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神戸が舞台の映画「港に灯がともる」の応援をクラウドファンディングで実現!
来年、2025年1月の公開を目指し映画作品を制作しています。阪神・淡路大震災の発生直後に生まれた主人公「灯(あかり)」を通して震災後30年の神戸と人々の心の復興を描きます。主演:富田望生(映画初主演)/監督:安達もじり
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関西に縁のある有志が集い、神戸を本拠地として立ち上げたスタジオ(映像制作会社)です。私たちは、2021年から映画「心の傷を癒すということ」の上映活動を日本各地で続けてきました。そして、阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめとした災害で今もなお苦しんでいる人々が今も大勢いるということ、そして映画がその方々の心に寄り添い、「癒し」になっていることを感じてきました。 戦争や災害、病気など、様々な苦しみを背負わざるを得ない人生。それでも、心に寄り添う映像作品でその苦しみをやわらげ、生きづらさを減らすことができるのではないか。そんな作品を作り、日本、そして世界に届けていきたい、というのが私たちの願いです
来年、2025年1月の公開を目指し映画作品を制作しています。阪神・淡路大震災の発生直後に生まれた主人公「灯(あかり)」を通して震災後30年の神戸と人々の心の復興を描きます。主演:富田望生(映画初主演)/監督:安達もじり
わたしたちは、2023年、神戸に誕生した映画スタジオです。
現在、2025年1月の公開を目指し初めての映画作品を制作しています。
タイトルは「港に灯がともる」。
阪神・淡路大震災の発生直後に生まれた主人公、「灯(あかり)」を通して震災後30年の神戸と人々の心の復興を描きます。
ミナトスタジオ誕生のきっかけも、同じく30年前に遡ります。
「港町で映画をつくる」
わたしたちがそこに至った原点には目には見えない心の傷に寄り添い続けた
ある精神科医の存在がありました。
Episode 1 | 1995-1996
1995年1月17日早朝に発生した阪神・淡路大震災。大規模な建物倒壊や火災を受け一変した神戸で、被災者の心的外傷にいち早く着目し、そのケアに奔走したのが、当時、神戸大附属病院精神科医局長だった安克昌さんです(写真)。
全国から集まったボランティア医師らと共に、避難所での精神科救護活動を始め、被災者の声にそっと耳を傾けました。傍ら、産経新聞紙上で被災地の現状をレポートし続けます。混乱の只中において、見えづらい被災地の内側、被災者の心の内側を優しく掬い上げたこの連載記事は、後に「心の傷を癒すということ」(1996年 作品社)という一冊にまとめられました。
この本の中で、安さんはこう投げかけました。
「人工的な都市がいかに脆いものであるかということと同時に、人間とはいかに傷つきやすいものであるかということを私たちは思い知らされた。今後、日本の社会は、この人間の傷つきやすさをどう受け入れていくのだろうか。傷ついた人が心を癒すことのできる社会を選ぶのか、それとも傷ついた人を切り捨てていく厳しい社会を選ぶのか…」
安さんからの問いに、「誰もが寄り添い合いながら心を癒すことができる社会を作っていきます」と答えたい。その思いは、いつしかわたしたちの原点となりました。
Episode 2 | 2019-2021
2019年。東日本大震災を機に著書に出会い、安さんの人間性や眼差しに心動かされたNHKの製作陣によって、彼をモデルにしたドラマが制作されます。父との関係に苦しみながらも精神医学の道を見出す学生時代から、被災者の心に寄り添い続け、闘病の末、39歳の若さで亡くなるまでが、全4回で描かれました。すでに他界されていた安さんに、「映像の中で会いたい」「彼のメッセージを届けたい」というスタッフ、キャストの気持ちが詰まった作品は、後に映画として劇場公開され、今もなお、草の根的な自主上映が続いています。
NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」(2020年)
映画「心の傷を癒すということ 劇場版」(2021年)
脚本:桑原亮子 音楽:世武裕子
出演:柄本佑 尾野真千子 濱田岳 森山直太朗 浅香航大
濱田マリ キムラ緑子 石橋凌 近藤正臣
Episode 3 | 2023-2025
各地で映画を上映する度、たくさんの共感の声が寄せられます。そんな状況から、次第にわたしたちのやるべきことが浮かび上がってきました。安さんは、「心の内」に耳を傾け続けました。わたしたちは、それを多くの人の目に留まる映像作品にしよう。それが、安さんも夢見た、弱さや傷つきに寄り添い合う社会への一歩になるかもしれない。そんな思いで、ドラマ、映画の制作メンバーが中心となって立ち上げたのがミナトスタジオです。
多様な文化と日本の風土が混じり合い、傷つきながらも美しい景色を紡いできた港町・神戸。表情豊かなこの町の風景には、様々な心模様を重ねていけるでしょう。この場所から、世界の港へ伝播していく作品をつくっていきたいと思います。
そんな願いを胸に、私たちが初めて手掛けた映画が「港に灯がともる」です。2025年1月公開を目指して、今制作を進めています。皆様にお届けするまで、精一杯、作品に心をいきます。
映画「港に灯がともる」をよろしくお願いします。
【製作】ミナトスタジオ
【監督】安達もじり
【出演者】富田望生 伊藤万理華 青木柚 山之内すず 中川わさ美 MC NAM 田村健太郎
土村芳 渡辺真起子 山中崇 麻生祐未 甲本雅裕
【スタッフ】脚本 川島天見・安達もじり
音楽 世武裕子
エグゼクティブプロデューサー 大角 正
プロデューサー 城谷厚司 堀之内礼二郎 安成洋
取材 京田光広
【配給】太秦
金子灯(あかり)は震災直後に生まれた在日韓国人3世。震災で家も仕事も失い、復興住宅で暮らす家族は、衝突を繰り返す。その度に心を傷め、早く家を出たいと願う灯は、高校卒業と同時に就職し、寮生活を始めるが、家族との確執は続き、双極性障害を発症してしまう…。
ゆっくりと時間をかけながら、自分と家族に向き合い、人生に光を見出していく灯と家族、神戸の人々の、心の復興の物語。
ミナトスタジオの初作品、映画「港に灯がともる」。NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」(以下、「心の傷…」)の制作スタッフが再び集まり、震災後30年の神戸と人々の心の復興を描きます。監督は「心の傷…」を演出された安達もじりさん。撮影にあたってのお気持ちを伺いました。
このプロジェクトには、経験豊富なプロデューサーたちが携わっています。
プロデューサー 城谷厚司
連続テレビ小説『カーネーション』特集ドラマ『帽子』『幸運なひと』『アナウンサーたちの戦争』土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』
【コメント】この映画は震災から30年が経とうとする神戸の街を舞台にした12年間の物語です。物語の中心にいるのは灯ですが、この映画に登場するすべての人物一人一人が自分の人生の主人公であり、自分の歴史を背負っている。その誰もが愛おしい。クランクインを前に、今回出演していただく素晴らしい、そして心から信頼するキャストの皆さんをお迎えし、あらためてそう思いました。どんな人でも生きている限り生傷が絶えません。しかし、同時にその生傷は人の傷を癒す力を持っていると思います。灯、そして灯とかかわる人々が、泣き、笑い、叫び、走り、立ち止まり、打ちのめされながら、ただただ日々を生きてきた人たちの営みが、世界の隅々にまで響き渡り、垣根を越えて多くの人に生きる力を与えてくれるような映画にしたい。そんな願いをこめて、作っています。
プロデューサー 堀之内礼二郎
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』『まんぷく』土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』
【コメント】この映画プロジェクトの源流となったのが、2020年に放送したNHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」です。制作を通じて原案本を書かれた安克昌さんの言葉に触れ、ものづくりだけではなく、生きていく上で大切なことをいくつも教わりました。その一つが「何もできなくても、今ここにあなたがいてくれる、存在するということが、かけがえのないことなんだ」ということでした。そっと寄り添うこと、ただ一緒に時間を過ごしていくことが、大切なものを生み、育てていくには欠かすことのできないことなのだと。
その後、コロナ禍の中で制作した朝ドラ「カムカムエヴリバディ」には、安先生の言葉に触れた制作スタッフが多く参加しましたが、その経験がなかったら、全く別のものになっていたような気がしています。映画「港に灯がともる」にも、その魂が息づいています。この映画が、生まれながらの苦しみと共に生きる全ての方のそばに、そっと寄り添い続ける作品になることを願っています。
プロデューサー 安成洋
精神科医・安克昌の実弟。震災30年映画プロジェクトの発起人。『心の傷を癒すということ 劇場版』プロデューサーとして、今も全国各地で上映活動を続けている。
【コメント】「心の傷を癒すということ 劇場版」の製作者の一人として、現在に至るまで、上映会を通じて様々な交流を重ねることができました。感想文、メール、直接の会話・・・真摯で重いメッセージをたくさん受け取りました。
阪神淡路大震災の被災経験とその辛い記憶を、ひとり黙って胸にしまっていた方たちが、この映画を見たことをきっかけとして、ご自身の様々な思いや考えを、時には絞り出すように、時には堰を切ったように、文章や肉声で私に打ち明けて下さったことも、一再ならずありました。
私は、ただただ傾聴し、拝読し、その言葉を自分の心の中で反芻しました。
生きていること・生きていくことは、「当たり前」のことではない。だからこそ自分が立つ地を踏みしめ、見つめ、日々を生きること。そのことの大切さ・かけがえのなさが、たくさんの方々の「渾身の言葉」から、滲み出るように伝わって来ました。
映画「港に灯がともる」は、この多くの方々の「思い」と伴にありたい、ということが制作の原点にあります。そして息長く地道に上映会活動を続けることができる作品になれたら、制作者の一人としてこれほどの幸せはない。そう心から思っています。
取材 京田光広
阪神・淡路大震災15年特集ドラマ「その街のこども」、同20年「LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと」、同25年「心の傷を癒すということ」
【コメント】震災15年を機に故郷・神戸を舞台にドラマ、映画を作り始めて4つめの作品。舞台の長田には取材をきっかけに、ここ数年、通い続け、公私ともにお世話になってきました。火災で甚大な被害を受け、被災地の象徴のように伝えられてきた長田、震災から30年を迎えようとする今、そこには温かで、やさしく、そして力強い生命力が息づいています。そんな長田の街と仲間たちとともに映画と言う新たな“生命”を誕生させたいと願っています。長田の商店街と交流を続けている福島の方がこうおっしゃいました。「神戸は福島の未来です」と。この映画が東日本大震災、能登半島地震など阪神・淡路のあとも相次ぐ被災地の皆さんの力になることを信じています。
『心の傷を癒すということ』連続テレビ小説『舞いあがれ!』を執筆された脚本家の桑原亮子さんから応援メッセージを頂きました。
「私たちはここにいる」を世界に
このたび誕生した映像制作会社が『ミナトスタジオ』と名付けられたと聞いたとき、なんとピッタリの名前だろうかと思いました。
それは港というものが、人や物が集まってきては旅立ってゆく、活気あふれる場所だから―というだけではありません。港が、背後に広がる街を守るものだからです。関西から世界に向けて映像作品を送り出すということは、関西に生きる私たちの物語を、私たちの声を、世界に届けてくれるということです。
ミナトスタジオが初めて制作する映画『港に灯がともる』は神戸が舞台ですが、入念な取材によって、神戸という街と、そこに生きる人々とが大切に描き出されています。それはまるで、神戸から世界に向かって、「私たちはここにいる」というメッセージを発信しているようでもあります。
また、映画『心の傷を癒すということ』で、主人公の安和隆は考え続けました。「人の心を傷つけるもんであふれてるこの世界で、僕にできることは何やろう」と。ミナトスタジオは、この問いを胸に抱える方々によって立ち上げられたのだと思います。そして皆さんの出した答えが、「人に寄り添う映画を作る」なのではないでしょうか。
冷たい夜の海で孤独に漂う小さな舟にとって、港の灯は何よりも心強い存在であり、希望であると思います。映画を観るひとりひとりにとって、ミナトスタジオがそのような存在であり続けることを願っています。
桑原亮子 1980年生まれ、京都府出身。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。テレビドラマ脚本作品に、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』『心の傷を癒すということ』(第46回放送文化基金賞テレビドラマ番組部門最優秀賞、第57回ギャラクシー賞奨励賞)、ラジオドラマ脚本作品に、FMシアター『冬の曳航』(第54回ギャラクシー賞奨励賞、平成29年度文化庁芸術祭優秀賞)等。著書『トビウオが飛ぶとき』(KADOKAWA)
これまでこのプロジェクトがたどってきた道のりとこれからの予定をお知らせさせて頂きます。
2022年春~2023年年春 プロジェクトの立ち上げ・映画企画
2023年春~10月頃 取材・脚本執筆・制作準備
2023年10月頃~2024年3月 撮影準備
2024年3月~4月 ロケ すべてのカットを神戸で撮影
2024年5月~7月 ポスプロ(編集・映像調整・音楽制作など)
2024年8月~12月 公開に向けて準備・海外映画祭への出品
2025年1月 完成披露試写会・公開予定
映画を作るには、たくさんのお金がかかります。そのため、映画を作る際には、たくさんの会社が集まって製作委員会という組織を作ることが一般的です。しかし、今回は震災30年のタイミングに届けるために一刻も早く制作にとりかからなければならず、製作委員会を作ることができませんでした。映画の実現のため、有志が集まってミナトスタジオを作り、作品の制作資金を集めています。映画の完成にはみなさまの応援が必要です。
また、映画の完成後は、日本全国のできるだけ多くの映画館に制作者が伺い、みなさまに作品を届けていきたいと願っています。これまで「心の傷を癒すということ」の上映活動を続けてきた中で、直接みなさまと顔をみながら対話をすることで、映画を見るだけでは得られない温度が生まれてくるのを感じてきました。そんな瞬間を日本中で、できるだけ多く重ねていきたいと考えています。
さらには、海外の映画祭にも出品して、世界中に作品を届けていけたらと考えております。この映画は、震災だけでなく、在日外国人やウクライナ戦争、心のケアといった現代社会で生きていく上でとても大切なテーマを扱っています。こうしたテーマは日本だけでなく、世界中が関心を持っています。この作品を海外に届けていくことで、国境を越えた普遍的なメッセージが広がっていくことを期待しています。
みなさまから集めさせて頂いた資金は、このプロジェクトが目指す「誰もが寄り添い合いながら心を癒すことができるあたたかい社会」の実現に向けて、無駄なく活用させて頂くことをお約束いたします。
1.お礼のメッセージとニュースレター
制作チームからのお礼のメッセージと映画の進捗をお知らせするニュースレターをメールでお届けします。2024年10月頃と公開直前の2025年1月に2回お送りします。現場の様子がわかる写真や動画をご覧いただけます。
2.公式パンフレットにお名前を記載
劇場で販売する公式パンフレットにお名前を記載させて頂きます(任意)
3.全国共通鑑賞券
全国の劇場で作品をご覧いただける映画共通鑑賞券をプレゼントします。
4.トートバッグ
映画オリジナルのトートバッグをお贈りします。
映画オリジナルトートバッグ(表・裏)
5.完成披露試写会にご招待
2025年1月に予定している完成披露試写会へご招待します。会場までの交通費はそれぞれでご負担をお願いします。
6.プロダクションノート
映画制作にかけた監督やプロデューサーの思い、現場の様子を綴ったプロダクションノートをプレゼントします。ページ数30ページ以上の濃い内容のものを作る想定です。制作チームが今回の作品づくりで大切にしたエッセンスに触れて頂けます。
7.撮影に使用した脚本
一部のページはカットさせて頂きますが、出演者やスタッフが撮影に使った脚本をプレゼントします。本編では見られない未公開シーンもお読み頂けます。
8.エンドロールにお名前を記載
映画の最後に流れるエンドロールにお名前を記載させて頂きます(任意)
今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、もし目標金額未達となった場合でも、不足する資金はチームで補填し、映画『港に灯がともる』の制作・完成、および海外映画祭への出品を実現します。
また、映画は2025年1月の公開を目指していますが、大きな災害や疫病など、社会状況によるやむを得ない事情によって、公開を遅らせる可能性があります。その場合は、支援者の皆様には別途ご連絡をさせて頂き、変更後のスケジュールなどをお知らせさせて頂きます。
ここまで読んでくださり、心から感謝いたします。読んでくださったこと、私たちの思いに心を寄せてくださったみなさまの思いが、私たちの力になります。
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