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映画『とうめいな生き物たち』完成と上映をクラウドファンディングで実現!
那須塩原市の壮大な自然をスクリーンへ。この秋、全編栃木県那須塩原地方で撮影された映画『とうめいな生き物たち』の完成に向け、作品の可能性を最大限引き出し新しい映画体験をお届けするため、クラウドファンディングを実施致します。
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1987年千葉県生まれ。早稲田大学卒。ゆとり世代。大学3年の時に唐突に映画監督を目指し、卒業後より自主制作映画を中心に製作を続けている。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、大阪アジアン映画祭、札幌国際短編映画祭など、国内の主要映画祭で入選を果たし、近年ではミュージックビデオやWebCMの監督としても活躍している。特にミュージックビデオでは、シュールで洗練された独特の世界観が、ミュージシャンからも大きな支持を集めている。"Beautiful & Strange"な映画作りを志している。
那須塩原市の壮大な自然をスクリーンへ。この秋、全編栃木県那須塩原地方で撮影された映画『とうめいな生き物たち』の完成に向け、作品の可能性を最大限引き出し新しい映画体験をお届けするため、クラウドファンディングを実施致します。
現在、未来、過去、3つの時間が重なり合う寓話的三重奏。
今の自分は、子供のころ思い描いた大人になれているだろうか。
この先、自分はどんな人間になってゆくのだろうか。
不安定な時代、人は自分の将来像をうまく描くことができなくなってきているのではないだろうか。そこで人々は刹那的な消費行動に走ることで現在を埋め合わせ、一方で資格とか病名とか資産とか、とにかく自分を保証してくれる何かを求めて行動する。
でも本当に自分の現在を支えてくれるものは、「いいね」の数や資格や資産ではない。それは過去の自分であり将来の自分、そして今自分の周りにいる人たちだ。
過ぎ去った記憶、まだ見ぬ将来の自分、そのどちらも実は”イメージ”であり、その意味で「現在」に含まれている。だから、過去の自分と未来の自分を正しくイメージできた時、人は過去とも未来ともさよならして、今を生きることができるようになる。
【ストーリー】
クリーニング屋で働く心太。ある日、洗濯機の中から未来の自分がやってくる。
しかし、未来の自分は、年老いていて痴呆が始まっており、記憶が曖昧で何の役にも立たない。一方、喧嘩して出て行った娘のみのりが夜になっても帰ってこない。何もかもが少しずつ狂っている夜。心太は運転中に車から飛び出していく。未来の自分の言葉が過去の記憶を呼び起こし、心太は森へと入っていく。
主人公・心太役は映画、CMなどで幅広く活躍する俳優・岡慶悟。その娘・みのり役にはミスマガジン2018で一般公募からミス週刊少年マガジンに選ばれた岡田佑里乃。未来から来た老人役には舞台を中心に活躍を続ける里村孝雄。その他、鈴木タカラ、及川欽之典(子役)、龍坐、三坂知絵子など、個性的な俳優が素晴らしい演技を見せてくれた。
映画『とうめいな生き物たち』は監督の高山康平と撮影監督の室井大地によって、企画が始まりました。
監督の高山は大学卒業後、自主制作映画を撮り始め、これまでSKIPシティ国際Dシネマ映画祭、大阪アジアン映画祭、札幌国際短編映画祭など国内の主要な映画祭を始め多くの映画祭で評価を得てきました。また、初の長編となった『アイニ向カッテ』がこの秋、劇場公開されるなど、今後の活躍が期待されています。撮影監督の室井は、映像制作会社の撮影部としてテレビCMや劇場公開映画、テレビドラマの現場など、第一線で経験を積んできました。そんな二人が、室井の出身地である那須塩原市で映画を撮ろうというところから企画が始まりました。
自主映画に何ができるのか、その表現の可能性を模索していた高山と、自主映画だからこそ恐れなく従来の固定観念を無視した、より映画的でエモーショナルな撮影を目指す室井、二人のこれまでの経験と想いが交差し、本作は誰も見たことのない奇想天外で美しい映画となりました。
本作は2019年9月に全編那須塩原市・大田原市・那須町で撮影が行われ、現在ポストプロダクションに入っております。みなさまのご支援によって、この映画をさらに特別なものにしていきたいと考えています。
高山康平
1987年千葉県生まれ。早稲田大学卒。映画監督。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、大阪アジアン映画祭、札幌国際短編映画祭など、国内の主要映画祭で入選を果たし、近年ではミュージックビデオやWebCMの監督としても活躍している。特にミュージックビデオでは、シュールで洗練された独特の世界観が、ミュージシャンからも大きな支持を集めている。監督作『アイニ向カッテ』が2019年秋、劇場公開。
新しい物語を発明したい。
今、自主映画はこれまでにない盛り上がりを見せています。上映するチャンスが増え、作品によっては連日多くのお客さんで賑わっていることもあります。その独自性と作り手との距離の近さが、自主映画ファンが増えている要因なのだと思います。しかし、この状況は作り手たちにとってはいささか複雑な心境を呼び起こしもします。というのも、自主映画作家の多くは、選択的に自主制作という形を取っている訳ではないからです。
僕は当事者の一人として、自主映画作家たちが本当に自分の感性を十全に発揮することができているのか疑問に思うようになりました。
というのも、自主映画作家たちは上映の機会を得るためにまず映画祭での入選を目指す訳ですが、その映画祭の多くは芸術振興よりも地域振興的な色彩が強く、挑戦的な作品よりも一般的なドラマが受け入れられやすい傾向にあります。その結果、多くの作家が映画祭を意識した作品作りをしてしまっているように思えるのです。
確かに、観客を意識した作品作りというのは大切なのかもしれません。しかし、そればかりでは商業映画と変わりがありません。むしろ、予算が低い分単に商業映画に劣ることになります。
だから今回は、”自主映画だからできる表現”ということを強く意識しました。そして、映画祭への入選を目指しながらもそれに依存しない作品展開を考えたとき、クラウドファンディングを通じてお客さんと繋がるという方法に行き着きました。クラウドファンディングを利用することによって、お客さんにより完成度の高い作品を届けられるのはもちろん、リターンを通じて観客にこれまで体験したことのない映画の味わい方を届けることができるのではないかと思いました。そこにはクリエイティブの入り込む余地が十分にあります。
僕はお客さんに、新しい物語、新しい映画の体験の仕方を届けたいのです。
ここ数年、物語というものについて考え続けてきました。起承転結、3幕構成などといった物語の定型というものがありますが、そればかりが物語ではないのではないかと。
そればかりでなく、物語というのは映画や小説の中のものばかりではなく、私たちの日常にまで深く浸透しているのではないだろうか。人は自分の生活や人生に意味を見出そうとしますが、その行為自体がすでに物語なのだと思います。人は言葉でものを考え、理解します。言葉によって混沌とした世界に秩序を与えます。そしてそれこそが物語の作用なのだとしたら、物語とは言葉による発明品だと言えそうです。そして、その発明はまだ終わっていないのかもしれません。
この物語は過去や未来と時間が交差する非現実的なおとぎ話ですが、それでも現実についての何がしかを描くことができていると信じています。三次元空間とは四次元空間の影であると言った人がいます。三次元を描くなら四次元にまで分入って描く必要があるのかもしれない。そんな考えから本作は作られました。そして、新しく発明されたこの物語が多くの人に届き、どう映るのかを見てみたいと思っています。
高山康平
室井大地
1991年那須塩原市生まれ、大田原高校卒。2015年、東京都中目黒に本社を構える映像制作会社 株式会社エルロイに入社。入社後から現在まで、撮影部として、テレビCM、劇場公開映画、テレビドラマ、自主制作映画など幅広いジャンルの現場経験を積む。
この映画は僕からの故郷へのメッセージです
0歳~18歳までの18年間を黒磯で過ごし、高校時代にフォーラム那須塩原が出来るまで、今では廃館になってしまった地元の小さな映画館、シネマクラフト黒磯でハリウッド映画やジブリ映画を観てきました。初めて映画館に行った日を今でも忘れません。シネマクラフトで『スターウォーズ エピソード1 /ファントム・メナス』を映画が大好きな叔母に連れられて観たのが、僕の映画原体験です。今思えば大人にとってはとても小さな劇場だったかもしれませんが、当時体小さかった僕には作品も相まってその空間は紛れもない宇宙であり、銀河系を飛び回るアナキン・スカイウォーカーにひたすらに憧れました。映画を観ながら飲んだ缶のペプシコーラの味も格別でした。
上京後、地元では観ることが出来なかった古い日本映画やヨーロッパ映画など、様々な種類の映画を観る機会が増え、より映画の虜となり、そして今では撮影が自分の職業となるまでになりました。
では何故、28歳になった今、生まれ故郷で撮影をしようと考えたのか。
仕事を通して、東京は元より日本全国の土地を撮影助手として見てきたが、手の込んだスタジオのセットや、CGやVFXよりも、年末年始に帰省する度、故郷そのものが最も“映画的”であることに気付き始めました。区画整理された住宅地や駐車場と田園風景が混在する風景、霧が立ち込めた那須連山を背に見る長い農道、静まり返った駅前の商店街と隣り合い煌々と光るゲームセンターやガソリンスタンド、穏やかな新緑が突如激しい雷雨に包まれる森林・・・
その景色の全てが、この土地に住む人たちにとっての日常であり、“映画的”とは程遠いと言えるかもしれません。しかし、今や都会に住む大人の一人となった自分にとって、それは“郷愁”というよりも、カメラアイを通すことで“映画的”な風景として眼前に立ち現れます。
今回、まず脚本があり、それにあうロケ地を探すという一般的な制作過程ではなく、
監督・プロデューサー、そして撮影監督兼ロケ地コーディネーターとしての僕の三人で、この土地に訪れ、記憶を頼りにありとあらゆる場所を練り歩き、ロケ地同士をパッチワークすることで、一つの脚本が本格的に出来上がり、登場人物たちが生まれました。
ある種、この土地に対する僕のメッセージとして、受け取ってもらえるはずです。
また最終的には、ご支援の達成状況に合わせて、地元での上映会を催し、沢山の方に見て頂き、この土地の“映画的”に触れてもらえればと思います。ご支援のほどよろしくお願い致します!!
室井大地
岡慶悟(心太役)
『とうめいな生き物たち』のページをご覧頂き誠にありがとうございます。
出演させて頂きました岡慶悟と申します。
「家族」それ自体は生き物みたいで、
笑い合ったかと思えば冷めたり怒り狂ったり、季節みたいに色を変える。
きっと、その時を懸命に生きてる個々が火花を散らし合ってるからこそ、なんだろうと思います。
これは、山あいの小さな町で、
苛立ちと消耗の中で暮らしている崩壊寸前の家族が、
「未来の自分」を名乗る来訪者によって体験する、奇妙な一昼夜を通して、
忘却した過去や無垢なものと邂逅してゆく物語です。
ファンタジーでもありますが、
湿気った男の心に火が点いて
大切なものを見つけ出しに行く
ストレートな 愛の話だと僕は思っています。
この作品に期待してくだされば幸いです!
岡田佑里乃(みのり役)
私が演じさせて頂いたみのりは心のうちにあるものを自分で抑え込むようなタイプだったので、あまりセリフもなく立ち回りが難しかったです。私の場合、思った事はすぐ言ってしまうので新鮮な役柄でした。
台本を頂いた時は、すごく素敵な作品でニヤニヤして読んでいましたし、どんな風にこの作品を撮るんだろうと撮影をすごく楽しみにしてました。
3人の心太さん(笑)お母さん、幸江さん、みんな頼もしい方で撮影を引っ張って頂いたので、映画撮影の初めてな私にはとても有難かったです。
素敵な作品に携わることができ、本当に嬉しいです。ありがとうございました!
映画『とうめいな生き物たち』は現在、撮影を終えて編集に入っております。
今後のスケジュールですが、
〜11月上旬 カット編集
〜12月初旬 MA作業
〜2020年1月上旬 音楽制作
〜1月下旬 完成(サポーター限定試写イベント)
2月〜映画祭出品・上映活動
今回のクラウドファンディングによって実現したいことは、観客の新しい物語体験です。
映画を映画として楽しんでいただくことはもちろんですが、ご支援のリターンとして、映画のために作られた絵本などを用意しており、作品の背景にまで入り込んで行けるような体験を作りたいと考えています。
いただいたご支援は、ポストプロダクション費用(MA費、音楽制作費、字幕制作費)に使われる他、みなさまが作品をより楽しめるためのリターンの制作(製本代、デザイン費など)に使わせていただきます。
[費用内訳]
MA費 15万
音楽制作費 20万
リターン制作費(製本代・デザイン費・会場費など)10万
手数料5万
ーーーーーーーー
計50万
・監督・キャストからのお礼メール
・〈エッセイ〉監督が作品に込めた想い
すべての支援者に、監督がこの作品にどのような想いを込めたのかを書き綴ったエッセイをメールにてお送りします。『とうめいな生き物たち』の”とうめい”とはどのような意味で使われているのか、”過去も未来も現在に含まれている”ってどういうこと? 文筆活動も行う高山監督の文章はそれ自体、一つの読み物としてお楽しみいただけますし、映画と併せて読むとそれぞれの深みがより一層増すことでしょう。
・特別上映イベントへのご招待
監督・キャストが登壇する特別上映イベントにご招待します。監督やキャストがそれぞれどのような想いを持ち寄ってこの映画ができたのか、また撮影の様子など、作品をより深く味わえるイベントにしたいと思っております。
イベントは都内にて1月下旬〜2月上旬頃の開催を予定しております。(お越しの際にかかる交通費につきましては、ご支援者さま各自のご負担となりますのでご了承ください。)
・お名前をエンドロールにクレジット
映画のエンドロールにあなたの名前が載ります!
※大変恐縮ながら、作品の演出の都合上、本名(もしくは仮名)での掲載をお願い致します。こちらの方でニックネームと判断したものは掲載しないものとさせていただきます。ご了承ください。
・サイン入り製本台本
撮影に使われた製本台本に、監督・主要キャストのサインを入れてプレゼントいたします。本編と見比べて見ると、それぞれのスタッフやキャストが台本をどのように読み取ったのかが見えてきて、映画撮影の奥深さを感じることができます。
・オリジナルブックマーク(栞)
普段からご使用いただけるオリジナルブックマーク(栞)をプレゼントいたします。
デザインは高山監督の双子の弟であり、デザイナーの高山淳平。
観終わった後も心の中に残って、その記憶が生活の片隅を彩るような、そんな映画になるように願っています。そして、日常で本を開く度に、映画を観た時の気持ちがほんのり香る。そんな体験を提供したいです。
・絵本『森のとうめいないきものたち』プレゼント
映画のために作られた絵本『森のとうめいないきものたち』をプレゼントします。
映画の中で絵本が登場するのは一部だけなのですが、作品をより奥深いものにするため、絵本を1冊まるまる作成しました。森に迷い込んだ少女・ルルと森に住むとうめいな生き物たちとの物語です。
絵本『森のとうめいないきものたち』はWEB版を高山監督のnoteにて公開しております。
・絵本作者による描き下ろし”森のどうぶつ”絵画
絵本『森のとうめいないきものたち』の作者がコレクターのために森のどうぶつの絵を描き下ろします。描いて欲しい動物がある方は質問欄よりお知らせください。
本プロジェクトは、最終的には映画祭での入選や映画館での公開を目指しておりますが、それらを保証するものではありません。また、特典の上映イベントに関して、監督・キャストの登壇については変更の可能性があります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
本プロジェクトは、単にこの作品を成功させるに止まらず、自主制作映画の今後の在り方を変えるものにしていきたいと考えています。自主制作だからこそできること、これまでになかった物語の体験の仕方、そしてそれを今後も続けていく方法。芸術に対する世の中の支援の在り方、作り手と鑑賞者の関係。このプロジェクトを実施すること自体が、それらのことを考えることになれば良いなと思っています。ぜひ、より面白い世の中を作っていきましょう。
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