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「杖立温泉復興基金」supported by 杖立ラボをクラウドファンディングで実現!
熊本県阿蘇郡小国町に位置する『杖立温泉街』は、令和2年7月豪雨で大きな被害を受けました。これからの復興を支えていくために基金を立ち上げます!
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2000年、デザイン活動triviaを開始。以降、地域づくりとコミュニケーションデザインを切り口に様々なプロジェクトに携わる。2003年から学生の傍ら杖立温泉街のプロジェクトに関わり、2004年に移住、まちづくり機関「杖立ラボ」を設立し、住民のひとりとして地域づくりに取り組む。2009年、九州大学に着任。現在は、九州大学大学院人間環境学研究院専任講師。その他に、認定NPO法人SOS子どもの村JAPAN コミュニケーション部ディレクター、福岡市里親委託等推進委員なども務め、里親普及や虐待予防等、子ども家庭福祉の課題を乗り越えていくための実践・研究に取り組んでいる。
熊本県阿蘇郡小国町に位置する『杖立温泉街』は、令和2年7月豪雨で大きな被害を受けました。これからの復興を支えていくために基金を立ち上げます!
みなさんの応援のおかげで300万に達することができました!ありがとうございます。
最後まで応援をよろしくお願いいたします!
熊本県阿蘇郡小国町に位置する「杖立温泉街」は、新型コロナウイルスによる営業自粛、およびその直後の「令和2年7月豪雨」において甚大な被害を受け、大変厳しい状況を迎えています。
そこで、11年前まで杖立にてまちづくり活動に取り組んできた「杖立ラボ」のサポートのもとに、杖立・小国町の住民が主体となった『杖立温泉復興基金』を設立します!
2020年7月6日の夜と7日未明、温泉街の中心部を流れる杖立川が氾濫し、周囲の山の土砂が崩れ、温泉街に位置する18の旅館や温泉、町道に川水と土砂が流れ込みました。
杖立温泉街は過去にも度々水害を経験していたことから、住民をはじめ、お客様もいち早く避難することができ、幸いにも人的被害はありませんでした。
しかし、今までの杖立川左岸を中心とした浸水被害と異なり、右岸の山の土砂が大きく崩れ、旅館や温泉施設に流れ込み、かつてない程の大きな被災となってしまいました。
さらに、新型コロナウイルスによる営業自粛が終わり始めたタイミングでした。一年で最も集客のある「鯉のぼり祭り」は中止、観光客が激減し、その挽回を目指し始めたその時、追い打ちをかけるように豪雨が襲ったのです。
杖立温泉街は人口230名程の小さな集落です。杖立温泉観光協会は、観光事業だけでなく自治会機能も有しています。その核を担う協会事務所にも土砂が流れ込み、被災から10日を過ぎた7月16日現在においても、電話すら使用できない状態です。
また、長引く雨による土砂崩れの危険があり、原則として、地域住民やその個人的なつながりを中心に災害復旧作業に取り組んでいるところです。
なかなか水位が下がらない杖立川。しかし、凜とした紅く美しい橋が目を引きます。
この「さくら橋」は、水害直前に、住民でサビ落としをし、塗り替えられたものでした。その他にも地元の小国杉でつくったベンチが各所に新設されています。住民有志の呼びかけにより結成された「杖立景観守り隊」の活動によりつくられた新たな風景が、徐々に広がりはじめています。
また、旅館やバーのリニューアル事業も進みはじめていました。昨年4月に「旅館ふくみ」がリノベーションされ、「旅館かねいし」も7月16日にオープンする予定でした(8月1日に変更となりました!)。地元の若者にも愛されている「杖バー」は、メインストリートにリニューアル移転。新たな賑わいの場が現れようとしています。
3ヶ月に1度、小国町内外からおいしいお店が「足湯」に集まる「杖立足湯カフェ」は、毎回たくさんのお客さんであふれています。そして、4ヶ月に1度開催している朝市「杖立温泉みちくさ市」は、これからの杖立・小国町を担う若手が集まり、朝市に限らず、杖立を元気にしていく企画づくりが継続的になされ、様々な動きのエンジンとなっています。
△ 杖立温泉みちくさ市の様子
少しずつ変化し続けている杖立温泉。そのまちづくりのサポートとして、九州大学の田北雅裕研究室が長らく関わっています。その前身は、2009年まで活動していた「杖立ラボ」です。
2003年に始まった「杖立ラボ」は九州工業大学景観工学まちづくり研究室を主体とした活動で、当時学生だった田北が2004年から移住し、空き家だったパチンコ遊技場をリノベーションしたり、景観整備に携わったり、住民とともに様々な企画を展開していました。
△ 杖立ラボのオフィス(現在は閉鎖)および活動の様子
観光地としての杖立は、新型コロナウイルスの影響や豪雨災害から復旧するだけでなく、それを乗り越えるべく、チャレンジしていかねばなりません。
甚大な被害を受けながらも、復興をあきらめずに、日々復旧作業に取り組む住民の思いを受け、杖立ラボがサポートしながら、地元住民とともに『杖立温泉復興基金』を立ち上げるに至ったのです。
『杖立温泉復興基金』は、観光協会とも連携しつつ、杖立温泉と小国町の若手中心で企画運営している「杖立温泉みちくさ市の会」でその使途と企画を検討し、活用していきます。
主要メンバーは以下の面々です!
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穴井太一(旅館よろづや 三代目)
穴井喜織(杖バー 店主)
江藤理一郎(一般財団法人 学びやの里 事務局長)
河津順也(米屋別荘 館主|杖立温泉みちくさ市の会 代表)
高野みづほ(Kul 代表)
田北雅裕(杖立ラボプロジェクト 代表|九州大学専任講師)
松井みゆき(一般財団法人 学びやの里 スタッフ|杖立足湯カフェ 代表)
山本美奈子(杖立住民)
渡邊孝治(泉屋旅館 専務|チーム背戸屋 代表)
※あいうえお順
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具体的には、① 豪雨で被災した蒸し場・共同湯・看板・広場等の公共空間の整備にかかる費用、② 新型コロナウイルスや豪雨を乗り越えて、杖立温泉街内の廃校「旧下城小学校分校(温泉会館)」を次世代の交流拠点として整備していくための費用、③「みちくさ市」や「足湯カフェ」等、杖立温泉の魅力を充実させ、発信していくための費用等を想定しています。以上の中から、集まった金額や被災の全容を踏まえた上で、優先度を見極め、基金を活用していきます。
コースに応じて、以下の特典をご用意しています。
■ 立ち寄り湯無料券
杖立温泉内の旅館や立ち寄り湯施設で入浴できる「立ち寄り湯無料券(1回分)」を差し上げます。水害の復旧や新型コロナウイルスが落ち着きましたら、杖立自慢の湯をぜひ楽しみにいらしてください。
■ 杖立温泉の蒸し場で食する「蒸し場セット」無料券
温泉街には、まち中に5箇所、温泉の蒸気を活かした共同の「蒸し場」がございます。住民も日常的に利用していますが、お客様も24時間無料で使って頂けます。
「杖立温泉みちくさ市の会」では、その蒸し場をおいしく体験して頂こうと、野菜などをパッケージにした「蒸し場セット」を開発いたしました。近々、販売を予定しているものですが、ご支援頂いたみなさまには、無料券を1枚差し上げます!杖立にいらした時に観光協会事務所で無料券をご提示ください。「蒸し場セット」と交換させて頂きます。
■ オリジナル写真はがき5枚セット「ろじうらら」復刻版
今から13年程前、田北が杖立ラボで活動している時に、杖立の魅力が詰まった路地裏(地元では「背戸屋」と呼びます)の風景を撮影し、オリジナル「写真はがき」をデザインし、5枚セットで販売していました。
「ろじうらら」と名付けたその商品は、すでに完売してしまったのですが、今回、特別に限定100セット復刻いたします!今では見られなくなった路地裏の風景もありますので、ぜひ手に取ってみてください。
△写真はがきセット「ろじうらら」:未晒しの封筒と手触り感のある紙を用いています
地元の方にこの基金のお話をさせて頂いた時、「うれしいけど、復興できるかな…」とおっしゃていたのが印象的でした。新型コロナウイルスによる観光客減、そして想像以上の被災に、未来を描く気持ちになれていない方も少なくありません。
また、現在は復旧作業の最中にあり、被災の全容はまとめられておらず、地域の中核となる観光協会も機能しておりません。その中で、基金の使途を見定め、住民間での合意を見出していくプロセスにも幾つものハードルが想定されます。
その中でも力強く未来を描いていきたい。
今回集まった若手を中心としたメンバーは、そう決意し、着実に前に進んでいきたいと考えています。
今回の豪雨で改めて気付かされたのは、杖立温泉を愛してくださっている方が、本当に、たくさんいらっしゃるということです。SNS等を通して、すでに多くのみなさんの応援メッセージを頂いております。
杖立温泉は、今まで幾度となく災害から乗り越えてきました。今回もみなさまの応援に支えられながら、杖立温泉で一丸となり、必ず乗り越えていきます。
みなさまの応援を、何卒よろしくお願いいたします。
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