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映画「たおやかに死んでいる」をクラウドファンディングで実現!
”伊藤キム×麿赤兒”
二人の舞踏家がその身体を使い、スクリーンに迫る!
米倉伸監督 長編デビュー作『たおやかに死んでいる』
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京都造形芸術大学映画学科卒業制作。たおやかに死んでおります。出演:伊藤キム(舞踏家)、田中志朋(東京学生映画祭 最優秀役者賞)、中村瞳太、麿赤兒(大駱駝艦 主宰)など。監督:米倉伸
”伊藤キム×麿赤兒”
二人の舞踏家がその身体を使い、スクリーンに迫る!
米倉伸監督 長編デビュー作『たおやかに死んでいる』
ダンサーで舞踏家、ダンスカンパニーGEROを自ら主宰し、ミステリアスな容姿と身体性を駆使し、国内外問わずその魅力を発信している伊藤キム。そして俳優で舞踏家、演出家の一面も持ち、舞踏集団・大駱駝艦を主宰、1970年代のアングラブームを第一線で支え、俳優としてもクエンティン・タランティーノ監督「キル・ビル」や鈴木清順監督「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」など、多種多様な作品で強烈な印象を与え続ける麿赤兒。
2人の強烈な身体性を「舞踏とは違う形」でスクリーンに投影する、奇妙奇怪な劇映画を京都の若手作家・米倉伸が手がけます。
本プロジェクトでは映画の製作支援を皆さまにお願いしています!
よろしくお願いいたします!
生後間もない人間、いわゆる赤ちゃんという者達を思い浮かべてほしい。その者達は、その見た目のみで個人を判別するのは極めて難しい。しかしその一方で、成人した人間の見た目において、個人の判別が出来ないという事は、まず無いだろう。
記憶は表出する。
それを証明するかの様に、よく笑った人間には笑い皺なんてものができ、物書きの指にはペンだこができる。 その人間が現在という一瞬に有する”カタチ”は、生きてきた時間が肉体に表出し、人間を形取った一つの結果(若しくは経過)といえるのではないだろうか。
そのカタチと言うものは、記憶を共有する事で近似してくることもあるのではないだろうか。
例えばそれは、長く時間を共有する親子が似るように、猿回しの飼い主と猿の顔がどこか似ているように。 人間はその性質から、生きている間、一時として途切れる事無く記憶を蓄積していく。そして、その記憶は絶えず肉体へ表出し続け、 人間のカタチが留まる事を許さないのではなかろうか。そして、死という記憶の蓄積の終わりをもって、人間のカタチは完成を迎えるのではないか。
或いはこの話は、私たちが居住する"家"という空間にも言える話なのかもしれない。 例えば、団地などの集合住宅を例としてあげてみる。縦横に数多配 置された同じカタチの部屋たちは、その実、住人が介入することで同じ部屋は一つとしてあり得なくなる。 そして、そこに絶え間なく変化し続ける人間が住む以上、その家のカタチも同様に、絶え間ない変化を強いられる。
これは、前述した人間が辿るカタチの経過(同じ様なものとして生まれ、絶え間ない変化のうちに唯一無二のものとなる事)と似ており、その各々が一つの個性を持ち始める事も含め我々人間と近似していると言えないか。
判別困難な者として生を受けた私たち人間は、知らぬ間に判別可能な一個人となっている。 その止まることのないカタチの変化の一端、特にカタチの完成(=死) という瞬間、そして、記憶(経験とも言える)を共有する事によって起こる二者間の近似していく様を、"家"という物質を切り口に、映画の中に捉えてみたい。
2017年春より、全国順次公開予定
街でダンス教室の講師をしながら、街の離れにある古い一軒家で暮らしている。ある日の台風により半壊してしまった家を修繕していく。本作では「伊藤キム」をそのまま「伊藤キム役」として劇中に投影する。
伊藤 キム(いとう きむ)
1965年、愛知県知多市生まれ。舞踏家・振付家・ダンサー。ダンスカンパニー「GERO」主宰。87年、舞踏家・古川あんずに師事し、96年『生きたまま死んでいるヒトは死んだまま生きているのか?』でフランス・バニョレ国際振付賞を受賞。他にも現在に至るまで第一回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞など国内外問わず様々な賞を受賞。05年「愛・地球博」の前夜祭パレードで総合演出をつとめる。05年秋から半年間、バックパックを背負って半年間の世界一周の旅に出る。その後も様々な作品に出演・振付・演出・監修などをしながら、近年では舞台の出演など、俳優としての活動も積極的に行う。
とある牛舎で、息子と共に牛の世話をしながら暮らしている。牛の言葉が分かる。
麿 赤兒(まろ あかじ)
1943年、奈良県桜井市出身。俳優・舞踏家・演出家。舞踏集団「大駱駝艦」主宰。「ぶどうの会」を経て舞踏家土方巽に師事、その後唐十郎と共に状況劇場を設立。60年代から70年代の演劇界に変革の嵐を起こす。1972年に舞踏集団「大駱駝艦」を旗揚げし、 舞踏に大仕掛けを用いた圧倒的スペクタクル性の強い様式を導入。 “天賦典式”と名付けたその様式は日本はもちろん、1982年のフランス・アメリカ公演で大きな話題となり「BUTOH」の名が世界を席巻する。また、映画、舞台などでの活躍も目覚ましく、出演作品多数。長男は映画監督の大森立嗣、次男は俳優の大森南朋。
普段は父である男とは別の場所で暮らしているが、男の家にやって来ては修繕を手伝うようになる。
田中 志朋(たなか しほ)
1994年、岡山県倉敷市出身。女優。京都造形芸術大学芸術学部。第28回東京学生映画祭にて主演作「お姉ちゃんは鯨」がグランプリを獲得すると同時に最優秀役者賞を受賞。現在は2016年8月30日より、あいちトリエンナーレにて伊藤高志監督「三人の女」の公開を控えている。
米倉 伸(よねくら しん)
京都造形芸術大学映画学科製作コース在学中。
学内外問わず、主にカメラマンとして活動しており、今回が初の長編映画作品となる。以下、主な撮影作品。
・伊藤高志監督作品「三人の女」(あいちトリエンナーレ出展作品)
・伊藤祥監督作品「愛のマーチ」(MOOSIC LAB 2016にて上映予定)
特報
・吉川鮎太監督作品「DRILL AND MESSY」(ぴあフィルムフェスティバル2016入選作品)
予告
・青山真治演出舞台「榎本武揚」(映像担当として参加)
YouTubeチャンネル(短編等掲載)
https://www.youtube.com/channel/UCtRHrnyg8xu0jalBt...
・ストーリー
とある田舎町。木造の家が一軒在る。何の変哲もないその家には、誰かが訪ねてくるようなこともない。 家には男が住んでいる。男は週に二日、バスに乗り街のダンス教室へ通う。男はそこで講師を務めている。発表会も近いが、生徒たちのダンスはなかなか揃わない。
ある日、どこかの牛飼いが「今夜の台風は大きいみたいだぞ」 と言う牛たちの声を聞いた。牛飼いの顔には、還暦を迎えても尚、疥が点在する。
確かに大きな台風がやってきたその夜。雨や風や、なんだかそんなようなもの達が外で大きな音を立てる。男は気にも留めず寝ている。朝、台風の来訪をを知らせるように、荒れ果てた部屋が男の目に映る。床は舞って入った葉や木の枝で汚れ、玄関は穴が穿たれたように扉が外れている。
それを自分の手で修繕していく男。週に二日、ダンス教室へ通い、残りの日々は家を修繕する。周りの家々はいつの間にか、元通り修繕されている。それぞれ少しだけ新しい箇所が見受けられる家へと。
ある日帰ると、家には男の娘が居た。久しぶりに会った娘は「カーテン、新しくしといたよ」 と言う。その日から娘は時折、男の家に顔を出すようになる。娘と男は彼らの過去の話に耽るが、いつもどこか互いの記憶はすれ違う。 修繕されていく家。台風の前とは違った形に、少しずつ不格好に修繕されていく。綺麗に整列していた瓦は所々色の違ったものとなり、 いつの間にか雨が漏っていた天井にはどこかで拾ってきた様な木の板が打ち付けてある。男の身体には、慣れない作業の所為か知らぬ 間に傷が増え、日に日に体調は悪くなっていく。
男の不調とは裏腹に、ダンス教室の生徒達のダンスは美しく呼吸が合い始める。整然と踊る少女たち。男の目に、少女たちは全て同じ 人間に映る。 家の修繕もあと僅かで終わる。最後に、立て付けの悪い扉を玄関に取り付けると、男は死んだ。
火葬場。炉裏を覗く娘の目には、燃え盛る男の家が映る。
家が一軒在った。少し不格好な家が。家の中では家主だった者の娘が遺物を整理している。少しずつ整理されていく家。
・今後のスケジュール
2016年8月 神奈川県秦野市にて、牛飼い役(麿赤兒)シーンを撮影
京都市にて撮影
クラウドファンディングプロジェクトのスタート
2016年9月 神奈川県横須賀市にて撮影準備
2016年10月 神奈川県横須賀市にて、男役(伊藤キム)シーンを撮影
台湾にて撮影
2016年11月 京都市にて、特殊撮影を複数撮影
編集・ポストプロダクションの開始
2017年1月 作品完成
2017年2月 京都にて完成披露試写会
2017年3月 プロデュースユニットHOLEのもと、全国順次公開
・製作費
人件費 170,000円
移動費 300,000円
ロケ地費 200,000円
ポストプロダクション費用 30,000円
美術費 200,000円
特殊撮影費 250,000円
その他雑費 80,000円
計 1,230,000円
先日行われた、麿赤兒さん出演の撮影スチールです。
◼︎特典について
・コレクター限定UPDATE
支援してくださったコレクターの方限定で制作日記を更新します。
・オリジナル缶バッジ
画家・奥田輝芳デザインの映画オリジナルの缶バッジを2種類進呈いたします。
・オリジナルフライヤー
映画オリジナルフライヤー。
伊藤キム、麿赤兒、それぞれのサインが入ったものもご用意しています。
・エンドクレジットへのお名前の記載
本作のエンドロールに「協賛」という形でお名前を記載させていただきます。順不同になりますがご了承ください。
・本作品手作り台本
手作りで製本した本作の台本を進呈します。
また、伊藤キム、麿赤兒、両名のサインと手書きのタイトルが入ったものもご用意しています。
・麿赤兒のサイン入り手形
麿赤兒のサインと手形の入った色紙を進呈いたします。
・本作品完成版DVD
本作の完成版DVDを1枚進呈いたします。
・鑑賞券
本作は2017年春の上映を都内を始め、全国順次上映を予定しています。よって、その際の鑑賞券を進呈いたします。上映日時は追ってお知らせいたします。公開劇場は追ってお知らせいたします。
・試写会へのご招待
2017年2月に京都にて行われます試写会にご招待いたします。(交通費は負担できかねますのでご了承ください。)
・スペシャルプレゼント
劇中の伊藤キム、麿赤兒にまつわる豪華特典を進呈致します。
※これら特典の送料はこちらで負担いたします。
本作品の作品にはいくつかの、費用のかかる撮影があります。
この作品をより多くの方々に見てもらうため、また作品の質を1ミリでもよくするために皆様から支援していただいた制作費は責任を持って製作に反映させ、挑戦していきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
私たち若い世代は、今ある映画業界を変えていきたいと思っています。しかしそれには、皆さんの支援を必要としてしまうのが現状です。
皆様の一助が私たちの明日へとつながります。この映画は必ず素晴らしい作品になります。
宜しくお願いします。
500 円
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