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探検家・医師、関野吉晴による初監督映画「うんこと死体の復権」の応援をクラウドファンディングで実現!
【現代人は自然とどう共存していけるのか。価値観を覆す、鼻つまみ者たちを巡る循環の物語ー。
撮影、編集のための資金はかき集めましたが、多くの人に届ける為にお力添えをお願いします。】
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1949年墨田区生まれ。アマゾンやアンデスなど南米への旅を重ね、現地での医療の必要性を感じ医師となる。 アフリカに誕生した人類がアメリカ大陸にまで拡散していった約5万3千キロを、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」を南米最南端から出発し10年の歳月をかけてゴールした。モルフォセラピー協会顧問
【現代人は自然とどう共存していけるのか。価値観を覆す、鼻つまみ者たちを巡る循環の物語ー。
撮影、編集のための資金はかき集めましたが、多くの人に届ける為にお力添えをお願いします。】
ご支援、ありがとうございます。クラウドファンディング公開後、早くも目標額を超え、作品を広げることを応援してくださる方々がこれほどいらっしゃることに熱と希望を感じています。
宣伝費とバリアフリー版の制作費の一部を支援してもらうことを目指して始めたクラウドファンディングでしたが、映画を広げるためのさらなる目標を立てました。
『うんこと死体の復権』を日本全国47都道府県でくまなく上映したい!
この映画は8月より全国順次公開の予定ですが、実際のところ、ドキュメンタリーをかけてくれるミニシアターが全都道府県にあるわけではありません。
「全国公開」と言っても、該当するミニシアターがない県では観てもらうことができないのです。(加えて、すべてのミニシアターがこの作品を上映してくれるとは限りません。)
このような状態を解消する手立てはないかと考え、ミニシアターが無い地域(もしくはあっても上映されなかった地域)で上映の機会を設け、全国津々浦々『うんこと死体の復権』を広げていきます。
宣伝費とバリアフリー版の制作費の補填に加え、全国上映の資金のために、ストレッチゴールを新たに 350万円 に更新してクラウドファンディングを継続していきます。
是非応援をよろしくお願いいたします。
私は1971年から20年間、南米の奥地に入り浸っていました。
アマゾンに地図の空白地帯があれば入っていき、未知の先住民がいると聞けば訪れました。
ギアナ高地に350mの深い竪穴があると知ると下降し、未踏の山があれば登りました。
山頂にインカの遺跡があると聞けば、登りました
1993年からは、アフリカで生まれた人類が世界中に拡散していったなかで、最も遠くまで達したアフリカ発、シベリア、アラスカ経由南米に至る人類の遥かなる旅路「グレートジャーニー」を逆ルートで、自分の腕力と脚力だけで歩きました。この旅でも、狩猟採集民など沢山の伝統社会の人たちと出会いました。
その後、アフリカ発日本列島にやって来た人類の足跡の主要3ルートを辿りました。海のルートでは、 カヌーを作る為に砂鉄を集め、たたら製鉄をして、道具を一から作り,インドネシアから沖縄まで、5700kmを風と漕ぎだけで3年間かけて航海しました。
そんな私が映画を作りました
「うんこと死体の復権」
この映画では、うんこと死体とそれらを食べる生き物たちに焦点を当てています。
不潔だ、気持ち悪いと嫌われ、疎まれている存在に信じ難いほどに関心を抱き、執拗に観察し、絵を描き、論文を書く。或いは 30年間野糞をし続けるおじさんたちが主役です。
僕は50年前から、アマゾンに暮らすマチゲンガ族の家族とつきあっています。彼らの家に泊めて貰い気が付いたことがあります。彼らのウンコと死体についてです。
ウンコは森の動物に食べられたり、ムシや微生物によって分解されて、やがて土になります。その土のおかげで、植物や苔、菌類が育ちます。それらを動物が栄養とするのです。
都会では水洗トイレに流されて、圧縮され、 焼かれてしまいます。
他の生き物たちに利用されることなく、二酸化炭素が排出されるだけです。
死体もマチゲンガの世界では、森に埋葬されます。そこで虫や土壤生物に分解されます。
都会では焼かれて、二酸化炭素が排出されるだけです。
自然界では、生き物たちは繋がっています。どんな生き物も役割があり、必要ない生き物はいません。全ての生き物が循環の輪の中にいるのです。
現代人は完全に循環の輪から外れてしまっています。
「持続可能な社会」という言葉が流行っています。私はそれが実現する為に大切なことは「循環」だと思っています。
「循環」に関して大活躍をするのが、うんこと死体とそれらを食べる生き物、鼻つまみ者たちなのです。
この映画の主役3人は、絶滅危惧種や頭がいい、かわいい生き物にはとんと興味がなく、嫌われ者、鼻つまみ者の虫たちに金メダルを与えようと獅子奮迅の努力をしているおじさんたちです。
最初に登場するのが、糞土師の伊沢正名さん。1974年正月に初めて野糞をして以来、50年間野糞をし続けて、野糞の重要性を説く伝道師です。
かつては、キノコ、シダ、コケなどいわゆる隠花植物の写真を撮っていました。
常に下から逆光で、最大限絞り込んで長時間露光で撮った写真は写真集になり、図鑑などに引っ張りだこになり、その手の写真の第一人者になりました。
しかし、視写体のキノコたち、しいては自然に対して、何かお返しができているだろうかと苦吟します。その結果、野糞こそが自然に報いる唯一の行為と開眼したのです。
やがて糞土師に専念するため写真家を廃業、妻には離婚を告げられます。
保全生態学者の高槻成紀さん絶滅危惧種や頭の良い、かわいい生きものばかりに焦点を当てるメディアやそれにフィーバーする世の中の動向に反感を持っています。私も同感なので、玉川上水その他で、高槻さんと、タヌキやその糞に集まる糞虫、死体に集まるシデムシの観察会をはじめました。
そこで、ヒトには侮蔑されながらも、懸命に生きている生きものたちから、自然界では、必要ない生き物なんていないことに気づきました。また、彼らの視点で、自分たちヒトの社会をみることを学びました。
絵本作家の舘野鴻さん
処女作が死体を食べる「シデムシ」だと言うことから分かるように、嫌われる存在にシンパシーを感じるひとです。最初のページが赤ネズミの死体。皆が眼を背ける素材を飛び切り美しく描いています。
そう、死体はムシや肉食獣にとってはめったに出会えないご馳走なのです。
学生時代には新左翼の立て看板を書き、アングラ劇団で主役を演じ、バイクで爆走しできた舘野さんはカブトムシやカミキリムシを描く気にならなかった。日陰者に光を当てるのが性分なのだ。
3人にはもう一つ共通の特徴があります。孫の世代に、「じいちゃんたちが動かなかったから、こんな醜い地球になってしまったんだ」 と言われないためには、どうしたらいいかを常に考えています。 自分たちが観察したり、経験から大切だと思ったことを、積極的に観察会やワークショップを通じて、 子供たちに伝えようとしています。
皆さんのご支援によりこの映画が広がることによって、嫌われ者に興味を持ち気付きを持つ人が増えることを願っています。
2024年5月 映画チラシ、ポスター作成
2024年6月 映画本予告制作、公開
2024年6月~7月 バリアフリー字幕、音声ガイド制作
2024年8月 ポレポレ東中野にて公開~全国順次
プロジェクトが達成した場合、皆様からご支援ただいた資金は以下のように活用させていただきます。
私は、「うんこ」と「死体」というテーマと出会い、4年前に取材を始めました。
共に制作して欲しいとお願いしたプロダクションのネツゲンのスタッフには手弁当で協力してもらい、撮影や編集、仕上げにかかる費用は、知人に借金をしたり、自費でまかなってきました。
ここで集まったお金は、映画を周知するための宣伝費と映画のバリアフリー化(字幕&音声ガイドの制作費)にかかる費用の 一部にあて、この映画を誰でも観られるようにしたいと考えています。
・宣伝費(チラシ、ポスター制作費、宣伝経費等)...80 万
・バリアフリー字幕&音声ガイド制作費...80 万
・クラウドファンディング諸経費...40万
野生の生き物で、必要ない生き物はいません。
私が尊敬するウジムシを見てみましょう。
集団で、踊るような動きをしながら死体を食べています。ギューッと密集して動く様は、とても躍動的で、地震の原因はウジムシではないかと思うほどです。
ウジムシは死体の肉、内臓だけでなく、皮まで食べ尽くします。食べ尽くすと地面に潜り蛹になります。
彼らは、死体やうんこを片付けてくれる分解生物として、重要な役割を果たしているのですが、彼ら自身は遺伝子の命ずるままに、必死になって生きているだけです。必死に生き抜こうとした結果が、生態系を安定化させています。
野生の生き物は、それぞれが必死に生き抜こうとしている結果が生態系の安定に寄与しているのです。尚且つ自分たちが生態系の安定に寄与しているなんて、思ってもいません。
サピエンスの歴史はたかだか30万年ですが、地中や地表にうごめく生き物は5億年前から持続可能な生き方を続けて来ました。
この映画によって、新しい気付きを皆さんと共有したいです。
『完売』・グレートジャーニー写真集「人類400万年の旅」
( 2002年 全国巡回写真展の全143ページの図録です)
・50年間野グソをしてきた 糞土師オススメ尻拭き葉っぱセット
配送する時期により種類、枚数は未定です。
尻拭き葉っぱの詳細は 「葉っぱのぐそをはじめよう―「糞土思想」が地球を救う」https://www.yamakei.co.jp/products/2816120635.html
・YouTube撮影見学
私のYouTubeチャンネルがあります。www.youtube.com/@GJsekino
YouTube映像は東京23区中央線某駅で撮影しています。その撮影の様子を見学して頂きます。
クラウドファンディング終了後、購入者の方への見学日程は午後・夕方で日程希望をいくつかお伝えしますので日程調整しましょう。
・パンフレットに名前を掲載しプレゼント致します
(1冊/劇場公開後郵送致します)
・絵本作家 舘野 鴻・画 「鼻つまみ者」ポストカードセット
画家・絵本作家の舘野鴻(たての・ひろし)さんのシデムシ、オオセンチコガネを描いた細密画のポストカード5枚セットです。
・関野吉晴「グレートジャーニー」ポストカードセット(1セット)
私が探検中に撮影した写真のポストカード5枚セットです。
『完売』・関野吉晴監督講演付き「うんこと死体の復権」の上映会開催権
※交通費・宿泊費は別途
※2025年1月以降、開催予定
・【関野吉晴の講演会なし】「うんこと死体の復権」の上映会開催権
※2025年1月以降、開催予定
4年の歳月をかけた取材を終え、映画は3月に完成しました。公開してくれる映画館も決まりました。
やっとここまで来た、という思いですが、これから、映画の存在を広く伝えていくためにできることは何でもやりたいと考えています。
一人でも多くの人に観てもらうためにこうして資金を募っていますが、今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、目標金額に満たない場合は不足する資金を自費で補填し、映画の宣伝活動とバリアフリー化(字幕&音声ガイドの制作)を実現します。
リターンの提供も予定通り行いますので、ご安心ください。
「うんこと死体の復権」というタイトルを見ただけで、「そんな映画、誰が観るの?」と生理的な嫌悪感を持った人も多かったと思いますその気持ちも分かるのですが、私たちは生きていれば必ずうんこをします。生涯に渡ると膨大な量になるのです。
そして、どんな英雄、スターでも、最後は死体になります。
登場人物の伊沢正名さんは、キノコ写真の第一人者でしたが、ご自身が選ぶ最高傑作は、草原の手前に馬糞があり、遠くに馬がいる写真です。馬糞を虫たちが食べ、分解してます。やがて馬糞は肥沃な土になり牧草が育ちます。それを馬が食べ、またうんこをする。一枚の写真に自然界の循環の様子が切り撮られているのです。
タヌキを研究する高槻成紀さんは一枚の絵を描きました。タヌキが糞をする。糞の中の種や草の実を鳥が食べ、遠くまで運んで糞をして、種を撒いてくれる。鳥に食べられなかった種は糞を栄養にして芽を出し、やがて成長して大きな木になる。その木の実やタネをタヌキが食べる。ここでもうんこを媒介にして、生き物たちがつながっている様子が見て取れます。
うんこや死体を食べる虫たちを描く舘野鴻さんの代表作「シデムシ」では、草原に、光り輝くアカネズミの死体が描かれています。
人間にとっては顔を背けたくなる死体に過ぎないのですが、虫たちにとっては滅多にお目にかかれない肉の塊なのです。 そこにシデムシのカップルがやってきます。
交尾した後、死体を土の中に引き摺り込みます。粘液を出して、丸めていき、丸い肉団子を作り、そこにメスが卵を産みつけます。肉団子を栄養に子シデムシは成長していきます。やがてオスは出ていきますが、メスは蛹になるまで子育てを続けます。カビなどで死ぬケースが多いので、メス親が防腐剤を吐き出して守っているのです。役目を終えたメス親は生きているアカネズミに食べられますが、蛹から孵ったシデムシたちは、死体を探しに飛び立っていきます。
出演の3人の関心は生き物たちの循環なのです。私たちが目指すべきは持続可能な社会と言いますが、そこで重要なのが循環なのです。
良かったらこれからは、生き物の循環に大活躍しているうんこと死体、それらを食べる虫たちを温かくみてくれると嬉しいです。
『大変長い文章をお読み下さり本当に有難うございます。私が嫌われ者と思われる存在から感じた気付きを形にした映画を広める為に協力をお願いいたします』関野吉晴
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