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植岡喜晴監督作のデジタル化、後期デジタル作品のリマスター、追悼本の発刊をクラウドファンディングで実現!
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「植岡喜晴アーカイブ計画」の代表。8ミリ時代の植岡監督作品に参加した。近年は自主映画の制作・上映を支援する活動を行っている。
2022年4月、映画作家の植岡喜晴が逝去されました。奇才・植岡監督が残した映像財産を残すべく、「植岡喜晴アーカイブ計画」が始動しています。それにかかる費用をご支援下さい!
★植岡喜晴(1954年8月20日~2022年4月10日)
植岡喜晴は学生時代から8ミリ映画制作を開始し、その独特な感性から生み出される映像はマニアの間で強い支持を受けていました。処女作の『眠れる森の吸血鬼』、それに続く『WONDER WALL』でカルト的な話題になり、関西・関東の才人・サブカル系アーティストを集めて作った大作『夢で逢いましょう』で高い評価を受け、『精霊のささやき』で商業映画監督としてデビューを果たしました。
その後もテレビドラマや自主映画制作を続け、1998年からは映画美学校の講師として、快作『月へ行く』、『ルック・オブ・ラブ』らを発表しました。植岡監督は採算を度外視し、一貫して自身の幻想的な映像感に沿った作品作りを続け、最後の作品に至るまで8ミリフィルムにこだわっていたことは特筆すべきであります。商業的には成功しませんでしたが、残された珠玉の映像作品群をこのまま埋没させるのは余りにも惜しいことです。
本企画は、植岡監督の仕事を後世に残し広めることを目的にしています。具体的には、3つの作業を平行して進めています
①8ミリフィルム映画6本(約330分)のデジタル化
②追悼本『植岡喜晴のみた夢』の発刊
③後期デジタル作品のリマスター
①は経時的に劣化するフィルム作品を保存ために急務です。②は『夢で逢いましょう』を主軸に、植岡監督と関わった多くの人から寄稿を得ることにより、ユニークで破天荒な人物像を掘り下げる意味合いをあわせ持っています。③は熟練した時期の作品の質を更に高め、未完成作品の仕上げを行います。
1984年制作、伝説の8ミリ映画「夢で逢いましょう」の予告編が完成しました!
今回のプロジェクトでオリジナルフィルムからDPX保存を行い、それを用いた映像ファイルにカラーコレクションを加えた素材から作られました。約40年の時を経て、当時の高揚をそのまま包み込んだような、素晴らしい映像をご覧ください。
「夢で逢いましょう」1984年制作、8ミリ映画、135分(オリジナル版)。
監督・脚本・撮影:植岡喜晴、製作:一瀬隆重、植岡喜晴、美術:和賀健夫、音楽:向井千恵、弘雄介、he was、サロン・キティ
キャスト:ひさうちみちお、紀秋桜、つみつくろう(辰巳琢郎)、神戸浩、紅萬子、今泉了輔、槍魔栗三助(生瀬勝久)、上海太郎、はりけーん・ばんび、今井萠、増井公二、矢野ひろみ、山元雪子、森晴樹、村上知彦、川崎ゆきお、利重剛、手塚眞、あがた森魚
予告編制作:佐藤敦紀(「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」VFXスーパーバイザー)
8ミリフィルムデジタル化、デジタル作品のリマスター 130万円
・眠れる森の吸血鬼(8ミリ、1978年、60分)
・WONDER WALL(8ミリ、1980年、40分)
・夢で逢いましょう(8ミリ、1984年、135分)
・奇術師(8ミリ、1985年、15分)
・花子さんのこと(オムニバス『ひととしっく』の一編)(8ミリ、1988年、全編70分)
・恋のそよ風(オムニバス『ガール!ガール!ガール!』の一編)(8ミリ、1988年、9分)
・ルック・オブ・ラブ(8ミリ撮影デジタル仕上げ、2005年、108分) デジタルリマスター
・ストレート・ノー・チェイサー/らくだ(デジタル、未完) 編集作業
8ミリ映画のデジタル化(DPX保存):110万円
デジタル作品のリマスター:20万円
追悼本「植岡喜晴のみた夢」の発刊 80万円
内容(B5版、150-180ページ)、1000部、自費出版
★追悼本イメージ(デザイン:石井章)
1. 8ミリ映画の時代
2. 芝川邸のこと
3. 植岡監督映像作品の記録
4. 植岡喜晴が作り出す映像、その人物像(関係者の証言)
5. チラシ、パンフレット、記録ノートなどの資料
6. 『夢で逢いましょう』植岡監督の手書き脚本
印刷代:40万円
編集、デザイン、装丁:10万円
原稿料:30万円
その他の経費 40万円
リターン製作費:15万円
Motion Gallery手数料:25万円
手塚眞(ヴィジュアリスト/映画監督)
植岡喜晴さんほど稀なセンスと才能があった映画監督は日本にはいなかった。
そして、誰もいなくなったのだ。
という悔しさを噛み締めながら、貴重な作品群をまた味わいたい。
一瀬隆重(映画プロデューサー)
植岡さん。ほんとにいい加減でだらしない人だった。だけど、ほんとに愛すべき人だった。
プロの世界でも傑作を撮ってほしいと願ったが、僕の手には負えなかった。
植岡さんとまたいつか一緒に映画を作りたい。「嫌だよ」と言われるかもしれないけど。
樋口真嗣(特技監督/映画監督)
飄々と風に乗り、風に逆らい、この世から去ってしまった。
まるでこの世に撮るものがなくなったかのように。
どこか、違う世で映画を撮っているに違いない。
植岡さん、お元気で。
尾崎将也(脚本家/映画監督)
植岡さんの8ミリ作品を見て、その独創性、イマジネーションの豊かさに改めて感服します。
もうこんな人は現れないでしょう。
一人でも多くの人に植岡さんの作品に触れてほしいです。
利重剛(俳優/映画監督)
植岡さんが僕んちに泊まりに来たこともありました。
植岡さんはそういうのがまた特に似合う人でした。
浮世離れしたというか、ひょうひょうと、ふわふわと、人の間を渡ってゆきながら、
夢を食べながら自分のやりたいことだけをやる人という空気を持っていました。
平山夢明(作家)
もっともっと撮って欲しかったと渇望させる植岡監督。
今回『夢で逢いましょう』を拝見したことで、今迄以上に植岡監督を身近に感じられるようになりました。
その意味では全き正当なクリエイターとしての彼はボクのなかで生きているのです。
樋口尚文(映画評論家/映画監督)
植岡喜晴は映画づくりに名作志向も上昇志向もない、生粋の映画ヒッピーであり、また重度のディレッタントであったということだろう。
はたして植岡がいかなるルーツを持つ傑物かは知らないが、そんなあくせくしないディレッタントの余裕も植岡作品からは漂っている。
高橋洋(脚本家/映画監督)
植岡さんの訃報を聞いて、4年前に開かれた回顧展の予告を見た。もうずっと以前に遠くに消え去ったものがいきなり迫って来る感覚。懐かしさとは“永遠”に触れることだと感じた。植岡さんはそれを撮ろうとしていたんだろうか?
はるか遠くからとても大切なことが告げられているような、あの感覚を。
瀬々敬久(映画監督)
80年代、関西自主映画界で植岡喜晴はヒーローだった。その後『精霊のささやき』という映画を作って忽然と消えた。それが僕の植岡喜晴のイメージだった。2000年になって植岡さんと映画美学校の同じ講師として出会う。生の植岡喜晴、チャーミングで、シャイで、人でなしで、天才。そんな人だった。そんな植岡さんが亡くなった。早すぎる。無念で仕方ない。
植岡さんには表立って出てない作品がたくさんある。そのほとんどは、なかなか見ることが出来ない。
今こそ、この時こそ、それらの作品を見てみたい。植岡喜晴をもう一度、かみ締めたい。
そんな欲望に満ちたこのプロジェクト、僕も賛同し応援します。
植岡監督と深い関わりがありながら、現時点で音信不通の方も少なくありません。
『夢で逢いましょう』では、ヒロインの紀秋桜(芸名、演劇集団Q)さん、宮沢とし役の山元雪子(芸名、関西芸術座)さんなど不明です。この機会に是非とも、
ueoka2022@backlight-llc.com(坂井靖夫)までご連絡、情報提供をよろしくお願いします。
「植岡喜晴アーカイブ計画」は、代表:坂井靖夫(『夢で逢いましょう』製作アシスト)、富岡邦彦(プラネットプラスワン代表、シネアスト・オーガニゼーション大阪事務局長)、植岡深雪、石井章(神戸鶴亀本舗)、益田裕文(『夢で逢いましょう』現場アシスト)のメンバーが中心となって始動しています。植岡監督死去の直後から定期的に集まり、プロジェクトの具体化に向けて検討を重ねてきました。最終的には来年秋に予定している「植岡喜晴特集上映会」の開催に向け、準備を進めています。
【坂井靖夫プロフィール】
学生時代に8ミリ映画と出会い、『夢で逢いましょう』では製作アシストを務めた。大学卒業後は他分野の仕事に従事してきたが、近年は自主映画の制作・上映を支援する活動を行っている。
2022年8月末 8ミリ映画のデジタル化(済)
2022年9月末 追悼本の原稿締切(済)
2022年10月1日 クラウドファンディング開始
2022年12月29日 クラウドファンディング成功!
2023年2月末 追悼本、他のリターンの作成終了
2023年3月31日 リターンの発送終了
2023年9月末 デジタルリマスター終了、上映用動画の完成
2023年秋 「植岡喜晴特集上映会」の開催(東京、大阪などを予定)
A. 主催団体よりお礼メール、活動状況報告
B. 追悼本の発送(1冊)
C. 追悼本に名前掲載(1名)
D. オリジナルクリアファイル(2冊)
→『夢で逢いましょう』の上映当時のチラシをクリアファイルにします。
E. 『WONDER WALL』のポスター:復刻版(1枚)
→植岡監督が企画し、加賀林雄二による原画、石井章によるデザインで作られたポスターです。当時の色合いを可及的に再現して復刻版を作成します(A3版を予定)。
F. 『夢で逢いましょう』サントラCD(1枚)
→1984年当時、カセットテープで販売されていた音源をデジタル化し、CDにします。
G. オリジナルトートバッグ(1個)
→植岡監督の映画をイメージしたイラスト(予定)をプリントしたバッグをお届けします。
H. 『夢で逢いましょう』植岡喜晴使用の脚本:復刻版(1冊)
→植岡監督が使用していた、書き込み、汚れのある原本をスキャンし、製本します(A5版を予定)。
I. オリジナルDVD(1枚)
→短編8ミリ映画の『奇術師』および『ひととしっく』(*)、今回のプロジェクト用に製作された『夢で逢いましょう予告編』、植岡監督の記憶映像など植岡マニア垂涎の内容になっています。
(*)『花子さんのこと』から『ひととしっく』に変更されました。
『ひととしっく』は住野真子を主役とし、4人の作家が春夏秋冬を分担し、
「恋」をテーマにして作られたオムニバス映画です(1988年、8ミリ、70分)。
春 ひさうちみちお 『愛宕の狐ばなし』
夏 川崎ゆきお 『彼』
秋 植岡喜晴 『花子さんのこと』
冬 増井公二 『恋風じいさん』
★リターンのイメージ画像
8ミリ映画のデジタル保存、追悼本の原稿依頼およびデザインはすでに始まっており、プロジェクトは必ず実行されます。目標金額を達成できなかった場合でも自己資金で補い、プロジェクトの実行およびリターンのお届けを行いますのでご安心ください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。「植岡喜晴アーカイブ計画」、必ず成功させたいと思います!
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