飛騨高山の「ゲストハウスとまる」にカフェ「はるばる」を移転。
旅と地域の暮らしを繫ぐ“交差点”をつくります！

早いもので皆様に応援頂いてるとまるのクラファンも残り2日となりました。おかげさまでネクストゴールも達成となりました。たくさんの応援ほんとありがとうございます。

プロジェクトも終盤ですが、カフェ「はるばる」をとまるに移転するプロジェクトに関してその過程と思いを簡単ではありますが書いてみることにしました。

もともとゲストハウスの2号店「とまろっとホステル」のラウンジ兼バーとしてスタートした「はるばる」ですが、コロナ禍で宿泊ゲストの9割が海外ゲストだった2号店はほぼ運休状態となり、カフェとして昼営業をメインに運営を進めました。

沖縄出身のスタッフが居たのもあり一緒に考えたメインメニューがタコライス。しばらくは毎日タコライス食べたり、子供が好きなレモネードを自家製で作ったり、以前から個人的に作っていた焼き菓子をパワーアップさせたり、と宿業だけをやってきた私達ですが出来る範囲で少しずつカフェらしくなっていけたかと思います。そしてそんな新米カフェにいつも来てくれるお客さんも段々と増えてきました。

なんとかカフェとして運営を続けてきましたが、長引くコロナ禍で固定費を抑える為にも店舗の契約を辞めることを考え始めたタイミングで昨年4月で10年間の賃貸契約を終えざるおえなかった1号店「ゲストハウスとまる」の契約続行が可能となり、少しずつですがカフェとして定着してきた「はるばる」を辞めてしまうのではなく、10年間宿として運営している1号店に移転することで宿泊ゲストさんと地元のお客さんが更に交わり、旅人にも地元の方にも更に楽しい交流の場が作れるのではないかと移転を決めました。

たくさんの方にお手伝い頂きDIYで作った「はるばる」でしたが、昨年10月末で一旦閉店しました。2号店の「とまろっとホステル」は2階部分のみで1組限定宿として運営しています。

新しく移転するカフェにもたくさんの方に関わってほしいという思いから12月にクラファンをスタートさせて頂きました。現時点で119名の方に135万円のご支援頂いています。ありがとうございます。

そして数日前からカフェ移転の為の改修がスタートしました。「とまる」のラウンジの奥の壁が壊され、その奥にあった事務所とスタッフ部屋のスペースがカフェへと変わります。ラウンジの広さが2倍ほどにあるのでワイワイ話しをしたり、ゆっくりと本を読んだりパソコンをしたりするスペースが出来ると思います。

まだまだ以前のように気軽に旅が出来る日常に戻るには時間がかかるかもしれませんが、多くの方に背中を押して頂き少しずつでも前に進んでいきます。カフェが完成し再開するのは2月中旬を予定しています。また色々落ち着いてからで大丈夫ですので、この新しい場所に顔を見せに来てくれたら嬉しいです。