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札幌にある市民出資のミニシアター「シアターキノ」のデジタル映写システム更新をクラウドファンディングで実現!
札幌にある市民出資のミニシアター「シアターキノ」のデジタル映写システム更新支援プロジェクトです。
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札幌のミニシアター 「シアターキノ」 代表。 3年前から映像作家、美術家としての活動を再開しました。
札幌にある市民出資のミニシアター「シアターキノ」のデジタル映写システム更新支援プロジェクトです。
私たちは札幌にある市民出資のミニシアター「シアターキノ」と申します。
この度は数ある中から当プログラムを見つけていただき、まことにありがとうございます。
1992年7月4日に、29席という日本一小さな映画館としてスタートしましたシアターキノは、1998年4月に2スクリーン(75席と63席)のミニシアターとして移転オープンし、昨年30周年を迎えることが出来ました。そして40周年に向けて、新たなスタートをしようとしているところです。
しかし、そこには大きなハードルが生まれていました。デジタル映写システム更新です。この困難を乗り越えて、次の40周年を無事に迎えられるよう、応援いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
①シアターキノが積み重ねてきたこと
②次の40周年に向けて
③デジタル映写システムの更新というハードル
④新規映写システム導入への目標額と使い道
⑤クラウドファンディング実施スケジュール
⑥映画監督たちの応援メッセージ
⑦リターンについて
⑧想定されるリスクとチャレンジ
⑨ご挨拶
シアターキノは、1992年の創設以来、多様な国や民族の、インディペンデントからエンターティメントまで、6000本を超える作品を上映してまいりました。そして数えきれない監督、キャスト、スタッフの皆さんをお招きしてのトークとティーチインを大切に積み重ね、また映画講座やワークショップ、中学生の映画制作ワークショップや地域の皆さんと合同での中高生による長編映画「茜色クラリネット」制作、また演劇、アート、音楽、文学など芸術関係団体とのコラボ事業など、札幌におけるコミュニティシネマとしての活動を行ってまいりました。
2022年11月 シアターキノ30周年記念・分福映画祭
2023年8月 『福田村事件』全国初の先行上映会で森達也監督トーク
2013年8月 琴似地域の皆さんと中高生とプロスタッフで作った「茜色クラリネット」クランクアップ
昨年の30周年では、記念として、映画監督はじめ41名の執筆者による「若き日の映画本」を出版いたしました。これら30年の積み重ねをもとに、さらにステップ・アップしたいと考えています。
ますます複雑化する世界にあって、情報だけではない、心に深く響く多様な映画を上映するミニシアターの役割は、ますます重要になってきています。シアターキノは、次の40周年に向けて、初心を忘れず新たな一歩を踏み出したいと思います。しかし、そこに大きなハードルが生まれていました。
これは、シアターキノだけでなく、全国のミニシアターがかかえる問題でもありますが、デジタル映写システムは約10年毎に部品製造終了で更新せざるをえないのです。中古でも、しばらくは使えても、修理部品がなくなれば使用できなくなるのです。
そのため、シアターキノも数年前から映写システム更新のための積立をしていましたが、残念ながら、新型コロナ感染での観客激減により、大幅な赤字が続き、その積立資金を赤字補填に充当せざるを得ませんでした。
11月に、デジタル映写システム更新工事を行いますが、2スクリーン分で、1370万円という高額が必要になります。900万円の借入の目途はつきましたが、あと470万円が必要になります。
・新規映写システム導入経費(バルコ社製530万×2スクリーン分)・・・1060万
・工事費・映像機器システム社・・・170万
・リターン制作費+MOTION GALLERY手数料・・・140万
合計 1370万円(内、900万円借入)
クラウドファンディング目標金額・・・不足分470万円
本プロジェクトでご支援いただいた資金は、レーザー光線による新規映写システム導入経費の一部及びクラウドファンディング実施における手数料とリターンの制作費として使わせて頂きます。目標金額に満たない場合も、計画は実施し、リターンをお届けします。
2023年
09月01日 クラウドファンディングスタート
10月31日 クラウドファンディング終了
11月上旬 新規デジタル機器更新工事
12月下旬 リターン品発送予定(映画鑑賞券は2024年一年間有効)
是枝裕和(映画監督)
映画ファンとしても映画監督としても、映画館に育ててもらったという実感があります。その「学校」の中心にシアターキノのようなミニシアターがあります。
映画館が無くなったら映画監督という職業も無くなります。どちらも無くしたくないので、声をあげます。
再び映画ファンの方々のお力をお借りする形になりますが手を携えて残したいものを自らの手で残す努力をしたいと思います。
阪本順治(映画監督)
あちらこちらのガソリンスタンドが、窮地に追い込まれている。その要因は、地下に埋めた貯蔵タンクの耐久年数の限度が迫っているからだ。特に家族経営のスタンドは、タンクの切り替えに投じる大規模資金もなく、廃業せざるを得なくなっている。これに似たことが全国のミニシアターで起こりつつある。
それは、シアター・キノと同じく、プロジェクターの切り替え時期が一斉にやってくるからだ。その製品価格も、交換経費も、半端ではなく、どうみても、メーカー側による、投資を煽るための戦略と勘ぐらざるを得ない。10年単位で、保証が切れ、その先は、メンテナンスも放置され、部品の確保さえままならぬとは。1スクリーンならまだしも、2スクリーンを展開する映画館は、2台同時の買い替えだ。ウン千万の出費だ。そんなカネがもともとあるなら、パンデミックでも、自身で持ちこたえられたはずだ。
これは、支援すると云う類のものではなく、作り手にとっても、観客にとっても、死守すべき我々の棲家が、強制執行にあうようなものだ。それに抗うためには、まず、私たちは、できる範囲で、できることからしよう。
想田和弘(映画作家)
高額なプロジェクターを頻繁に買い替えねばならぬというのは、強欲資本主義の弊害そのものであり実に頭に来る。だが、背に腹はかえられぬ。買い替えなければ、私たちみんなの映画館「シアターキノ」が閉まってしまう。
そんなこと、許せますか? ぜひ私たちみんなで支えて抵抗しましょう。
田中綾(三浦綾子記念文学館長/北海学園大学教授/歌人)
シアターキノの壁一面を飾る、監督や出演者たちのサイン。添えられたメッセージからは、映画愛、そして“シアターキノ”そのものへの愛が伝わってきます。
私自身、キノでしか観られない良質なドキュメンタリーや監督の舞台挨拶から、どれほどの刺激を受け、覚醒させられてきたか――キノは、市民活動の実践の場でもあり、私たち自身のより豊かな明日を創る場でもあると感じます。心より応援しています。みなさまもぜひ、ご一緒に。
西川美和(映画監督)
もし自分の育った街に映画館がなかったら、
私はおそらく映画監督になってはいなかったと思います。
学校の授業では眠ってしまう、遠い国の歴史や戦争や社会のはなしも、
映画ならばのめり込んで観られるし、知ることのできた喜びに満たされます。
部活や人間関係がうまくいかなくても、映画館は安全に一人にさせてくれ、
そして世界には別の風景があることを教えてくれました。
街の映画館は、その国に住む人の公共財産だと思います。
シアターキノのデジタル設備のサポートにご協力ください。私も応援しています。
福永壮志(映画監督)
日本の映画文化を大事に育て、守ってきた日本各地のミニシアターが、なぜ存続の危機にさらされなくてはならないのだろう。それはまるで育てあげた我が子に親が捨てられるように不条理だ。この危機は何としても逃れなくてはいけない。
もしシアターキノを無くしてしまったら、未来の映画ファンに合わせる顔がない。
三宅唱(映画監督)
同郷の先輩がかつて「北海道のやつは仕事の諦めがはやい、きっと雪のせいだ、小さい時から「しょうがないしょ」と黙って雪かきしていたからだ」と飲み屋でカラまれたという。図星だったから返せなかったと苦笑するその人に僕は「むだに抗わないのも美徳ですよねえ」と同意し、きっとそれは無意識で僕自身のガッツのなさを慰めようとしていた発言なのですが、冷静に考えてみれば、雪かき=諦めなんかじゃ全然ないし、それに、対自然現象と対社会、対産業構造は全然違うわけです。なのに、コロナ禍の映画館の苦境に際して、僕は自分は無力だと勘違いしたせいで何もできませんでした。もうそれを変えます。
今回の、全世界の映画館を襲っている困難が引き金となり、みたい映画が映画館でみれなくなる未来は、少なくとも僕は全然面白くない。耐える意味は全くない。しかし然るべき公的な支援制度は間に合っていない。次の十年後には違う状況になるよう、自分に何ができるか調べて動きたいと思いますが、まずは今の状況に際して、この拙いコメントによって一人でも多くの方が動いてくださればなにより幸いです。
森 達也(映画監督・作家)
最近は配信やオンライン試写をよく利用する。でも同時に思う。暗い空間。大きなスクリーン。周囲にいる(知らない)人たちの吐息や笑い声や嗚咽。これらの要素がすべて重なることで本来の映画を体験できる。配信やオンラインは映画ではなく映画の情報だ。
でも劇場ならば何でもいいというわけでもない。香港ではここ数年でミニシアターがゼロになったという。大型シネコンばかり。想像してほしい。あなたが観たい映画はそこにあるだろうか。
絶やしてはいけない。小さな灯をともし続ける。支援をお願いします。
利重 剛(映画監督、俳優)
シアターキノは、僕にとっても大切な大切な映画館です。
皆で守りましょう!
クラウドファンディング、応援します!
●お礼メール
お礼のメールをお送りさせていただきます。
●お礼状
手作りのお礼状をお送りさせていただきます。
●キノ31周年の全上映作品ポスター風リスト
1992年の第一次シアターキノから2023年まで31年間の上映作品のリストをポスター風に作ります。全部で一体どれだけの作品数になるでしょうか。楽しみにしてください。
●オリジナルデザイン映画鑑賞券
クラウドファンディング限定の特別鑑賞券です(有効期限:2024年1月2日〜12月30日)
オリジナルデザインで、シアターキノで鑑賞後も保存していただけます。
「若き日の映画本」の栞としてもいいですね。
※ゲストトークやイベントなどの特別上映などには使えません。
●オリジナルKINO缶
映画フィルムを入れていた缶で、予告編ぐらいのフィルム量を入れる小さなタイプです。
●オリジナルKINO木綿手拭
オリジナルデザインの木綿のエコ手拭。デザインのテーマは「映画はここから始まった」
●若き日の映画本
30周年記念で出版した「若き日の映画本」をお送りします。
●ホームページに支援者の皆さまのお名前(中)を掲載
シアターキノHPに支援者の皆さまのお名前を掲載させていただきます。
※掲載名を(備考欄)に記載してください。名前掲載をご希望されない場合は、備考欄に「名前掲載不要」と記載ください。
●ホームページに支援者の皆さまのお名前(大)を掲載
シアターキノHPに支援者の皆さまのお名前を掲載させていただきます。
※掲載名を(備考欄)に記載してください。名前掲載をご希望されない場合は、備考欄に「名前掲載不要」と記載ください。
●劇場ロビーにサポーターとして、お名前(中)を載せたサポーターボードを掲示
シアターキノロビーにサポーターとして、お名前を載せたボードを掲示します。
※掲載名を(備考欄)に記載してください。名前掲載をご希望されない場合は、備考欄に「名前掲載不要」と記載ください。
●劇場ロビーにスペシャルサポーターとして、お名前(大)を載せたサポーターボードを掲示
シアターキノロビーにスペシャルサポーターとして、お名前を載せたボードを掲示します。
※掲載名を(備考欄)に記載してください。名前掲載をご希望されない場合は、備考欄に「名前掲載不要」と記載ください。
●予告編上映前にスペシャルサポーターとして、お名前(大)をクレジット
シアターキノでの予告編上映前に、ご支援いただいた皆さまのお名前がスクリーンに映されます。(上映期間は2024年1月2日~12月30日。毎日1作品での上映予定です)
※掲載名を(備考欄)に記載してください。名前掲載をご希望されない場合は、備考欄に「名前掲載不要」と記載ください。
●予告編上映前にスペシャルサポーターとして、ロゴをクレジット
シアターキノでの予告編上映前に、ご支援いただいた皆さまのお名前がスクリーンに映されます。(上映期間は2024年1月2日~12月30日。毎日1作品での上映予定です)
※ロゴデータのやり取りのため、メールアドレスをご記入ください。追ってご連絡いたします。お名前での掲載の場合は掲載名を記載してください。
●ムービーラインナップに大枠広告掲載(1年分、6回発行)
シアターキノの会報(隔月発行)に大枠にて広告を掲載致します。掲載内容、原稿について後日打ち合わせを行います。メールアドレスをご記入ください。
●ムービーラインナップに大枠広告掲載(3年分、18回発行)
シアターキノの会報(隔月発行)に大枠にて広告を掲載致します。掲載内容、原稿について後日打ち合わせを行います。メールアドレスをご記入ください。
●お店や法人向けの特別優待カード(一年間有効:交換や換金不可)
クラウドファンディング限定の割引カードで、このカードを受付にご提示いただくと、毎回1000円の割引料金でご覧になれますので、社員福利などにご活用ください(有効期限:2024年1月2日~12月30日)
※ゲストトークやイベントなどの特別上映などには使えません。
目標金額に達しなかった場合でも、デジタル映写システムは更新するしかございません。その場合、新たな借人金の交渉をせざるをえなくなり、状況は厳しくなりますが、リターンについては必ず実施します。
30年間、シアターキノは大変多くの皆さまに支えられてまいりましたが、次の40周年に向けて、この大きなハードルを越えて、次へと進んでまいります。どうぞ、これからも、世界の多様な作品を上映するという初心を忘れず、積み重ねてまいりますので、何卒ご支援をよろしくお願い申し上げます。
シアターキノ 代表 中島 洋
シアターキノ 支配人 中島 ひろみ
※スタッフやボランティアスタッフのみなさんと。
※シアターキノは約40人のボランティアスタッフに支えられています。
3000 円
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