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ドイツ名作コミックス「今日が人生最後の日」の翻訳出版をクラウドファンディングで実現!
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BLや女性漫画を編集・出版する株式会社シュークリームは、新たなプロジェクト「ShuCreamGW」(=ShuCream Global Women’s comics)というプロジェクトの元、海外女性コミックスの日本語翻訳出版に取り組みます。クラウドファンディングを通して、継続可能な海外コミックス出版の可能性を探ります。
著者の実体験をコミックス化。友情、レイプ、裏切り、マフィア。1984年、17歳の少女たちが求めた『自由』とは。2009年にドイツで出版後、11ヶ国で翻訳。各国で賞を受賞した女性コミックスを、日本で出版したい。
あらすじ
1984年を舞台にした本作は、著者のウリ・ルストが 17歳の時に体験した実話の記録。
学校を中退し、ウィーンのパンクキッズと遊んでいたウリは、趣味がセックスというワイルドなエディと意気投合。
2人はお金も、パスポートも持たず、寝袋1つ抱えて国境を目指しヒッチハイクを繰り返す――ウィーンからアルプスを越え、ヴェローナ、ローマ、ナポリ、さらにシチリアまで旅する2か月間のオデッセイ。
セックス、ロックンロール、新たな友情に胸を躍らせる瞬間もあれば
物乞い生活を余儀なくされる中で、レイプや裏切り、ドラッグ、留置所収監といった現実に直面することも。
17歳の少女たちが求めた『自由』とは――
この最も過酷な旅の中で出会った人々の繊細でユーモラスな描写を通じて描かれる、自らの尊厳を守るために戦った17歳の旅物語。
2009 年、4 年の執筆期間を経てドイツで初出版されたこの作品は、翌年ドイツの権威ある漫画賞である Max&Moritz 読者賞を受賞し、2011 年にはフランス語版がアングレーム国際漫画祭の新人賞を受賞、女性漫画に贈られるPrix Artemisa受賞、2013年にはイグナッツ賞、さらに2014 年にはその文学的価値が評価されLos Angeles Times Book Prize を受賞。これまでに 11 の言語に翻訳され、各国で高い評価を得ているこの作品は、ヨーロッパの女性漫画の名作として称賛されている。
すごい大作です。
女性なら誰しも他人事ではないパンクロッカー女子の体当たりな旅。
16の時、神社や公園で寝たこと、無人駅のそばの海辺を歩いたことが昨日のことのように蘇りました。
ぜひ出版して欲しい!
内田春菊(漫画家)
読みながら、嫉妬に近い感情を抱いている自分がいました。
こんな冒険はとてもできないなと。
しがらみや世の規範から解かれたように、まさに籠から放たれた鳥のように(パスポートすら持たずに!)国を渡っていく17歳の少女の姿は、痛快以外の何物でもありませんでした。
繰り返される性描写や詩的な表現の数々。赤裸々ゆえに、著者の内側の奥深くへと読者は導かれ、自由の意味を問う活動(旅)や、あるいは自由を求める生命そのものを追体験している気分になるんじゃないでしょうか。
読みながら遠くへ連れていってもらい、本を閉じたあとは世界が少し明るく見える。そういったことが紀行の意義だとすれば、この本はそのパワーの塊でした。
最後のシーン。さりげない終わり方ですが、余韻が残りました。
長旅の経験者として、とても共感できたので。
石田ゆうすけ(旅作家・エッセイスト)
(全文はこちら)
偶然に導かれて、日本語訳されたこの分厚いドイツ漫画本に出会えたのは本当にラッキーだった。読む前と読んだ後では世界の捉え方や解像度が変わってしまう。彼女たちと一緒に旅をさせてもらっているような没入と共に、かつて訪れたことのあるウィーンやイタリアの地図を頭で描きながら、1984年を追体験出来る。読まずに死ぬなんてありえなかった。
エリイ(Chim↑Pom from Smappa!Group)
(写真右が著者のウリ・ルスト、左はパートナーでコミックス作家のカイ・プファイファー)
1967年、ウィーン生まれ。1995年にベルリンに移住後グラフィックデザインを学び、現在は漫画家として活動中。現代生活に関する鋭い観察を特徴とするコミックス・ジャーナリズムや、エロティック・神話的な詩が注目されている。国際的な漫画家のグループによる電子書籍やオンラインコミックを出版するオンライン出版会社 www.electrocomics.com を運営中。
世界各国で多くの賞を獲得した『今日が人生最後の日』の他に、年上のパートナ―とラゴスからの移民との三角関係を描いた回想録『Wie ich versuchte, ein guter Mensch zu sein(=どんなふうにわたしがいい人間であろうとしたか)』(2017年出版)は2018年Max&Moritzの最優秀ドイツ語コミックス賞を受賞、2024年にはスイスのUrhunden賞を受賞している。
シュークリームは30年以上に渡り、さまざまな女性系漫画を作ってきた会社です。
これまでに全面編集して創刊した雑誌は「FEEL YOUNG/祥伝社」はじめ9誌。BL誌としては「on BLUE/祥伝社」や「from RED/シュークリーム(電子)」があります。
世に出したコミックスは3,000冊以上。そこには「違国日記/ヤマシタトモコ」、「女の園の星/和山やま」、「後ハッピー・マニア/安野モヨコ」、「25時、赤坂で/夏野寛子」、「夜明けの唄/ユノイチカ」「あなたのことはそれほど/いくえみ綾」、「目を閉じて抱いて/内田春菊」、「うさぎドロップ/宇仁田ゆみ」、などのヒット作が含まれ、その累計発行部数は5,000万部を超えます。
公式SNS https://www.instagram.com/shucream_pr/
BLや女性漫画を編集・出版する株式会社シュークリームが取り組む、新たなプロジェクト「ShuCreamGW」(=ShuCream Global Women’s comics)。クラウドファンディングを通して、継続可能な海外女性コミックス出版に挑戦します。その第1弾が、ウル・リスト(Ulli Lust)著“Heute ist der letzte Tag vom Rest deines Lebens”の日本語版『今日が人生最後の日』の出版です。
公式SNS https://x.com/ShuCreamGW
□3,420円【電子書籍1冊】
□4,050円【書籍1冊】
□6,300円【書籍+電子書籍のお得なセット】
□10,000円 【書籍1冊+電子書籍+限定トートバッグ】
※イメージ画像です
□18,000円【書籍5冊セット】
□30,000円【あなたのお名前が入った特別書籍1冊+電子書籍+限定トートバッグ】
2025年2月ごろ 印刷
2025年3月末ごろ 発送スタート
2025年4月末ごろ 一般販売開始
私たちは今回の『今日が人生最後の日』を皮切りに、さらに海外の女性作家が作り出すコミックスを、日本で出版していきたいと思っています。 出版するだけではなく、その本に関するイベントの開催や、大小問わず書店への売り込み、書店以外のスペースへの拡大など、作品がここ日本で読まれていくための努力を惜しみません。
日本ではクラスにまったく漫画を読まない人はいないでしょう。でも世界平均ではクラスに1人いれば多い方。世界の漫画市場はそれだけ小さく、漫画家は職業として成立していません。米国のアメコミやフランスのバンド・デシネなどそれなりの歴史はありますが、漫画の印税だけで生活できている漫画家はいても数名。しかも漫画家のほとんどは男性であり、女性漫画家は小さな世界でさらにマイナーな存在です(そもそも数が非常に少なかった)。
ところが、2000年を越えた頃から世界中で若い才能ある女性漫画家が現れ始めました。お金にならないけれど、彼女達は「これを描きたい!」という熱い気持ちで漫画を描く。その熱量は日本の漫画家に負けません。長らく日本で女性漫画を編集してきた者(会社)として、世界の女性漫画をもっと日本に紹介したい!世界に冠たる日本の漫画読者に読んでもらいたい!それと同時に海外の女性漫画家達を応援したい!と思い続けてきました。しかし、海外漫画出版をビジネスとして成立させるのは非常に難しい。多くの出版社が挑んでは撤退してきた現実があります。
どうすれば世界の面白い女性漫画をもっと読めるのか。読めば絶対に新しい感動があるはず。たどり着いたのがクラウドファンディングでした。各国で次々に生まれている新しい女性漫画を日本の読者と楽しみたい、世界の女性漫画家が漫画を描いて生活できる社会に一歩でも近づきたい、そんな思いからShucreamGW企画が生まれ、クラファンに挑むことにしました。まず第1弾として、ヨーロッパ女性漫画の古典ともいえる作品を日本で出版したいと思います。
(株式会社シュークリーム代表 吉田朗)
3420 円
4050 円
6300 円
10000 円
18000 円
30000 円