「雨なら即終了」絶望の朝から奇跡の快晴を呼んだ、群馬ロケ舞台裏
vol. 5 2026-06-26 0
皆様、いつも温かいご支援をいただき誠にありがとうございます!
映画『白雨』の制作舞台裏をお届けするアップデート記事。今回は、群馬県・嬬恋村での過酷なロケ現場で起きた、まさに「奇跡」と呼ぶにふさわしい【天候サバイバル】の全貌をお届けします。
「乾燥する雨」を描くからこそ、本物の雨は命取りに
本作『白雨』が描くのは、「浴びると急激に乾燥・崩壊してしまう未知の雨」の恐怖です。しかし、この設定であるがゆえに、撮影現場にはある大きな「矛盾」とリスクが潜んでいました。
それは、「本物の雨が降ったら撮影が即破綻してしまう」ということです。
劇中ではすべてがカサカサに乾燥していく様子を表現しなければならないため、実際の雨で地面や車、そしてこだわりの特殊メイクが濡れてしまえば、一瞬にして映画の世界観が崩壊してしまいます。そのため、外でのロケ撮影は「絶対に晴れ(または曇り)」であることが絶対条件でした。
予備日なし!後戻りできない極限のスケジュール
さらに現場のプレッシャーに拍車をかけたのが、スケジュールの問題です。
今回は素晴らしいキャストや一流スタッフ陣のスケジュールを縫って奇跡的に集結した座組だったため、撮影の「予備日」を設けることができませんでした。
つまり、もし雨が降って撮影が中止になれば、スケジュールの再調整や予算の都合上、映画の完成そのものが危ぶまれるという、「背水の陣」の状況だったのです。スタッフもキャストも、連日天気予報のアプリとにらめっこしながら、ただただ天に祈るような気持ちで撮影日を迎えました。
絶望の土砂降りから一転!映画の神様が降臨した瞬間
そして迎えた撮影当日。無情にも、群馬の空は朝から絶望的な土砂降りに見舞われました。
天気予報を見ても雨雲レーダーは真っ赤。「終わったかもしれない…」と現場の空気が重くなりかけたその時。
撮影開始時刻が迫るなか、あれほど厚かった雲が嘘のように割れ、突然眩しいほどの快晴が広がったのです!天気予報すらも裏切る急激な天候の回復に、現場の士気は一気に最高潮に達しました。
監督をはじめ、スタッフ全員が「映画の神様が降臨した」と肌で感じた瞬間でした。この奇跡の快晴がもたらした熱気と極限状態の緊張感は、間違いなく本作の映像のパワーとしてスクリーンに刻み込まれています。
天候というコントロールできない壁を、チーム一丸となって乗り越えた映画『白雨』。
現在、そんな本作のさらなるクオリティアップに向けて、クラウドファンディングでの温かい応援を募集しています。奇跡的なロケが生んだ未踏の映像表現を世界へ届けるため、引き続き皆様のお力添えをよろしくお願いいたします!
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