応援メッセージ:大山貴子 (fog 代表取締役)
vol. 27 2023-04-17 0
都市で畑を耕すことで得られる恩恵は、
野菜の収穫だけではなく、
そこに生きる私たちが暮らしを
自分たちの手もと&足もとに取り戻すということです。
実際に自分たちの手を動かし、野菜を育てることで、
都市の生態系の中にいる人間の暮らしも含めて、
自然や生物の暮らし方を自分たちの力で組み立てていく。
自分たちが食べるものがどこから来て、どのように食べられているのか。
作られる現場の風景、そこに存在する生き物や人。
様々な利害関係者を増やしていくことで、ケアする意識が生まれ、
持続可能な未来が生み出されると信じています。
大山貴子
fog 代表取締役
米国ボストンサフォーク大学卒業後、ニューヨークで新聞社に就職。EdTechでの海外戦略、編集&ライティング業を経て、2014年に帰国。日本における食の安全や環境面での取り組みの必要性を感じ、100BANCH 入居プロジェクトにてフードウェイストを考える各種企画を実施。ワークショップ開発などに携わった後、19年にサーキュラーデザインファーム株式会社fogを創設。21年に東京都台東区蔵前に循環型社会を日常化させる実験拠点élabをスタート。2022年6月より武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所客員研究員。 フィガロジャパン第2回「ビジネス・ウィズ・アティチュード」アワード受賞