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服飾ブランドmatohuの思索と創造をめぐるドキュメンタリー「うつろいの時をまとう」の応援をクラウドファンディングで実現!
日本の美意識をコンセプトに独自のスタイルを表現している気鋭の服飾ブランドmatohu(まとふ)。その視点を通して日常の中に潜む美や豊かさを再発見していくこの映画を多くの人に知ってもらうため、宣伝を充実させたい。
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映画『うつろいの時をまとう』を配給・宣伝を行なうチームです。2022年3月からシアター・イメージフォーラムにて公開、その後全国の映画館で公開していきます。
日本の美意識をコンセプトに独自のスタイルを表現している気鋭の服飾ブランドmatohu(まとふ)。その視点を通して日常の中に潜む美や豊かさを再発見していくこの映画を多くの人に知ってもらうため、宣伝を充実させたい。
本作は服飾デザイナーmatohuの思索と創造をめぐるドキュメンタリーです。matohuは、長い歴史の中で洗練されてきた日本の美意識や、そこで育まれてきた“ことば”を大切にして時代の感性に合った服を作り続けています。
普段、手元のスマホに目をやれば、SNSでは手軽にコピーされ貼り付けられ消去される言葉が流れ去っていきます。世界はものすごいスピードで進化を遂げてきましたが、我々はその便利さと自由を手にした代わりに、身近にあるものの美しさを見過ごし、その瞬間を“ことば”として表す感性も見失っているのではないでしょうか。しかし誰もが不確実な未来を前にし、手触りのあるものや確かな言葉を求めてもいる今だからこそ、真に実感できる時を心に留めておきたい。
この映画はファッションをテーマとしたこれまでの作品とはちょっと違ったイメージに映るかもしれません。デザイナーやブランドを煌びやかでドラマチックに物語るのではなく、服に込められた美や、美を見つける視点そのものを描いているからです。雲の形がひとつひとつ違うように、目の前の、足元の景色が少しでも鮮やかに感じられることができたらどんなに素晴らしいか。そしてそのように日々を見つめることは、この世界をもっと豊かに生きるためのヒントになるのではと思うのです。そんな体験をより多くの人たちに届けたい、という思いでこのプロジェクトを始めました。
matohuのデザイナーの堀畑さんは元々大学で哲学を専攻し、カントの研究を行ない、関口さんは大学で法律の専攻し、人権やジェンダーについて研究してきましたが、服作りへの出会いや思いから異業種であるファッションの世界に飛び込んできました。堀畑さんはコム デ ギャルソンのパタンナー、関口さんはヨウジヤマモトのパタンナーとして5年間修行しパリコレクションに携わった後、自らのブランドmatohuを立ち上げました。
matohuには「纏う」という意味と、「待とう」という意味が込められていて、服を纏うということに対する根源的な問いと、消費のスピードの早い時代に対して時間の熟成を待ちましょうという提案でもあります。
matohuは“日本の眼”というタイトルのもと、「かさね」「ふきよせ」「なごり」など日本古来の洗練された美意識を表す言葉をテーマに2010年から2018年までの各シーズン、全17章のコレクションを発表してきました。
日常の身の回りにあるもの。例えばコンクリートの壁のしみ、日が昇る前の早朝に空を見上げた時に見える無数の色のグラデーション、冬枯れの中、ビルの壁や歩道橋の階段に吹き寄せられた色とりどりの落葉たち…。matohuは“日本の眼”という視点で、私たちが普段意識しないそれらのものの中に潜む美しさや豊かさを発見し、服を作ってきました。
また、昨今SDGsという言葉がトレンドとなり、リサイクル素材の使用や、脱炭素などが盛んに謳われるようになりました。しかし日本全国に点在する機屋や工房の伝統技術はそれ自体がサステナブルに出来ており、matohuは資本主義原理の中で維持していくのが難しいそうした職人の手仕事や伝統技術を大切にしてテキスタイルを作り、真の意味での持続可能性を目指しています。
デザイナーの思考や世界観を映像によって表現し、また彼らのものづくりも丹念に描きながら、5年の歳月を経てついに映画は完成しました。途中コロナ禍により製作中断も余儀なくされ、完成も危ぶまれたこともあったので、制作チームの喜びもまたひとしおでした。そしてようやく、2023年3月のシアター・イメージフォーラムでの劇場公開にたどり着きました。
しかしながら、度重なる延期によって制作費の負担が大きく、公開に向けた宣伝費用を捻出するのにとても苦労しています。映画を全国に広げたい、より多くの人に知ってもらいたい、そのためには様々な宣伝活動が必要になります。そのために是非、皆さまのお力をお借りしたいと思っています。
なにとぞ応援のほどよろしくお願い致します!
matohuとの出会いは、前作のドキュメンタリー映画『躍る旅人-能楽師・津村禮次郎の肖像』を製作しているときでした。能楽師の津村さんが、能の舞台でmatohuのデザインした衣装を能の装束と合わせて纏っていました。これには驚きました。通常、能では伝統的な装束を組み合わせて演じられ、現代のファッションデザイナーが創った衣装を纏うということは考えられないことでした。しかもその時のmatohuの衣装が伝統的な装束の中にとても自然に溶け込んでいたのです。
和をテーマに服を作るファッションブランドは珍しくないかもしれません。でも長い歴史の洗礼を経た能の装束と遜色なく共存できるレベルで服を作るということは、表面的な和の理解や表現ではなく、和の歴史や美意識に対する非常に深い思索性がなければとても実現できません。そこにmatohuの強さと独自性を感じました。
matohuが毎シーズンのコレクション・テーマにしている言葉は「かさね」「無地の美」「ふきよせ」… など。これらのひとつひとつの言葉から、日常への気づき、美意識や哲学を紡ぎ出し、一着の服として体現させています。ひとつの言葉、そして一着の服が長い時間の堆積や風景や美意識の広大な空間を内包している… そういう服のあり方、言葉のあり方に強く惹かれ、ファッションやモードに留まらない、新たな視点でドキュメンタリーが作れるのではないか、そんな可能性を感じながらカメラを回し始めました。
堀畑裕之さん、関口真希子さんは日常の何気ないもの、例えば壁のしみや夜明け前の空の色のグラデーションなどから着想を得て、コンセプトやデザインを作り上げていきます。日々の生活の中の気づきから服が作り上げられる、デザイナーの視点や思考の動きそのものを描きたいと思いました。
5年前に三宅監督がアトリエにいらして、「ドキュメンタリー映画を撮らせてほしい」とお願いされた時には、これって本当かな?と半信半疑でした。それから毎シーズン密着して仕事の現場を撮影されて、ずいぶん長いお付き合いになりました
服作りはいつも鬼気迫る真剣勝負の連続です。その緊迫した難しい現場に分け入り、ふだんは見られない裏側まで撮ってくださいました。さらにその美意識の根底まで、丹念に。5年間に撮影したフィルムは合計190時間 ( 8日間!)。このねばり強さには脱帽です。そしてそのほとんどを切り捨てた勇気にも。
見ていただくとわかりますが、たんなるデザイナーのドキュメンタリー映画にはなっていません。この映画を通して、世界をより鮮やかに繊細に見る「眼」が、みなさんの日常をより豊かにすることを信じています。
この映画はデザイナーの思考と服作りを描くだけではなく、matohuの服を纏う伝統芸能・工芸・文学の世界で活躍する人々にも登場して頂き、服を纏うということの根源的な問いをそれぞれの視点から語って頂いています。
塗師・赤木 明登(あかぎ あきと)さん
1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業。編集者を経て、1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修業、1994年独立。以後、輪島で塗師として和紙を使った漆器作りを始める。その後は国内外で個展を中心に活動を広げ、現代の暮らしに息づく生活漆器「ぬりもの」の世界を切り拓く。著作などを通じて、日常的に漆器を使うことを積極的に提案している。
能楽師・津村禮次郎(つむら れいじろう)さん
観世流緑泉会代表。重要無形文化財(能楽総合)保持者。1942年福岡県生まれ。大学在学中に女流能楽師のパイオニアである津村紀三子に師事。その後、先代観世喜之に指導を受け、1974年に緑泉会の代表会主となる。古典能の公演のほか新作能、創作的活動も多数。近年では海外での指導交流や制作公演も行う。佐渡での活動と小金井薪能は40年以上にも亘って現在まで続いている。
俳人・大高 翔(おおたか しょう)さん
藍花(あいばな)俳句会副主宰。1977年徳島県生まれ。13歳より作句。 句作のほかエッセイ執筆、校歌作詞などを中心に活動。ライフワークとして、こどもたちや初心者への俳句指導に取り組む。2010年から海外でもワークショップを開催、日本文化の魅力を伝える。2010年度徳島県阿波文化創造賞、2021年度とくしま芸術文化奨励賞を受賞。2022年に渡米。
三宅 流 Nagaru Miyake(監督)
1974年生。多摩美術大学卒業。在学中より身体性を追求した実験映画を制作、国内外の映画祭に参加。2005年からドキュメンタリー映画制作を開始。伝統芸能とそれが息づくコミュニティ、ダンスなどの身体表現におけるコミュニケーションと身体性について独自の視点で描き続けている。『蝕旋律』(1998)、『白日』(2003)、『面打』(2006)、『朱鷺島−創作能「トキ」の誕生』(2007)、『究竟の地−岩崎鬼剣舞の一年』(2008)、『躍る旅人−能楽師・津村禮次郎の肖像』(2015)、『がんになる前に知っておくこと』(2018)など。
加藤孝信 Takanobu KATO(撮影)
1989年より小川プロダクションに参加。撮影担当作品は『無人地帯』(2011年、藤原敏史監督)、『沖縄 うりずんの雨』(2015年、ジャン・ユンカーマン監督)、『三里塚のイカロス』(2017年)、『きみが死んだあとで』(2021年、ともに代島治彦監督)、『スープとイデオロギー』(2021年、ヤン ヨンヒ監督)など。
渋谷牧人 Makito SHIBUYA(音楽)
クラシック音楽をベースとした心地よく優しいサウンドを得意とし、伝統楽器、演劇・舞台音楽への作品提供も行っている。特に2019年小金井薪能初演の創作舞踊「雨にもまけず」の音楽は好評を博した。オリジナルの活動としてこれまでCDアルバム3枚をリリース。近年は台湾での人気も高まるなど、国外においても多方面に活躍している。
高木 創 Hazime TAKAGI(整音・音響効果)
録音・整音技師 音響デザイン会社(有)デジタルサーカス所属
ジャンルを問わない音響デザイン全般に従事する。
アニメーション『攻殻機動隊SAC_2045』『ゲド戦記』『劇場版機動戦士Zガンダム』、テレビドラマ『拾われた男』『岸辺露伴は動かない』、ドキュメンタリー『The Dancing Homeless』『掘る女』『鳥の道を越えて』、映像作家山城知佳子の諸作品美術館展示など。
藤田功一 Koichi FUJITA(プロデューサー)
大学卒業後、劇映画やミュージックビデオなどの現場に制作部として参加。2011年よりグループ現代を拠点にTVやVPのプロデューサーを務める。現在も特集番組やドキュメンタリー映画を中心に、ジャンルにとらわれない活動を続ける。主なプロデュース作品:NHK BS1スペシャル『月へ、夢を~人類初の月面探査レースに挑む〜』、映画『SHIDAMYOJIN』など。
・目標金額:200万円
・宣伝物作成費 (プレス・チケット・チラシ・ポスター・パンフレットなど)
・予告編制作費
・HP制作費
・マスコミ試写会場費
・素材複製費
・先行イベント経費
・リターンの作成費、郵送費
・舞台挨拶、上映イベント運営費
プロジェクトスケジュール
2023年1月〜2023年3月 クラウドファンディング、宣伝活動開始!
2023年3月 先行上映イベント
3月25日(土)〜 東京のシアター・イメージフォーラムにて公開開始!
以後、名古屋、京都、大阪、神戸など、全国の映画館にて公開を予定。
決定情報は公式HPに随時UPしていきます。
▼全国共通特別鑑賞券
※3月19日以降にいただいたお申込みのうち、鑑賞券のお届けは3月25日から始まるシアター・イメージフォーラムの公開初日には間に合わない可能性がございますことをあらかじめご了承ください。
▼特製しおり
▼特製ポストカード(6枚セット)
▼堀畑裕之さん著書「言葉の服」
▼matohuサイン入りプレスシート
(マスコミ向けに配布される非売品パンフレット)
▼公式ポスター&パンフレット
▼matohu商品A(靴下or歯ブラシorかみばとブローチ) ※いずれか1点
※在庫状況によっては、お選びいただいたご希望に添えない場合もございますので、その際はご相談させていただきます。
▼matohu商品B(ショール)
▼「手のひらの旅」特製プレスBOX
▼3月14日(予定)先行上映イベント&matohu新作コレクション発表会ご招待
※イベントへのご参加希望の方は、2日前までのお申し込みをお願いいたします。
▼長着 ※一例です(種類については要相談)
特製ポストカード(6枚セット)特製しおり
堀畑裕之さん著書「言葉の服」
プレスシート(マスコミ向けに配布される非売品パンフレット)
matohu商品A(靴下)※一例です。在庫によりデザインが異なる可能性があります。
matohu商品A(かみばとブローチ)※一例です。在庫によりデザインが異なる可能性があります。
matohu商品A(歯ブラシ)※一例です。在庫によりデザインが異なる可能性があります。
matohu商品B(ショール)※一例です。在庫によりデザインが異なる可能性があります。
「手のひらの旅」特製プレスBOX…matohuが毎シーズン、「手のひらの旅」シリーズコレクションのインビテーション冊子と収納できる特製BOX。表紙はmatohuのオリジナルテキスタイルに金の文字が箔押しされています。
長着…※在庫によりデザインが異なる可能性があります。
本作は既に完成しており、東京での劇場公開が決まっております。クラウドファンディング未達成の場合も自己資金で補い、プロジェクトとリターンを確実に実行しますのでご安心ください。
目標を上回ってご支援いただいた場合は、宣伝費の予算を増やし、さらに多くの観客に届けられるように活動していきます。
本作を通して、服飾デザイナーの深遠な世界を味わっていただくだけでなく、映画を観た帰り道、いつもの見慣れた景色が少し違って見えてくる。うつろいやすい身近な美しさと出会っていただきたい、そんな気持ちで公開に臨んでおります。是非劇場でお楽しみください!
3000 円
5000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円
300000 円
500000 円