうせやるなら自分が納得できるミュージカルを作りたい!妥協もしたくないし、お金が貯まるまで我慢できない!!どうしてもやりたい!!」と思った私は、事務所にお金を融資してくれないかとじか談判しに行きました。
所属事務所の代表取締役の新良俊輔(作曲家名:和田俊輔)もマネージャーも、私の企画に興味を持ってくれました。でも相談した当時、うちの事務所は創業1年半。とても小さな会社です。大きな金額を気軽にポンと貸してくれるほどの余裕はないだろうなと思っていました。それでもわらにもすがる思いで、やりたい企画があること、お金の問題にぶつかってしまったこと、難しいことはわかっているけど少しでもいいから助けてほしいと相談しました。
和田さんは「とても面白そうな企画だし、なによりこの企画ははるきねるの成長につながる!」とお金を立て替えてくれること、マネージャーも一緒に企画を手伝ってくれることを提案してくれました。応援してくれる人がいることがとても嬉しかったし「これで妥協せずに100%自分の大好きを詰め込んだミュージカルを届けることができるぞ!」と、とてもワクワクしました。
2023年2月。まずは戯曲を選ぶところから始まりました。どの作品にしようかと悩んでいた時に、和田さんからおすすめされたのが北村想さんの『想稿・銀河鉄道の夜』でした。
戯曲の元となる『銀河鉄道の夜』は宮沢賢治の代表的な児童小説です。貧しい少年ジョバンニとその親友カムパネルラが、宇宙を旅する不思議な銀河鉄道に乗って旅をしながら、別れと旅立ちを経験する、生と死を描いた作品です。(ジョバンニたちが猫の姿で描かれた、杉井ギサブロー監督のアニメ版も有名です。)
北村想さんの『想稿・銀河鉄道の夜』はそれをもとに戯曲化したものです。宮沢賢治版の難解な台詞回しや表現がわかりやすく整理され、北村想さんの詩的な表現や言葉が加わったことでより透明感のある作品となっていて、高校演劇では定番ともいわれる北村想さんの代表作の一つです。
『想稿・銀河鉄道の夜』を提案された時、マネージャーからは「本当に大丈夫?」と心配されました。生と死を描く作品と向き合うことになるからです。
私は2022年9月に一人息子を亡くしています。
2019年のクリスマスに急性白血病と診断されました。風邪だろうなと思って病院に連れて行ったところ白血病という診断を受け、そのまま家に帰ることも許されないないまま即日入院となりました。小児白血病と診断される子供は年間で1000人程度しかいないそうです。そんな珍しい病気になんで、よりによって、自分の子供が……と、この世の終わりだと思うくらい落ち込みました。
愛する息子のため、私は3年間どんなに忙しくても毎日毎日病院へ通い、看病に明け暮れました。母親にとって自分の子供は魂の半分が飛び出して歩いているくらい大切な存在です。私が変わってあげれたらいいのにと何度も何度も思いましたが、できることは何もない。まるで半身をえぐり取られてるような苦しみの日々でした。2020年のコロナ禍に突入して、面会することも難しくなり、1週間に1時間だけしか会えなくなってからも、彼の闘病を応援し続けました。
『想稿・銀河鉄道の夜』を提案された当時は、息子が旅立ってから半年。「死」という逃れられないものをどう考えれば良いのか「救い」を探していた時期でした。
読み出すと一気に物語に引き込まれ、泣きながら読みました。北村想さんの『想稿・銀河鉄道の夜』には原作には無かった「救い」があると感じたからです。
人は家族や大切な人を亡くすと誰しもが大きなショックを受けます。その後悲しみを受け入れ、癒やしていく行動を「グリーフケア」と呼ぶそうなんですが、その中のひとつに「物づくりをする」というものがあります。私は何かを作るという行為は、「自分の中から考えを引き出す自分との対話」だと考えていて、それをすることによって「なぜ悲しいのか」から始まり「どうしたら悲しみを受容できるのか」を見つけることができるということなのだろうなぁと思います。宮沢賢治もお姉さんを亡くしていて、生と死について考えを深める中でさまざまな作品を残したどり着いたのが『銀河鉄道の夜』という作品です。ただこの作品の結末は、死を事象として描くとてもドライなものです。宮沢賢治が生と死について考えを深めていく中でたどり着いた一つの到達点がそこだったのだと解釈しているのですが、子供を失って1年も経っていない私には到底まだまだたどり着けない境地でした。
北村想さんの『想稿・銀河鉄道の夜』を読んで、「宇宙にあるものはもともとは全部が1つだから、この宇宙のすべての物質にその人は存在しているよ。たとえ亡くなったかもしれないけど、どこにでも存在しているんだよ」と語りかけてくれるようで、まさに当時の私が探し求めていた一つの「答え」でした。
私もいい大人だし、心配してくれる人の前で泣き喚くこともできないし、言葉でこの3年を伝えようとすると重すぎるし、苦しみを全て伝えることもできないのであまり多くのことは語ってきませんでした。でも、音楽だったら悲しい音楽を書いても許されるし、言葉がなくても伝えることができます。
この一つの「答え」を与えてくれた戯曲を私の音楽で作品として表現したい!私がこのタイミングで出会えて救われたように、同じように大切な人を亡くして「答え」を探している全ての人へ、この戯曲をミュージカルにして共に届けたい!その想いでこの『想稿・銀河鉄道の夜』という作品を選びました。
『想稿・銀河鉄道の夜』は戯曲ですので、上演されることを前提として書かれたものです。耳だけで聞くとなると表現しづらい場面もあります。ボイスミュージカルとして成立させるために、まず北村想さんに戯曲の使用と一部に手を加えていいか許可をとるところから始めました。北村さんにとっても「音声のみで戯曲を表現したい」という依頼は初めてだったようで最初は困惑させてしまったのですが、好きに表現していいという許可をいただきました。私が心を打たれた北村さんの表現を変えずに、音声だけでも通じるように、戯曲を潤色しました。
その次にキャストを決めることになりましたが、これに関しては悩みに悩み、2ヶ月もかかりました。戯曲を何度も読み直しそれぞれの役を掘り下げ、イメージに合う役者さんを探しました。
カムパネルラは大人びた少年です。メロディもあえて難解なものを書きたいと思っていました。通常のミュージカルと違い、稽古期間はありませんので、難解なメロディを歌いこなせるような歌唱力の高い役者さんがいいなと思い、昔ミュージカルで拝見した時に歌の上手さや表現力がずば抜けていた田村芽実さんにたどり着きました。音楽と演劇を愛していて、たくさんの表現に挑戦をし続けている彼女と一緒に作品をつくりたいと思い、彼女の展覧会に行き、直接出演交渉をしました。深く事情を語るつもりは無かったのですが、たまたまその時の朗読劇が大人になる前のまだ何者でもない少女たちの旅立ちを描くという内容でMCで子供が亡くなるニュースが辛い、自分ができることがあれば手助けしたいという話をしていて、私が息子を亡くしていて、だからこそ『想稿・銀河鉄道の夜』という作品を選んだことと、力を貸していただきたいと話すと、彼女はそっと抱きしめてくれて出演を快諾してくれました。
<田村芽実略歴>ーーーーーーーーーーーー
群馬県出身。2011年、ハロー!プロジェクト、スマイレージ(14年アンジュルムに改名)としてデビュー。高い歌唱力と表現力でグループの中核を担うメンバーとして活動。16年、同グループ卒業。18年にソロアーティストとしてメジャーデビュー。女優・ソロシンガーとして精力的に活動している。主な出演作に、舞台:『MEAN GIRLS』ジャニス役、『ヘアスプレー』アンバー役、音楽劇『クラウディアProduced by 地球ゴージャス』クラウディア役、『ウエストサイド・ストーリーSeason2』マリア役、TV:特集ドラマ『アイドル』小柳ナナ子役(NHK)など。読売新聞夕刊popstyleでコラム「ひめごと」を連載中。音楽劇『ダ・ポンテ』ナンシー役、連続テレビ小説『らんまん』(NHK)大畑佳代役で出演。
ジョバンニはカムパネルラとは逆で、少年らしい無邪気さや幼さを感じる子です。あえて彼にはシンプルなメロディをあてたいと思ったので、まっすぐで芯のある歌声を探し、たくさんの資料を聞きあさりました。そうしてたどり着いたのが新正俊さん。出演してる作品を映像で拝見して、この人なら私が求めるフレッシュさと同時に、ジョバンニの持ってる心優しさや影の部分をしっかりと表現してくれると惚れ込み、オファーしました。出演が決まったあと、自主的にアニメ版や絵本などあらゆる『銀河鉄道の夜』に触れて、作品を深掘りしてくれたと聞き、とても嬉しかったです。
<新正俊略歴>ーーーーーーーーーーーー
大阪府出身。1999年生まれ。16歳の時に、舞台デビュー。舞台『魔法使いの約束』第1章~3章で真木晶(賢者)役に大抜擢。その後、ダウンロード数750万突破のイケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』を舞台化したMANKAI STAGE『A3!』に、兵頭九門役で出演するなど、主に2.5次元舞台を中心に活躍。2023年には、アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』にて、主人公・哀川和彦役を演じた。さらに、自身初となる映像作品である、映画『新メンを募集したら、そこも異次元空間だった。』(23年公開予定)や舞台『フルーツバスケット 2nd season』など出演を控える。
主役2人が決まった時点でこの作品は絶対に良いものにできると確信しましたが、他の役者さんにも一切の妥協をしませんでした。
ザネリは少しひねくれた、意地悪な少年です。一方、物語の途中ででてくる青年はザネリと似ているという表現があります。普通のミュージカルでは同じ顔の人が演じることで、似ているという表現が伝わりますが、ボイスミュージカルですので、その演じ分けが難しい役です。幼い少年と落ち着いた青年の声が似すぎてても変だし、違いすぎても変です。その二役を演じ分けられる演技力を持ち、かつジョバンニとは違った歌声を持つ役者さんを探し、中谷優心さんにお願いしました。
また、私は本作品では暗くて少し怖いイメージのある有名なアニメ版と違い、絵本が持つファンタジー感はそのままに、もっとポップで明るい雰囲気を作りたいと思っていました。声だけの演技で個性豊かなキャラクターを表現でき、かつミュージカルとしてしっかり支えてくれる歌の上手で器用な役者さんとして浮かんだのが、私が音楽を担当した舞台『Dr.STONE THE STAGE -SCIENCE WORLD-』に出演していた石田隼さんと、事務所の先輩の新良エツ子さんでした。
表現力の高い役者は揃ったけど酸いも甘いも噛み分けたような人生の深みが足りないな……と悩んでいたときに観に行った小劇場の作品で、出番のたびに歌と芝居で作品に深みを出していたラサール石井さんを観て、足りなかった要素はこれだ!と思い、その日に交渉の連絡をしました。
最後まで決まらなかったのは少女役。死というものはある日突然訪れるもの。死の非常さを感じてもらいたくて、この作品で「普通の女の子」を演じられるキャストを探していました。アイドルとして女の子として、日々を楽しく、時に苦悩しながら生きている女の子ならそれを表現できるかもと思い、歌声も他の女性陣と異なる透明感を持っている江﨑葵さんにお願いすることにしました。
こうしてこだわり抜いたキャストが揃いました。
ボイスミュージカルにとって要であるレコーディング&ミックス・マスタリングエンジニアにはstudio MASSの榎本竜太さん。音を聞いてその場を駅のホームに変えたり宇宙の大きさを感じさせたり、演劇にとって一番大切な場を変えるということにおいて大事なことは音楽に流れる空気だと思っています。以前一緒にお仕事させていただいた時に、榎本さんは空気を大切にミキシングしてくれるエンジニアさんだなぁと感じて、私がこういった作品を作る際はお願いしたいなぁとずっと思っていて、今回その願いがかないました。
また、音声だけでしか表現できないボイスミュージカルにとってメインビジュアルはとても大事なものです。聞く人には近代的すぎず絵本のような印象を持って欲しいと、イラストレーターも悩みに悩み、アナログでファンタジーな世界観を表現することにたけているtamaさんに依頼しました。
さまざまな作品に音楽を通して関わってきましたが、制作側で携わったことはありませんし、演出をしたこともありません。初めてのことに私は正直テンパり倒していました。企画を進めている中で妊娠が発覚し、企画を出産後にしないかと提案もされましたが、どうしても出産前に進めたいと思い、マネージャーに無理を行って制作を進めました。
なんとかなるだろう!と思っていても、レコーディングまでは不安で不安でしょうがありませんでした。でも、初心者演出家、初心者制作として動いていた私を事務所のみんなが助けてくれて、和田さんは企画を盛り上げようと一緒にYoutubeの番組までやってくれて、「楽しみにしてます!」と応援してくれるリスナーさんにも力を頂いて、なんとかレコーディングに辿り着き、みなさんの歌を聞かせてもらった時、正直涙が出るほど感動しました。私の思っていたイメージとぴったり、なんならそれ以上のものをキャストのみなさんが提示してくれたからです。リモートで読み合わせした時よりもお芝居を作り込んでくれて、こうしたらどうかという提案もしてくれました。声だけでも十分に成立する作品になる!これなら私の思い描いた100%自分の大好きを詰め込んだミュージカルが作ることができる!と確信しました。
今はレコーディングした歌やセリフを聞きながらBGMを足したり、セリフの間合いを考えたりしながら整える作業をしています。作業を進めて自分のこだわりを詰め込むたびに、早く聞いて欲しいと思いながら作業しています。たくさんの音楽を作ってきてどの音楽のことも愛していますが、今回の作品が間違いなく傑作である自負があります。絶対に聞いて欲しい。そう思いながら作品を制作しています!
ボイスミュージカルvol.1『想稿・銀河鉄道の夜』は来年以降、一般配信を予定しています。が、今回ご支援いただいた方には、いち早く完成したボイスミュージカルをお届けいたします!一般配信ではどうしても音質が下がってしまうので、音質良い状態でボイスミュージカルを楽しんでいただけるのは、今回のクラウドファンディングでご支援していただいた方のみとなります!
また、ボイスミュージカル単品以外にも、リターンとして様々なバリエーションをご用意致しました。
◉劇中歌のみをまとめたアルバム(MP3版・ハイレゾ版・プレスCD)
ボイスミュージカル本編では劇中歌単体で聴いていただくことはできませんので、曲だけを何度も聴きたいという方はアルバムが付いてくるものがおすすめです!!劇中歌だけでなく、先行シングルとして配信した田村芽実さん&新正俊さんによる『ケンタウルス露をふらせ(Duet Version)』や、はるきねるソロの『銀河鉄道の夜 (Neru Haruki Version)』、さらに今回のリターン限定でお聴きいただけるカラオケ版(Instrumental Version)も全曲収録!!
データでダウンロードできるMP3版とハイレゾ版、そしてプレスCDをご用意いたしますので、お好きなものをお選びください!CDは今回のリターンでのみの提供となり、一般販売はございません。今回を逃すと二度と手に入らないのでCDは特におすすめです!!主演の田村さん&新正さんお二人のサイン入りCD、はるきねるのサイン入りCDもご用意いたします!
◉楽譜(劇中歌12曲+先行シングル1曲の13曲分)
レコーディング時にキャストのみなさんに資料としてお渡ししたものです。こちらはデータでお渡しします。また、それとは別に、キャストの皆様にご協力いただいたサイン入り楽譜レプリカもご用意致しました。
各キャストさんに関わりのある劇中歌の楽譜1ページ目の横にそれぞれサインをいただいたものを額に入れてお届け!届いてすぐに飾ってただけます!
◉『はるきわだ』イベント
ボイスミュージカル『想稿・銀河鉄道の夜』を作り始めた当初、その楽曲デモを聴いた私の師匠・和田俊輔から忖度なしで公開ダメ出しをされた世にも恐ろしいYouTube番組『はるきわだ』
今は充電期間で更新をお休みさせていますが、2024年にイベントで限定復活!和田俊輔とのトークイベントの他に、はるきねるによるミニライブとサイン会も行います!現地観覧と配信観覧の二種類のチケットをご用意します!
…他にも原画や複製原画、、はるきねるがあなたのためだけにオリジナル楽曲を書き下ろすなどなど様々なリターンをご用意致しました!
私はこのプロジェクトに並々ならぬ思いがあります。キャストやスタッフを選び、制作をし、レコーディングを行いました。子供が生まれる3ヶ月前というタイミングで、この規模の自主制作をやる必要があるのか、子供が生まれてからにしないかという話も出ました。正直私も何度も心が折れかけました。それでも絶対に、今、やりたかった。
今お腹にいる子の出産予定日は丁度息子の1周忌の時期にあたります。『想稿・銀河鉄道の夜』と出会い、この戯曲をボイスミュージカルにすると決めたタイミングで来てくれたのも運命を感じるし、息子が亡くなる直前に「また生まれてきてね」と言ったから来てくれたんじゃないかなぁとか、生まれ変わりじゃないにしても行ってあげてって言ってくれたんじゃないかなぁと思ったりもしています。この子が生まれて育児が本格化する前にこの挑戦をしたかった。この作品を世に届けたかったのです。
私はボイスミュージカルはライフワークにしていきたいとも思っています。
もっともっとやりたい作品があるし、もっともっといろんな音楽を作ってみたい。その願いを込めて、ボイスミュージカル「Vol.1」と名付けました。
ただ、シリーズ化してみたいけどどれくらいの人が興味を持ってくれるのか未知数です。事務所にお金を出してもらってここまでやってきましたが、今回が大失敗に終わったら、次を作るのは難しいと言われました。そんなのは絶対に嫌。どうしても今回のプロジェクトを成功させたいです。
とはいえ、私1人の発信だけでは、届けられる人に限界があります。でもこのクラウドファンディングを通して、私が発信できる範囲以上の人に届けてみたい。どこまで届くことができるか私自身が知りたい。そう思い、今回挑戦することにしました。
すばらしいキャストと尊敬するスタッフのみなさんのお力をお借りして、どんな場所にいても、どんな時でも、臨場感のあるミュージカルを体験してもらえるための切符を、丁寧に時間をかけて作っています。ミュージカルが好きな人や興味がある人、キャストさんのファンの人、そして答えを探している人へ、届けたいです。
このボイスミュージカルVol.1「想稿・銀河鉄道の夜」を成功させたい。
はるきねるに力を貸してください。最初で最後のお願いです。ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします!
幼少の頃よりピアノ・合唱・吹奏楽・オーケストラ・バンドと幅広く音楽活動を行う中で自由に音楽を作って表現する楽しさに目覚め、シンガーソングライターとして活動しながら作編曲について独学で学ぶ。 2018年、綾野ましろ『衝動』にて作詞家デビュー。以後、自身の活動に加え、アーティストへの楽曲提供も積極的に行う中、舞台『鬼滅の刃』などの人気舞台にBGM制作や歌唱曲アレンジャーとして携わり、高い評価を得る。その才能を目の当たりにした舞台作曲家・和田俊輔が「次世代のミュージカルシーンを担う存在になれる」と惚れ込み、2021年、和田が株式会社OTO.LIKOに誘い専属作曲家・編曲家として入社。
2022年4月『王妃の帰還』にて舞台作曲家デビュー後、『Dr.STONE THE STAGE -SCIENCE WORLD-』やサンリオピューロランド『Sweets Puroland~フレフレ★ピューロ学園~』内で上演の『We Are ピューロ学園★応援Dan・ce部』のショー楽曲などを手がける。
原作:北村想『想稿・銀河鉄道の夜』/宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
(一部潤色はるきねる)
演出・音楽:はるきねる
キャスト
カムパネルラ:田村芽実
ジョバンニ:新正俊
ザネリ・青年:中谷優心
少女:江﨑葵
男教師・大学士:石田隼
女教師・尼僧:新良エツ子
小十郎:ラサール石井
車掌(友情出演):和田俊輔
スタッフ
Rec Mix Masエンジニア:榎本竜太(studio MASS)
メインビジュアル:tama
宣伝映像撮影:株式会社チャンネル・ツー東京
宣伝ヘアメイク:イトナミ愛
制作進行:続木ひなこ
制作協力:梶純
制作:株式会社OTO.LIKO
Q.集まった支援金は何に使われますか?
A.レコーディングにかかったスタジオ代&エンジニア費、ミックス・マスタリング作業費、キャスト稼働費、CDや楽譜などの制作費に当てさせていただきます。
Q.目標額以上集まった場合、何に使われますか?
A.クラウドファンディングで目標額を達成した場合は、残りの全額を「(認定)特定非営利活動法人リブ・フォー・ライフ美奈子基金」および「日本赤十字社」に寄付いたします。
Q.目標額に達しない場合、どうなりますか?
A. 目標金額に達しなかった場合でもボイスミュージカルの配信は行い、集まったご支援は配信・活動費に充当させていただきます。ただし、Motion Galleryに支払う手数料が10%から20%に増えてしまいます。不足する資金はチームで補填し、リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
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