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映画「Tea Bowl」をクラウドファンディングで実現!

大学生活の集大成に描く、茶の湯と「罪と赦し」の物語。
『Tea Bowl』

怪談、妖艶。茶の美。
学生監督押尾郁弥と若手制作陣が人々の心に問う「罪と赦し」の物語。「日本の美」に真摯に向き合った作品作りで、世界を目指します。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額300,000円を達成し、2021年12月3日23:59に終了しました。

コレクター
32
現在までに集まった金額
339,001
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額300,000円を達成し、2021年12月3日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
押尾 郁弥

会談、妖艶。茶の美。 脚本・監督:押尾郁弥 撮影:香取声 上智大学卒業制作 モーパッサン原作の短編小説を映画化、大正期東京を舞台にした「罪と赦し」の物語。 11月下旬、撮影予定。 応援よろしくお願いいたします。

  • 東京都
  • 起案数 1
  • 応援数 0
  • bowl_tea
  • フォロワー 3 人

このプロジェクトについて

怪談、妖艶。茶の美。
学生監督押尾郁弥と若手制作陣が人々の心に問う「罪と赦し」の物語。「日本の美」に真摯に向き合った作品作りで、世界を目指します。

数あるプロジェクトの中から本企画にご興味を持っていただきありがとうございます。

この企画は、若手製作陣と、新人監督の挑む短編映画プロジェクトです。

自らの「弱さ」ゆえに、罪を犯した良子。

彼女は、自らが犯した過去の罪にどのように向き合っていくのか。人は自らの「弱さ」を直視できるのか。そこに赦しは存在するのだろうか。

「日本の美の世界、とりわけ茶の湯の美しさを発信したい」という思い、そして、「人は、自らの弱さにどう向き合うのか」という問いを込めた短編映画の制作を行います。

そのために、制作費支援を募るファンディングを実施させていただいております。

今回の作品は私の卒業制作であり、自身の学生時代の総括として、

「日本の美」

「罪と赦し」

の二つのテーマを込めました。

私が主題である「日本の美」を意識するようになった契機としては大学入学後に表千家に入門し、総合芸術として茶道の世界に触れてきたこと、そしてフランスに留学し、欧州の圧倒的な文化の蓄積を実感する中で「日本人としての私」を大きく自覚させられたことの2つが挙げられます。

またもう一つの主題である「罪と赦し」について考える契機となったのは、2019年、令和元年に起きたテロとも言える数々の「凶悪事件」に衝撃を受け、これらの事件に考えさせられたことです。同時に令和という時代がこの様な事件によって幕をあけることに対して不穏な予感を抱きました。

そうした歪で不穏な現代日本の背景には、「弱さ」を抱えた人々を受け入れず、赦さず、疎外してきた社会があるのではないでしょうか?

自分自身、過去には、「弱さ」は努力で克服できるもの、その努力を怠ってきた者は社会に通用しない、そういう考え方を持っていました。

しかし改めて振り返ってみると、自分自身、他人を傷つけ、裏切ってしまったこと、そしてその原因には、どうしようもない自らの「弱さ」があることを自覚しました。

こうして私は「弱さ」と「罪」について考え始めました。

そんな時、上智大学のフランス文学科で学ぶ中で、キリスト教文学、パスカルやモーリヤックそして太宰に出会いました。

特に刺さったのが、太宰治の『如是我聞』の一節です。

「弱さ」、「苦悩」、「罪」、そして「赦し」。

こうした言葉から発せられる問いに自分なりに向き合い、考えてきたことをこの卒業制作に込めました。

「罪と赦し」という普遍的主題に向き合い、他方、茶器に代表される「日本の美」の独自性を表現する、この作品は世界に問うに値すると考えます。海外の映画祭への出品も視野にこれからも制作に取り組んで参ります。

『Tea Bowl』は日本だけでなく海外の映画祭に出品することを目標とし、日本でしか描けない映像表現で世界にチャレンジします。今回この挑戦に必要不可欠な若手制作クルーの方の力を結集することができました。

私たちチームだからこそ撮れる「日本の美」「妖艶な怪談の世界」を一丸となって表現していきます。

タイトな予定の中で撮影準備から撮影、上映までを行うことを想定しております。そんな中でも少しでも多くの方々との交流をしながら制作を実施していこうと考えております。

今回の撮影に向けて、脚本や絵コンテの制作と並行しながら、貯金を続けてきました。必死でアルバイトと節約を行い、半年間で、なんとか30万円の貯蓄に成功しました。現状、30万円の予算で最低限、撮影を実施することはできます。

しかし、「日本の美」の表現するこの映画で要となる、美術・衣装にかかる予算が制作の大きな壁となっています。美術・衣装の説得力が作品自体の説得力を左右します。それは「本物」を追求することで、制作者は文化・伝統への敬意を払うべきだと考えるからです。

今回のクラウドファンディングなしでは、本作のテーマとなる「日本の美」と茶の湯の魅力を十分に発信にできなくなってしまいます。また、現状の30万円の予算案は、クルーの無償の努力に頼ることで成り立つものです。

このギリギリの予算では、毎日この作品の完成に向け、貴重な時間を割いて協力してくれるクルーに一円たりともお礼を渡すことができません。

現状、多くの自主制作映画の現場は、このように人々の無償の善意でなりたっているのですが、この状況は、映画制作者の一人として、大変心苦しいものです。そして何よりも、このような構造下では、自主の世界からは、ハイクオリティな作品が生まれなくなってしまうと思います。

ハイクオリティな作品は、有能で情熱のあるクルーなしでは生まれません。

目標額30万円を達成した暁には、本作の制作に尽力してくれた、熱意と才能に溢れるクルーたちに、少しでも謝礼を出したいと考えております。

今回の制作ではご共感いただいた方々のお力をお借りして、どうにか初の映画制作を実現させたいと思っています。そのためのプロジェクトにご共感いただいた方々に対して最大限の恩返しができるよう、さまざまなリターンを制作させていただきます。

想定されるリスクとチャレンジ

リターン品の発送時期は、年度をまたぐ可能性がございます。現在の住所から変更が生じた場合、新住所をお知らせいただくようお願いいたします。リターン品が到着しない可能性がございます。

監督としてファンディングを行う自主制作映画に初挑戦であり、時間をかけて企画段階から入念な準備を行ってまいりました。

だからこそ、もし皆様からご支援いただけなかったとしても撮影を行えるよう貯金を続けてきました。目標未達成の場合も不足分は自費で補填するなどして作品は完成させ、リターンを実行いたします。ですが、この作品の目指すところを考えた時、今回のクラウドファンディングは不可欠です。ぜひ応援をお願いいたします。

皆様の支援によって、世界を舞台に発信できる完成度の作品に成長できます。


最後までこちらの記事を読んでいただき本当にありがとうございました。

記事の公開にあたり、構想段階よりアドバイスを多くの方々から支えていただけたこと大変感謝しております。

この映画をみて、心に残るものがあるような、そして何より、茶の湯の世界に興味を持つきっかけに、今回の作品がなることを願っております。

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