第2回栃木国際映画祭 開催地!! 県都・宇都宮について
vol. 17 2026-07-05 0
皆さま、いつも温かいご支援をいただき本当にありがとうございます。
第2回栃木国際映画祭ディレクターの渡辺紘文です。
クラウドファンディングへの挑戦を続ける中、私たちは9月の開催に向けて日々準備を進めています。
本日は、今回の新しい挑戦の舞台であり、私たちの映画祭を受け入れてくれる街「宇都宮」について、お話しさせてください。
宇都宮市は、人口約51万人を擁する北関東最大の都市です。
古くは平安時代に関東武士団の雄・宇都宮氏が拠点を置き、江戸時代には徳川将軍家が日光東照宮へ参拝する「日光道中」と「奥州道中」が交わる重要な宿場町・城下町として栄えました。
この「古くから交通の要衝であり、多くの人々や物資、そして文化が交差してきた」という宇都宮の歴史的背景は、私たちが目指す映画祭のビジョンと深く重なり合います。
映画に携わる人間の目線からこの街を見渡すと、さらに違った深い魅力が見えてきます。
1. 人々が行き交う「開かれた広場」として
かつて多くの旅人が足を止め、新しい情報や文化が行き交った宇都宮。その地へ舞台を移す今回、国際短編映画部門にはすでに世界中から数多くの作品が集結しています。
51万人という多様な人々が暮らすこの大都市だからこそ、世界中のまだ見ぬ新しい映画と観客の皆さまが出会う「開かれた広場」にふさわしいロケーションであると私たちは確信しています。
2. 映画を愛する「確かな文化の土壌」がある街
宇都宮には、長年地域に根ざしてきた映画館やシネマコンプレックスも存在し、日常的に多様な映画に触れることのできる環境があります。
これは映画館の失われた街・大田原からスタートした私たちにとって、非常にまぶしく、そして心強い「文化の土壌」です。映画の魅力を知っている人々が暮らす街だからこそ、私たちはここで新しい対話を生み出し、既存の映画体験とはまた一味違う「お祭り(祝祭)」を創り出したいと考えています。
3. スクリーンを降りた後も続く、街の余韻
宇都宮は「餃子の街」として全国的に有名ですが、実は戦後のジャズ文化や、カクテルの街としての顔など、奥深い大人の文化を独自の熱量で育んできた街でもあります。 上映後、興奮冷めやらぬまま宇都宮の街へ繰り出し、美味しい餃子をつまみに映画について語り合う。あるいは、夜の帳が下りた街でジャズに耳を傾けながら、カクテルを片手に作品の余韻に浸る。そんな風に、映画と街の文化が溶け合う最高の体験を、皆さまにお届けできるのがこの街の素晴らしさです。
市民主導の小さな映画祭が、歴史ある宇都宮という大きな街でしっかりと根を張り、成長していくためには、まだまだ長い時間と皆さまのお力が必要です。
焦らず、しかし確実に、この街に新しい映画の灯火を灯したい。
9月、宇都宮のホールで、世界中の素晴らしい物語と共に皆さまをお待ちしております。引き続き、応援をどうぞよろしくお願いいたします!
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