うべプラネタリウムについてお知らせ
vol. 1 2023-12-02 0
うべプラネタリウムについてお知らせ
まずはクラウドファンディング・寄付を頂いた方、そして応援頂いたすべての皆様に感謝申し上げます。
おかげさまでうべプラネタリウムを残そうという意見が大変盛り上がり、お金も300万円近く集めることができました(返礼品費込み)。
理由は様々あったのですが、そのお礼をお伝えすることが大変遅くなってしまいましたことも重ねてお詫び申し上げます。
【クラウドファンディングの支援者様へ】
現在、材料不足や業者の納期が遅れている影響により返礼品のお渡しが遅れることが予想されております。ご理解とご協力を頂けますと幸いです。
さて、うべプラネタリウム「五藤光学 Venus S-3」、今後どのようになっていくのかというのはまだ決まっておりませんが、ひとまず12/4に現在の勤労青少年会館から搬出作業を開始することが出来る手はずとなりました。
実はうべプラネタリウムが今後どこの物になるのか、など少し揉める部分もあったのですが、、、
まだプレスリリース出来てはおりませんが最終的に宇部天文同好会に宇部市側から譲渡頂く事となりました。
本来であれば宇部市として保持をしてほしい、という想いではありましたが宇部市側は「残す価値が無い」と判断し手放す方針となったそうです。(ここでも理由などひと悶着ありましたが)
そこから社会教育課の方々に気を利かせて頂き、譲渡という形を特別に取ることで、宇部天文同好会として搬出作業を行い本機体を守ることが出来る状態になりました。
搬出は本プラネタリウムのメーカー五藤光学様に担当して頂きます。費用については当初の予定の500万円から253万円となり、これに関してはプラネタリウムを作成したメーカーが「赤字になってでも守る価値がある」とのことで特別措置を引いて頂きました。
まだ、展示先、もしくは運用先も決まっていない中ではありますが、宇部市から早く出して欲しいとの通達もあり、搬出作業に踏み切ることとなりました。搬出後は一旦宇部市に容易頂いた倉庫で保管することとなります。
ここからは展示・運用をする場所を探すこととなります。
また、我々だけで本プラネタリウムを保持する力は正直ありませんので、どうしていくのかも課題となります。
皆様からのご協力の甲斐もあり、一旦スクラップは免れた、という報告とさせて頂きます。
今後も課題は山積みですが、皆様の協力・指導をお願いすることがあるかと思います。
その際は未熟者の私には大変恐縮ではありますが、色んなことをご教授頂けますと幸いです。
本プラネタリウムを守りたいという想いがここまで広がり、多くの方から暖かい声を頂きましたこと、深く御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願いします。
宇部天文同好会 西村文音