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"普通とは違うシステム"で生きる人々を描き出す短編ドキュメンタリーをクラウドファンディングで実現!
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【現在撮影中】"普通とは違うシステム"で生きる人々を描き出す短編ドキュメンタリー。彼らが見つけた新しい、もっと幸せな生き方。新しいのになんだかノスタルジック。
遡ること2013年、英ガーディアン紙にスペイン・マリナレダ村についての記事が掲載されました。
失業率がとても高いアンダルシア地方にあるこの村には、カリスマ的な村長がいて、80年には”飢餓に対するハンガーストライキ”等を行い、警察を持たず、住宅ローンは格安、社会主義者のユートピアと呼ばれているとのこと...
私はその特異な村、そして何よりもユートピアと言う言葉に惹かれました。
「ユートピア」とは1516年のトマス・モアの著作から派生した言葉で
“みんなが幸せな土地”と同時に、どこにもない“存在しない土地”という意味です。
その後、私はロンドンでドキュメンタリー制作を学ぶことになったのですが
機会があれば"ユートピア"についての作品をつくりたいと思っていました。
そして今回、幸運にも村に住む人とコンタクトを取ることができ、撮影する運びとなりました!
また同時期に、イギリスのワイト島に暮らすある家族に出会いました。
彼らは自給自足を目指す家族です。
ご主人は信念が強く、より自然に近い形で鶏や果物、野菜を育ててらっしゃいます。
ご家族は近年、自給自足のライフスタイルを始められ、今はその生き方を広めることや、地域とのつながりを深めていくことに力を注いでおられます。
ワイト島の家族も、マリナレダ村もみんな目指すものは同じ ー 「幸せなより良い生活」
私は副主題としてこの家族も取材することにしました。
白状致します。私は政治・経済に関して基本的な知識しかありません。
このドキュメンタリーを作ろうと決めたとき、村の歴史に重きをおくか、政策を題材にするかなど、非常に悩みました。
しかし私が作品で表現したいものはどちらでもない気がしました。
それにそのような情報は書籍や新聞、日本のテレビ番組でもすでに取り上げられています。
また、たくさんの人と関わる中で、マリナレダ村の魅力がその「歴史や政治」だけにあるわけでないことが分かってきました。
....人口わずか3000人程度にしか満たず、バルやカフェに行けば知ってる誰かに絶対会う。一度会えばみんな友達。21時になると(“フライパン”と呼ばれるほど昼間は暑く、夜型社会です)、みんな通りに繰り出しおしゃべりを楽しむ。子どもたちは自由に動き回る....
私はロンドンから村に来たので、最初は「娯楽がない!!」と戸惑いました。
しかし、人と繋がること・人と喋ることが娯楽なのだと気づきました。
密なコミュニティーの中で生きること=communism, socialism =社会主義とも言えるかもしれません。
政治思想や信条、いろいろな考え方や主義があります。
しかしこの作品ではそれらを主張するつもりはありません。
先ほども述べたように、ワイト島家族もマリナレダ村も、そしてみんな願いは同じ...
人々の「幸せに生きたい」「より良い暮らしをしたい」という本質的な願いを伝えられたらと思います。
30〜50分程度の短編ドキュメンタリーです(幅が広くてすみません)。
ワイト島とマリナレダ村で撮影したインタビューを中心に
少しノスタルジックな、見た人を暖かい気持ちにする作品を目指します。
ワイト島家族は撮影に全面的に協力をしてくださっていますが、
「誰でも何でもSNSに投稿してしまう」時代のせいか、
マリナレダ村の人々の中には、撮影を断られる方がたくさんおられます。
私は自己紹介を丁寧に行い、たくさんの人々といい関係を築き、出来る限り多くの素材を得たいと思います!
6月〜7月中(延長有り)... 撮影
7月中〜8月... 編集
9月〜10月... 日本語版、スペイン語版字幕の制作
10月〜随時... 映画祭応募
現在撮影は順調に進んでおりますが、学生作品のため、元資金が全くありません。
およそ820ポンド(約12万円)のご協力をいただければ作業をスムーズに進めることができます!!!!
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交通費・渡航費
滞在費
食費等
字幕・通訳
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進行中のプロジェクトのため、詳細な内訳がはっきりしておりませんが
渡航費・字幕/通訳の割合が一番高くなると予想しております。
また、食費等は切り詰められるところは厳しくし、
のちの映画祭応募の際に使用できればと考えています。
1. お礼のメールを致します。
2. 映画のエンドロールにお名前をクレジット致します!
3. 完成作品の再生リンク(期間限定)をお送りいたします!
*クレジット...3000円ご支援の方を最も目立つ形でクレジット致します。個人名、ニックネーム、グループ名、匿名など、ご希望に添わせていただきます。
*再生リンク...この作品は現在のところ公開予定がありません。また海外をベースにしておりDVD等の送付も難しいため、非公開の再生リンクを送らせていただきます。
他と比べてもリターンが少ないかもしれません.....。
しかし、この作品は私の脱・学生+監督デビューとなる大切なものです。
誠心誠意努力して、映画祭に応募できるものに仕上げてまいります!
どうか、実績よりも、この作品と私が持つ「可能性」にファウンディングしてください!
【監督・撮影・編集】Yang Takae Kwihae (ヤンキへ)
大阪生まれ、奈良育ち。語学講師を7年勤めたのち、2017年に渡英。
ロンドン大学クイーンメアリー "ドキュメンタリー制作科"に在籍中。これまでに
実験的ストップモーションアニメ「Distruction」
ドラァグキング(男装パフォーマー)についての短編ドキュメンタリー 「As you like it」
アイスランドが舞台の内省的エッセイドキュメンタリー 「Iceland, Islands, Diasporas」
定点カメラで撮影した短編フィクション「Deadline」など幅広く制作を手がけ、いずれも高い評価を得た。
今回の作品「Utopia」はインタビューベースのドキュメンタリーとし、国外・大小関わらず映画祭参加を目指している。
このプロジェクトは海外で始動していますので、日本の皆様の応援は非常に励みになります。少しでも多くのご協力お願いいたします!
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