【雄大な自然の中で壮大な物語の一片に触れる。
朗読劇『巴御前の道行』を琵琶湖で開催したい！】

去る11月6日、本番終了後に
リターン特典でもあるアフタートーク＆ピザおもてなし会を開催しました。
天気に恵まれた昼間でしたが、夕日が沈んでからは急速に暗くなり寒くなりました。

月が湖面に映えております。

ピザ釜が温まるのに1時間以上かかるということで（？！）
焼けるようになるまでアフタートーク。演出・田中が拙い進行役を務めました・・・。

この作品が出来たキッカケは演劇講座だったのですが受講生だった私は、作家が執筆に入る前に参加者で作品について対話する会が出来たら良いのになと密かに思っていました。実際にはそんな時間が取れるほど余裕はなかったので、私の妄想は幻となりました。

「巴はどんな人なのか」や
「なぜ生きる場を選んだのか」についてお話ししました。
進行に詰まれば、俳優に話を振って助けてもらいました。

俳優がそれぞれ行っていた役や物語への解釈の数々に目からウロコ…！そんな考え方があるとは、などこちらが学ぶこと多しでした。本番を終えているのに、もっともっと稽古がやりたいと毎度思うのが公演というものです。気付きがあり、今度はああやろうが湧いて来る。

気がつけば、これが3年前にやりたかったことのひとつだと感じました。
作品完成後に対話がある、と理想は前後しましたけれど、
人物や作品について正解を打ち出すではなくただ語らう時間を持つことが出来ました。

上演だけで無く、別の願望まで叶えてくれた巴御前には本当に頭が上がりません。
生きる場がその時間を生み出させてくれました。

そうこうしている内にピザが焼き上がりました！

お客様とスタッフキャストで引き続き語らいながらのピザ会。
短い時間でしたが素敵な交流の時間となりました。
まさにみんなが活き活きと生きている、「生きる場」の夜でした。

ご参加いただいた皆さま、お手伝い下さった方々。
本当にありがとうございました。