残り3日です!|復興基金のコアメンバーとzoomミーティングをしました
vol. 4 2020-08-19 0
みなさま、応援ありがとうございます!
昨晩、これからの杖立のビジョン、そして基金の使途を検討するために、コアメンバーとzoomミーティングを開催しました。
杖立では、各旅館等の復旧作業に遅れるかたちで、川水によって流されてしまったテーブルや椅子、共同浴場や蒸し場の設備等、公共の場の復旧すべき箇所の洗い出しと集約が、少しずつ進み始めました。
ただし台風の季節が迫っています。豪雨以降、依然として杖立川の水位がなかなか下がらない状況です。災害のリスクと不安がある中で、復旧に手をつける場所とタイミングを見定める必要があります。また、今回の経験を活かし、次の災害に備えた体制づくりも急いで進めねばなりません。
一方で、こうしてオンラインで皆と語れる状況は、感慨深くもあります。
杖立がブロードバンド化されたのは2006年。僕(田北)が杖立に住み始めた2004年当時はISDN(ご存じでしょうか…)でした。杖立からメールやFTPでデータを送るために日田市のネットカフェまで40分車を走らせていたのです…!
インターネットのニーズが高い都市部はもちろん、近隣の観光地や過疎地として知られている離島等はすでにブロードバンド化されていました。他方、杖立はなかなか整備が進みませんでした。課題の有無というより「市井に対する課題の見えにくさ」がまちづくりに強く影響するんだなぁと痛感した機会でした。
災害およびコロナ禍のさなかと言えど、こうして日常的にオンラインでやりとりできるようになり、何より全国のみなさんからのメッセージが杖立まで届けられている現状は、それだけでも大きな希望です。
昨晩は、復興に向けた杖立のビジョンについても皆と(熱く!)語ることができました。
ラボがあった頃は、ラボやバー、スナック等で、夜な夜な語り合っていました。
▲16年前の写真です。密ですね。笑
まだしばらくは直接顔を合わせることが難しいですが、その中でも少しずつ、前に進めることを実感できた時間でした。
さて、約1ヶ月にわたるクラウドファンディングも残すところ3日となりました。
最後までお付き合い頂けるとうれしいです。よろしくお願いいたします!