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仏教《記録映画三部作》をクラウドファンディングで実現!
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浄土真宗本願寺派開教使。2007年にブラジルで仏教系NGOロータス・ブランコを設立。数々の教育文化プロジェクトを実現。ブラジル、日本、フランス共同製作による長編ドキュメンタリー映画[時折・TOKIORI (2012年公開) の調査兼シナリオ製作に関わる。2012年、アメリカの浄土真宗史を捉える記録映画[Streams of Light (63分、2013年公開) を監督製作。2017年現在、ブラジルでの仏教伝播を描くドキュメンタリー映画[Três Joias・ブラジル仏教]を製作中。
20世紀にアジア各地からブラジルに持ち込まれた仏教。伝道100年でブラジル仏教の萌芽ともいうべき段階を迎えた今を記録映画化するプロジェクト。そこには21世紀の西洋社会で進化し続ける仏教の姿がある。
【原題】TRÊS JOIAS(邦題)ブラジル仏教【上映時間】60分 x 3章 【公開】2017年 【言語】ポルトガル語【字幕】英語 / 日本語 / スペイン語 / フランス語【製作】EBISUフィルムス【監督】菅尾健太郎 【製作総指揮】パウロ・パストレロ【製作協力】国際仏教文化協会〔IABC〕仏教伝道協会〔BDK〕他【後援】真宗大谷派南米本願寺 ブラジリア本派本願寺 曹洞宗南アメリカ国際布教総監部 CEBB VIA ZEN CENTRO DE DHARMA 米国仏教団仏教教育部〔CBE〕他
2002年よりブラジルでの仏教伝道に携わってきた私は、ブラジル人が仏教に寄せる関心と受容の仕方に常に魅了されてきました。多民族国家であるブラジルの最大の宗教はキリスト教(カトリック約65%、プロテスタント約22%、無宗教8%)ですが、20世紀初頭、日本人がブラジルに移住した歴史も背景にアジア各地から仏教が持ち込まれました。以来、100年の歴史を経て、仏教はブラジルで少数派ながらも着実に「成長」しています。なぜブラジルではこうした萌芽が見られるのでしょうか。異文化社会で布教活動を行うブラジルの各仏教団体が大なり小なり己の伝統を問い直し、必要に応じて変化させていくのは自然な流れでしょうが、仏教の豊かな伝統を持ちながらも、伝統に縛られず、新たなあり方や可能性を模索するブラジルの僧侶たち。人種や文化を超えた「霊性」との出会いにダイミックなエネルギーが満ちるブラジルで、仏教徒はどの様な問いを持って生きているのでしょうか。本作はこうした視点で激変する時代の「霊性」を見つめます。
パウロ・パストレロ(製作総指揮) 菅尾健太郎(監督)
【監督】菅尾健太郎[Kentaro Sugao]僧侶、画家、記録映画作家。浄土真宗本願寺派開教使。2006年にブラジルでNGOロータス・ブランコを設立し、12年まで数々の教育文化プロジェクトを実現。08年、短編ドキュメンタリー[仏教伝道・Transmissão do Budismo]を製作。08年より11年までブラジル、日本、フランス共同製作長編ドキュメンタリー映画[時折・TOKIORI]の調査担当、シナリオ製作に関わる。13年、アメリカの浄土真宗の軌跡を描くドキュメンタリー映画[STREAMS OF LIGHT - Shin Buddhism in America -](62分)を監督。
【製作総指揮】パウロ・パストレロ[Paulo Pastorelo]ソルボンヌ第3大学大学院修士課程終了。2006年長編ドキュメンタリー映画 [ELEVADO 3.5](75分)をジョアン・ソドレ、マイラ・ビュラーと共に共同監督。ブラジル国際ドキュメンタリー映画祭 «É Tudo Verdade / It’s All True 2007» で審査員賞およびフランス大使館賞を受賞。その他、フランスのビアリッツ国際映画祭トゥールーズラテンアメリカ映画祭など、数々の国際映画祭に出品。2011年長編ドキュメンタリー映画 [TOKIORI](106分)を監督。«É Tudo Verdade / It’s All True 2012»で上映。2013年にEBISUフィルムを設立。[STREAMS OF LIGHT - Shin Buddhism in America -]を製作。
第1章では真宗大谷派南米本願寺の釈利満師、曹洞禅系ブラジル禅の孤圓師、チベット仏教ニンマ派系CEBBのラマ・パドマ・サンテン師、チベット仏教ゲルク派のラマ・ミシェル師、ブラジリア本派本願寺主管の釈清浄師の5人のブラジル人僧侶の軌跡を辿ります。輸入仏教期の教団に育てられ、ブラジルを代表する僧侶となった彼らの存在はブラジル仏教の成熟の具現化でもあり、一人一人の求道の歩みや仏教観、伝道活動における変遷にブラジル仏教の多様な側面が見えてきます。
釈利満 (真宗大谷派南米本願寺) : Shaku Riman(俗名: Ricardo Mario Gonçalves)
孤圓老師 (曹洞禅系天随禅堂) : Monja Coen(俗名: Claudia Dias Baptista de Souza)
第2章では仏教伝搬に携わる民間ブラジル人仏教徒の活動を追います。パライーバ連邦大学で仏教研究を行うジョアキン・モンテイロ教授、医師として活動する傍らボディーガヤ出版社代表としてポルトガル語で数々の仏教書籍を刊行してきたエニオ・ブルゴス氏、曹洞禅グループ「VIA ZEN」の前会長のジョゼ・フォンセッカ氏、ブラジル最大の仏教ポータルサイト『ダルマネット』の創設者マウリシオ・ギゴネット氏等への取材を通して、ブラジル人の仏教受容と共有のあり方、『法』の持つ力とその可能性を描きます。
第3章では2015年に首都ブラジリア連邦区の歴史文化遺産に認定されたブラジリア本派本願寺、現在ブラジルで最も成長する仏教団体の一つCEBB(Centro de Estudos Budistas Bodisatva)、南米における禅布教の礎である曹洞宗両大本山南米別院佛心寺とブラジル最南端リオグランジドスル州に位置する曹洞宗系禅グループのVIA ZEN(禅道)を紹介します。浄土真宗、チベット仏教、禅という3つの異なる教えに基づく仏教コミュニティの姿を通してブラジルの仏教徒の社会、文化活動を検証し、仏教コミュニティのあり方とブラジル社会の関わりを考察します。
本作品のもう一つの重要なテーマは宗教間対話であり、カトリック教や他宗教の家庭環境を持つブラジルの仏教徒が、仏教徒としてのアイデンティティーを保持しつつ、他宗教との平和的共存を模索する様子が伺えます。
長い歴史と比較的均質な民族構成を持つ日本と、新興国で民族的多様性に満ちたブラジル。6世紀以来という長い仏教の伝統を保持しつつ、今日ではその伝統を見直し、新たな可能性を模索する機運の高まる日本で、本作は仏教の魅力を再発見する一助となることでしょう。
今回の目標金額は以下の製作資金の一部となります。
支援者の皆さまのお名前を映画のエンドクレジットや映画公式サイトに掲載させて頂くほか、DVDやブルーレイをお渡しします。
このプロジェクトは、本年5月に第1章が完成しました、現在は第2章、第3章の編集が進められており、これら2章のポストプロダクションを終える資金がまだ不足しているため、より多くの方々からのご支援を頂きたく、日本でのキャンペーン実施に至りました。キャンペーンの目標金額の達成の有無に関わらず協力者へのリターンは行われますが、キャンペーンが目標金額を達成出来なかった際にはリターンのお届け予定日が多少遅れる(2018年内)可能性があります。
6月に京都、東京で試写会上映が行われます。いずれの会場も入場無料です。皆様のご来場をお待ちしております。
【京都】 6月22日(木)17:30~20:00 (詳細)http://rcwbc.ryukoku.ac.jp/activity/other
場所:龍谷大学アバンティ響都ホール 京都駅八条口《300名収容》
【東京】 6月27日(火)14:00~16:30
場所:仏教伝道センタービル8階 東京都港区芝4丁目3-14《120名収容》
【EBISUフィルムス】ebisufilmes.com
サンパウロにベースを置き、主にドキュメンタリーの製作を手がける映像制作会社。世界とそこに住む人々を新たな視点から見つめ直す機会を与える作品を生み出すことを目指している。フランスと日本を始めとする海外のパートナーと国際共同製作も行う。
3000 円
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