リモート稽古といくつかの気づき
vol. 4 2020-08-25 0
皆さま、こんにちは、こんばんは!
ツクネル tsukuneruです!
本日も、ツクネル tsukuneruのプロジェクトページへのご訪問、ご支援ありがとうございます。
そして、アップデートページにもようこそお越しくださいました!
アップデートではプロジェクトの内容や進捗をご紹介させていただいていますが、
今日は、先日行ったリモート稽古についてお話ししようかな、と思います。
前回のアップデートでもリモート稽古に触れたのですが、
実際にやってみていくつかの気づきがありました。
まずは、画面越しでも声の調子や表情の小さな変化も読み取ることができた点です。
「もっと尊い、貴重な話をしてる感じで!」と演出が飛ぶと、
役者の声色がさっきまでよりも重くなります。
演出の「マラソンランナーを沿道で応援する人みたいに…!」という言葉を受けた役者は、
表情が明るくなって、爽やかさも感じられました。
あと、純粋に…
同じ画面上で、異なった雰囲気の人間が複数人映っているのは、
普段テレビ電話をする時には見られない、リモート稽古ならではのなんとも不思議な光景でした。
しかし、まだまだリモート稽古に慣れない部分もあって…。
例えば、「決心して、駆け出すように!」という演出があっても、役者は実際には、なかなか、バタバタとは駆け出せないんですよね。
だって、みんな家にいるんです。笑
「隣の部屋で家族が仕事してて…」
「下に親がいて…」
かく言う、私もリビングでリモート稽古を見守っていて、すぐそばに家族がいる状態でした。
環境的な制限があるのは致し方ない部分ですよね。
…と、同時に、
普段、稽古場で見る役者の姿はそれぞれの“普段”とは違う姿なのかもしれないなぁ、とふと思いました。
リモート稽古をやってみて、個人的には、リモート稽古は演劇と日常の中間地点というような印象を抱きました。
今、演劇ができること、
演劇を通して“あなた”に届けられるものは何か
という問いが今回のプロジェクトのコンセプトにもありますが、
プロジェクトを進めいていく中で、演劇だからこそ、
私が、私たちツクネル tsukuneruができていたことを改めて考えさせられています。
創作の過程でのこんな気づきも、今回の作品に込めてお届けできたら、と思います。
というわけで、今日のアップデートはリモート稽古の様子とそこで気づいたことをまとめさせてもらいました。
本番までまだまだ続く稽古、次回も頑張っていきます!
本日もありがとうございました!