タオバイザー:カッティングプロッタでの一次試作と目幅調整
vol. 9 2014-09-22 0
そタオソフトウェア谷口です。
タオバイザーの応援ありがとうございました。
タオバイザーの進捗状況をレポートしたいと思います。
今回、クラウドファンディングに初めて挑戦したわけですが、同じようにファンディングをしようと思っている方に注意してもらいたい事があります。ファンディングで集まった金額はすぐには手もとに入りません。タイムラグがあります。(タオバイザーでは10月末にモーションギャラリー社より入金があります。)従って、手もと資金がない限り、すぐに増産開始!プロジェクト開始!というわけにはいきません。
さて、前回のアップデート投稿、タオバイザーファンディング終了しました。ありがとうございました。にも書かせてもらいましたが、現在量産に向けて動き出したところです。
設計図面をDXFに起こし、業者にカッティングプロッタでの作成をお願いしました。そして、その試作ができあがりました。
今まで写真などで、お見せしていたのは手作業でのカットでしたが、機械による作業のため、切った面が美しく、設計書とからの誤差はないモデルになります。
手作業でのプロトタイプの時から、なるべく多くの端末に対応するため、上部スリットのサイズを広くしたりと設計を少し変えたため、組み立ててみると、磁石の効きが悪くなってしまいました。磁石の効きの修正を行いもう一度、カッティングプロッタで試作を行う予定です。
試作検証用に、今の設計で変更なしで2つ試作します
その後、10個最終試作をする予定です。(面白そうなので、黒色のタオバイザーもちょっと混ぜて作ってみます)
上記行程が終わると、ようやく、量産用のトムソン型の制作に進みます。
目幅調整部分
タオバイザーの特徴の一つは、Google Cardboardとは異なり、目幅の調整ができる事です。今回はその部分がどのようになっているのかをお見せしたいと思います。
目のパーツ部分です。右目と左目ひとつづつあります。エフセルのパーツにレンズを置いて、上からと下から丸いシールで固定します。
上記のパーツを、プラスチックのビス3つで止めます。
反対側から見るとこんな感じです。(上の写真はだいぶより目になってますが...)
調整はこんな感じで、指でずりずりと動かしていきます。やりかたとしては、最初は目と目の間隔が一番狭い状態にしておいて、少しずつ広げるのがやりやすいです。
レンズ
レンズは2000個(1000セット)入手済でしたが、クラウドファンディングの募集期間が終わり計算してみると、
本体842台レンズ:1684個
レンズセット分:46x10=460個
合計:2144個
となり、2000個では足りない事がわかりましたので、追加注文を行いました。
今まで、サンプルレンズ、1000個の本番レンズと2回注文を出していたのですが、なぜか今になって前回、前々回、配達で追加チャージを受けて、$30+$30=$60の損失が出たとか言われたりして、あらあら状態です。ほんとかどうかは、わかりませんが、今回前回より+$30しての発注をしました。
現在の進捗報告でした。
進捗がありましたら。またご報告いたします。