東学農民革命をかけはしに、未来へ平和を
vol. 3 2016-12-28 0
先日はいささかおどろおどろしいお話を申し上げましたが、東学農民革命はいま、日本と韓国の間に平和の果実をもたらす種となりつつあります。
日韓市民間の草の根の交流が盛んになってきているのです。
この映画にもご出演くださっている中塚明先生のご主催で、2002年より「東学農民軍の歴史を訪ねる旅」が続いています。
今年は2016年10月17日~22日に行われ、24名の市民の方々が日本からご参加されました。
19日には100名近くの日韓市民による交流会もあったとのことです。
<<2016 歴史を直視する韓日市民交流会~「連帯・共同21」よりご提供>>
詳細は下記のリンクでご覧いただけます(「連帯・共同21」の「連帯・社会像」記事より)。
(前篇)
http://rentai21.com/?p=3886
(後篇)
http://rentai21.com/?p=3965
(ツアー会社のリンクはこちら)
また2012年7月には、東学農民軍鎮圧のための主要部隊だった、日本後備歩兵第十九大隊中路軍600名の出身地である愛媛県松山市で、「東北アジアの平和フォーラム」が開催され、ここでなんと東学農民軍の遺族と第十九大隊の遺族との交流が行われたのです。
120年の時を超え、加害・被害の立場も越えて、平和を願う民衆同士の交流が実現した、奇跡ともいえる瞬間でした。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120731/news20120731239.html
私ども映画上映委員会も、東アジア平和のかけはしの一かけらにでもなれることを願っております。
どうぞ、ご関心ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
映画「東学農民革命」上映委員会 蔡光浩