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舞台『太陽の塔の四つ目の顔を見たことがあるか』をクラウドファンディングで実現!
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大阪大学現代芸術を考える会代表・小島東洋(「東 洋」の芸名で活動)による学生発演劇企画。 2013年11月結成。過去において、戦争と差別、明治文学における真実の在り方、子供から大人への変化などについて、現代の学生という視点から向き合い考察の現場として創られた作品は、その取り組み、そして芸術作品としての価値が高く評価されており、大阪大学社学連携事業としての創作も手がけている。また、代表かつ東洋企画全作品の演出家を務める小島東洋は、若手演出家コンクール2015において、全国から二次審査進出者上位15名に選ばれるなど、次代の演劇界を担う表現者として大きく期待されている。
大阪大学に在学中で、現代芸術を考える会代表の演出家、東 洋による演劇企画である「東洋企画」の第三回公演。今回の公演は、作品づくりにあたって『大阪の都市論』をテーマとしており、関西各大学の現役学生を主体としている。
私がこれまで大阪大学に在学している中で、見てきた、経験してきた学生発のプロジェクトの数は非常に少ないものでした。教授や大学側主導のものでも、それに参加する学生は限られており、ましてや学生主導のもの、さらに「継続性」を備えたものとなると皆無と呼べる環境でした。
この環境への疑問に加え、ゼミやボランティアといったものとは別に、文化的なものを切り口とした企画、社会とのつながり方があっても良いのではないかという思いもあり、大学2年生のときに演劇企画「東洋企画」を立ち上げました。
演劇という文化は、創作において、俳優、劇場、スタッフ、広報と多岐にわたる活動が求められるとともに、しばしば「総合芸術」と言われます。それ故、多くの人と人との繋がりが求められ、私たちが社会に発信していくにあたり最適な手段であると強く感じています。
その思いの下に、これまで社会との繋がりと舞台表現の二本の柱を軸に活動を重ねてきました。
その中で参加者は、学生に留まらず、社会人、演劇界でのプロスタッフにまで及び、大阪大学社学連携事業における創作も行いました。また、舞台表現としても、若手演出家コンクール2015において評価を頂くに至っております。
近年、京都造形大学の製作プログラムの中断に見られるように、学生と社会人が創作の場を共にすること自体が少なくなっています。(同大学映像学科学科長の高橋伴明監督は、このプログラム中断と、学生の自主製作作品の減少という現状に際して、自ら資金を持ち出し現役学生もキャスト、スタッフとして参加した映画「赤い玉、」を製作されたと聞きます)
私は、こうした異例とも言える学生発、主導のもとに実績を重ねている自身の活動をより多くの方に知って頂きたく思います。
そして、私たちの企画がさらに発展し、表現活動、創作のターミナルとして機能することを望みます。
こうした草の根の活動こそが日本の文化の底上げ、社会の発展へとつながり得るものであると確信してなりません。
東洋企画代表 東洋
大阪大学現代芸術を考える会代表・小島東洋(「東 洋」の芸名で活動)による学生発演劇企画。
2013年11月結成。近年学生発の企画に欠けがちな「地域性」「継続性」に重きをおき、作品毎に参加者を集め創作を行っている。過去において、戦争と差別、明治文学における真実の在り方、子供から大人への変化などについて、現代の学生という視点から向き合い考察の現場として創られた作品は、その取り組み、そして芸術作品としての価値が高く評価されており、大阪大学社学連携事業としての創作も手がけている。また、代表かつ東洋企画全作品の演出家を務める小島東洋は、若手演出家コンクール2015において、全国から二次審査進出者上位15名に選ばれるなど、次代の演劇界を担う表現者として大きく期待されている。
劇団HP http://toyokikakupastel.web.fc2.com/index.html
■過去公演
2014年3月 @大阪大学豊中キャンパス 学生会館2階大集会室
第一回東洋企画
「無差別」
脚本:中屋敷法仁(柿喰う客)
演出:東 洋
劇団「柿喰う客」が2012年に上演した演目を、戦前と戦後、宗教の転換、差別と被差別、人間と自然といった普遍的かつそれ故に、近年学生等の若者の視点から論じられることの少なくなったテーマにフォーカスした演出が為されました。
2015年1月 @大阪大学豊中キャンパス 21世紀懐徳堂スタジオ
大阪大学現代芸術を考える会 社学連携事業演劇作品
第二回東洋企画
「偽曲 藪の中」
脚本と演出:東 洋
芥川龍之介の傑作「藪の中」を下地とした東 洋による描き下ろし作品。原作中で描かれている真実の在り方を現代社会に生きる青年として見つめ直し、生きる青年として見つめ直し、照らし合わせ、マスメディアの問題も絡めた『薮の外』と重ねて描いた『偽曲(ぎきょく) 藪の中』となっている。
2015年5月 @大阪大学豊中キャンパス 21世紀懐徳堂スタジオ
大阪大学現代芸術を考える会 社学連携事業演劇作品
現代芸術を考える会 新入生歓迎公演
東洋企画 番外編
「日本の大人」
脚本:柴幸男(ままごと)
演出:東 洋
岸田國士戯曲賞作家である柴幸男の作品「日本の大人」を上演。子供から大人への過程と、変わっていくものについて、両者の中間である学生の立場から本作を捉え、上演しました。現代芸術を考える会新入生歓迎公演と銘打ち、主に大人と子どもの狭間となる、新入生を対象とした。
大阪大学生協学生委員会発行の機関誌『HandaiWalker』で取り上げられるなど関西演劇界での知名度・人気を確立しました。
高知県出身。
1993年生まれ。
「東洋企画」代表を務める、演出家・役者・劇作家。大阪大学に現在在学中。
大阪大学公認団体「現代芸術を考える会」の代表も務めており、学生発の継続的な企画、創作活動を主として、活動している。
幻想的かつ美しい世界観の描写、役者の身体表現を活かして空間を広くつかった壮大な演出に定評がある。
俳優としても、dracom、VOGA、がっかりアバター等関西有数の劇団への客演を多く重ねる傍ら、他劇団への舞台美術デザインの提供、大阪大学文芸レーベルへの寄稿、京都舞台芸術研究会への参加等、幅広く活動している。
また、一般社団法人 日本演出者協会主催 若手演出家コンクール2015において第一次審査を通過。今公演は第二次審査対象作品となっている。
【演出(近作)】
東洋企画全作品の演出。(全作品への出演も含む)
劇団六風館「贋作 桜の森の満開の下」演出・出演(作:野田秀樹)
「なみおと」「ポート・エレン」(脚本と演出)
【出演(近作)】
VOGA「Vector」主演「Lobby」(作演出:近藤和見 ※両作品は文化庁芸術祭出品)
がっかりアバター「あくまのとなり。」「啓蒙の最果て、」「この町で、僕はバスを降りた」(作演出:坂本アンディ ※「あくまのとなり。」は應典院舞台芸術祭space×drama2014優秀劇団選出)
dracom「たんじょうかい♯3」(演出:筒井潤)
私見感「並行戯曲」(作:黒井エミ 演出:緑川岳良 ※同作品はウイングカップ4最優秀賞受賞)
劇団うんこなまず「ラブなま」「fly me to the xxx」(作演出:繁澤邦明)他多数。
2015年現在、太陽の塔はかつては存在としたという地下の4つ目の顔を失った不完全な姿で、まるで、取り残されたように万博公園にそびえ立っている。本作は、太陽の塔が取り残される以前の時代の姿・街の姿に迫る寓話劇である。
近畿圏の大都市として非常に近い距離にありながら大阪と京都の距離はあまりにも遠く感じる。これは、田舎から出てきた身としての率直な感想である。同時に、田舎から出てきた私が見てきた大阪では、お笑いや粉もんなどの大阪のイメージを大阪の人たち自身が自ら引き受けてしまっているように感じてしまう。
では、私たちが思い描きイメージしてきた大阪は、どこにあるのか。今公演では、「大阪の都市論」と題し、失われた大阪の姿に迫りたいと思う。
また、大阪と京都では、風土の違いのみならず、学生感の交流が非常に乏しく感じる。そこで第二のテーマとして、京都・大阪の学生が創作を共にすることで、学生間の交流の活性化を促したい。これらが二本柱である。
そのために、共通のテーマとして、大人と子供というテーマを取り扱う。私たちの年代が社会と関わるにあたり、逃れることのできない、いわば普遍のテーマであるがゆえに、都市文化の垣根を越えて、創作に取り組むことができると確信している。しかし忘れてはならないのは、本作を、私たちの議論の発表の場でもなく、お客様への説教でもなく、エンターテインメントとしての、美しい芝居として仕上げることであろう。
私たちは、誰かの何かの上に立っており、私たちの周りにありふれていると感じているものにさえ、誰かの思いが残っていたりする。それに目を向けてみたくなる、そんな優しい気持ちになってもらいたい。
2015年10月19日 東洋
■あらすじ
望遠鏡に残った円い記憶を追って少女は走る。太陽の塔のど真ん中、「現在」の顔は今を表した顔なのか、それとも今を見ている顔なのか。コンクリートを拾い上げたとき、一つの顔が浮かび上がる。
「ねえ、あなたにあたしの世界が見える?」
【お問い合わせ】制作担当:中原久実(なかはらくみ)
TEL:080-5623-2003MAIL:toyokikaku.pastel@gmail.com
■ 公演情報
若手演出家コンクール2次審査出品作品
第三回東洋企画『太陽の塔の四つ目の顔を見たことがあるか』
脚本と演出:東 洋
【日時】2015年11月27日(金)18:00〜
28日(土)13:00〜 / 17:00〜
29日(日)13:00〜 / 17:00〜
30日(月)14:00〜
【料金】[一般]前売り1800円 / 当日2000円
[学生]前売り•当日 1500円
【上演時間】120分
【会場】旧•立誠小学校講堂
〒604-8023 京都市中京区備前島町310-2
○阪急京都線「河原町」駅下車、1a出口より北へ徒歩3分
○京阪本線「祇園四条」駅下車、4号出口より北西方向へ徒歩5分
東洋企画HPにて、会場までの道のりを写真付きでご案内しております。下記URLよりご覧ください。
http://bit.ly/1uwG0lz
高瀬川沿いの橋を渡って、正面入口よりお入り下さい。
駐車場・駐輪場はありません、公共の交通機関をご利用下さい。
◆予約フォーム◆
http://ticket.corich.jp/apply/67941
◇出演者◇
岸鮭子/中嶋翠/外山雄介/東 洋 (以上東洋企画)
白井宏幸(ステージタイガー)/久保健太/まつなが/森岡拓磨(劇団冷凍うさぎ)/村上由規乃
石垣光昴/川原啓太(劇団ずぼら)/西田悠哉(劇団ちゃうかちゃわん/劇団不労社)/國枝千尋(劇団六風館)/佐岡美咲(劇団六風館)/堀田彩花(劇団六風館)/清水咲歩(演劇集団関奈月)
石田裕子/浜崎茉優(学園座)/都呂路あすか(はちの巣座)/茶髪(劇団万絵巻)/真一花琉(演劇グループSomething)
相間カンパチ/国本クイナ(学園座)/嶋崎光輝/高橋賢(演劇集団関奈月)/佐倉ハルキ(演劇集団関奈月)/洪一平(覇王樹座)/類家弘敬(覇王樹座)/吉田皓太郎/田中林檎(展覧劇場)
西能まりあ(自由劇場)/水木めい(自由劇場)/水野さくら(劇団六風館)/黒田美音(劇団六風館)/松田千怜(劇団六風館)/島崎秀吉(劇団カオス)/熊谷香月/日浅美久
◇スタッフ◇
美術:松本謙一郎
照明:西崎浩造
音響・効果:浅葉修(Chicks)
映像:岡本拓朗(劇団六風館)
振付:大熊隆太郎(壱劇屋)
衣装:堀洋子(Wエレファント)
美粧:中嶋翠
宣伝美術:片山裕子(劇団夜光鯨)
小道具:藤田陸(劇団ちゃうかちゃわん)
舞台監督:ニシノトシヒロ(BS-Ⅱ)
写真撮影:山口紘司
制作:藤野咲
演出補佐:真崎純、片山裕子
制作補佐:溝端友香
共催
企画・製作 東洋企画
当演劇企画は、代表である東 洋の信条として、出来得る限りの完成された美を追い求めるために、舞台、効果、衣装等に至るまで妥協を許さないが故に、多くの費用が必要となる場合が少なくありません。より多くのお客様に当企画の作品を楽しんで頂くために、チケットの料金への上乗せはなるだけしたくない、しかし作品のクオリティに関して尽くせるベストがあるならばみすみす手放したくはない。
双要望を実現するために、今回私たちはクラウドファウンディングを活用させていただく決断を致しました。
私たちのような団体がクラウドファンディングを活用させていただくことは、私たちのような演劇団体の活動を、より多くの方に知っていただけると同時に、現役大学生などの芸術活動の新たな可能性を開く意義を持つものと確信しております。
ファウンディングによって集まったお金は、今回の公演「太陽の塔の四つ目の顔を見たことがあるか」完成のためのスタッフ作業の資金とし、具体的な内訳としては、舞台設営のための予算の一部として約12万円、照明に約10万円・音響に約10万円・舞台監督費に約10万円をそれぞれ充てさせていただきたいと考えております。
・【お礼のメール】
プロジェクトご協力に対するお礼のメールを送らせていただきます。
・【Webサイトと当日パンフレットへのクレジット掲載】
ご協力の特典として、当演劇企画HPと、今公演の当日パンフレットに御名前を掲載させていただきます。
・【出演者のメッセージ入りカード】
当演劇企画の専属美術:片山裕子のデザインによる特製ポストカード(非売品)に今公演の出演者のメッセージを添えて差し上げます。
・【舞台写真】
今公演『太陽の塔の四つ目の顔を見たことがあるか』の舞台写真を差し上げます。
・【戯曲】
戯曲「ペガススのマドギワ」(作:東 洋・未上演作品)を差し上げます。
・【東洋企画公演DVD】
第二回東洋企画「偽曲 藪の中」(脚本と演出:東 洋)の公演DVDを差し上げます。
・【公演チケット】
あらかじめ座席をご用意させていただき、当日会場にてご案内させていただきます。
・【ワークショップご招待】
東洋企画が2月に予定しております舞台ワークショップ(関西近郊)へご招待させていただきます。
・【特製戯曲】
あなたのために、わたくし、東 洋が短編戯曲(30分相当)を一本、書かせていただきます。
仮に目標金額に到達しなかった場合でも、公演は実施されます。その際も、集まった金額は本公演の製作資金として活用させていただきます。お礼のプレゼントも履行されます。また反対に、目標金額を上回った場合も、集まった全ての金額を本公演の製作資金として活用させていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。ご支援いただいた皆様のご期待に応えられますよう、本公演の製作に全力を傾ける所存です。どうぞ応援よろしくお願い致します。
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