数々のドキュメンタリー作品を手掛けてきた、
小谷忠典監督による長編劇映画『たまらん坂』劇場公開支援プロジェクト！

映画『たまらん坂』につきまして、3月19日（土）に新宿K's cinemaにて無事に公開初日を迎える事が出来ました。

初日舞台挨拶には小谷忠典監督、出演の渡邊雛子さん、小沢まゆさんに加え、特別ゲストとして原作者の黒井千次さんが登壇されました。

主演の渡邊雛子さんは冒頭、「緊張と、感無量というか言葉がでてこないんですけど、本当にたくさんの方にこれから見ていただけるようにやっとなったんだと、公開に至ったんだと思うととてもうれしいです。ありがとうございます。」と笑顔で挨拶。小谷監督は「製作期間が４年間で公開までに３年かかってしまい、計７年かかった作品ですけども、本当に今日この日を迎えられることをとてもうれしく思っております。」と無事に公開を迎えた喜びを述べていました。

渡邊さんは、小沢さんとの撮影エピソードについて「（小沢さんと）川沿いの道を二人で歩きながら、撮っているときも撮っていないときもずっといろんなことを話していて、お母さんの存在について関係性をどんなものなのか考えながら、私はすごくみずきさんにすり寄りたいんだけど、みずきさんの気持ちってどうなんだろうとか、そういう話をしながら泣いたのを覚えています。カメラが回っていないときに泣き始めてしまって、土屋プロデューサーや小谷監督がなだめにはいるというシーンがありましたね」と笑顔で述懐されていました。

原作者であり出演も果たしてしる黒井千次さんは「（プロデューサーでもある武蔵野大学の）土屋先生にお話をいただいた時言ありがたいと思った。ただし、原作を忠実に再現するのではなく原作から思いっきり離れても構わない。一切文句は言いませんから、遊び的な感じで作ってくれたらいいんじゃないかなと。さえない格好して、たまらん坂を行ったり来たりするじぃさん役で出演依頼を受け、それは相応しいと思い受けた。しかし、突然別のシーンで出ることを頼まれて、何だかよくわからんまま出てしまったから全然手応えなかった。それでも出演者の1番下に黒井千次の名前を入れていただいたので原作者じゃなくて出演者として扱われて大変光栄に思っております。」と映画へのエールを送ってくださいました。

尚、新宿K's cinemaでは以下のタイムテーブルにて上映となります。

〜3月25日（金） 12:30／17:10
26日（土）〜4月8日（金） 12:30

以降も各地での上映を予定しております。

大阪｜第七藝術劇場　4月9日（土）〜

京都｜アップリンク京都　5月6日（金）〜

愛知｜シネマスコーレ　近日公開

群馬｜シネマテークたかさき　近日公開

大分｜日田シネマテーク・リベルテ　近日公開

今後の追加劇場は、公式サイトにて随時更新していまいります。
https://tamaranzaka.com/#theater

今後とも、応援のほどよろしくお願い申し上げます。