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新潟にある日本最古級の映画館「高田世界館」の応援をクラウドファンディングで実現!
文化財でもある映画館「高田世界館」を、今後も映画館として残すためのプロジェクトです。
上映するためのデジタル映写機、映画を映すためのスクリーンを新しくし、地域の文化拠点としてさらなる飛躍を目指します。
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新潟県にある日本最古級の映画館です。明治44年に建てられ、今も現役の映画館として営業中。国指定の登録有形文化財。
文化財でもある映画館「高田世界館」を、今後も映画館として残すためのプロジェクトです。
上映するためのデジタル映写機、映画を映すためのスクリーンを新しくし、地域の文化拠点としてさらなる飛躍を目指します。
ネクストゴール達成いたしました!ご支援ありがとうございます!
エアコン改修工事に向けて、引き続きプロジェクトは続行いたします。
プロジェクト実施期間中に発生したエアコンの故障。耐用年数としても限界を迎えており、部品の交換だけではどうにもならず、新規に交換することが必要となりました。
その費用、数百万円・・・・
ネクストゴール達成後の支援金については、鑑賞環境の根幹にあたる空調設備の改修費用に当てさせていただきます。
高田世界館は新潟県上越市高田地区にある明治44(1911)年に建てられた建物で、現存する映画館としては日本最古級とされています。
大正時代の入口部分
城下町・高田の街で100年以上にわたって映画館として営業してきたものの、建物の老朽化は避けられず個人オーナー所有の時代には取り壊しの危機も。そんな中、市民が主体となって保存運動を立ち上げ、その後設立されたNPOが建物を引き継ぎました(2009年)。
NPO設立当初は修繕ボランティアの募集を呼びかけたり、建物を文化財として申請したりするなど、地域コミュニティを巻き込みながら 現在の営業体制の基礎となる部分を築きました。全国に存在を認知されるきっかけにもなった 映画のロケ もこの時期でした。
屋根の改修の時に募った瓦募金
その後、2014年にUターンでやってきた現支配人の上野の手により現在のような定期上映が再開。「いつも閉まってる映画館」から「毎日上映をやっている映画館」として復活しました。そして今では全国に広がるミニシアター文化の一端を担う劇場へと成長しました。
ロビーの様子
映画関係者を招いての舞台挨拶やトークショー、そして「マサラ上映」などのイベントを積極的に開催したり、SNSを駆使した情報発信をしたりするなどして映画コミュニティの輪も徐々に広がっていきました。
高田世界館の名物となったマサラ上映
全国の映画館を襲ったコロナ禍での売上の落ち込みも、映画ファンや地域の方々からの寄付等でなんとか乗り越え、上映プログラムの多様化など営業努力によってコロナ禍以前の数字まで持ち直すことができました。なんと、直近の 2023年度では過去最高の来場者数を記録しました!
…とはいえ、映画収入だけでは以前も今も映画館運営の費用を賄えておらず、高田世界館では観光客からいただく見学料や、イベント会場として貸し出す施設レンタル料と合わせて収益の柱としています。それでも「映画で食べていける!」というのは映画館としてこの上ない喜びであり、映画収入の伸びがモチベーションになっているのも事実です。
コロナ禍も乗り越え、これからも映画文化を発信していこう!…と意気込んでいた矢先、今年4月に入って突然の映写機の故障。去年からアラートが出るなど不具合が起きていたのを騙し騙し使ってきたものの、消耗品であるデジタル映写機の更新を突きつけられた瞬間でした。
とりあえずの応急処置をして上映を続けておりましたが、緊急性の高まりにより、急遽5月末に映写機を交換しました。
デジタルプロジェクター
しかしながらこの映写機=プロジェクターはとても高価なもので、前身の機械を導入した時も中古で500万円ほどかかりました。現行の映画興行の主流であるこのシステムを用いずに映画館を営業することはできません。今の新作を上映するスタイルを維持する以上、(新作の供給がない)フィルム上映に戻すということは選択肢としてありません。
旧式のフィルム映写機。名画上映など、今でも使うことはあります。
シネコンなど収益性の高い上映作品を扱える映画館であれば自助努力で設備更新の費用も賄えるのかもしれませんが、1スクリーンしかなく、やっとのことで赤字ラインを越えることができるかどうかの経営を行っている映画館としては500万円(フルスペックならそれ以上)かかる出費は相当厳しい状況です。
そもそも、映画館の経営云々の前に、大前提として100年以上経つ建物を維持保存することがNPO法人としての使命であり、現在も修繕を重ねつつの運営をしています。去年は雨漏りが発生し、屋根修繕も行いましたが、常に改修の出費が生じるリスクがある中で映写設備への大規模な支出を行うことには危うさをはらみます。
修繕の様子。建物維持のために時折工事が行われます。
なお前回の導入時は地域の方々を中心に寄付を募って原資とし、購入しました。今回も上記のような理由から自助努力で費用を賄うことは難しいと判断し、皆様からのご協力を賜りたくクラウドファンディングに挑戦させていただく運びとなりました。
映画館(建物)としては老舗ではありますが、経営体としては新興の劇場と言える高田世界館。10年前に定期上映が再開してから順調に売上を伸ばしつつありますが年間を通して来場者の浮き沈みもあり、決して映画館として地域に定着したとは言い切れません。
地域に馴染むため、映画以外にも様々なイベントを実施してきました。
かつては支配人が一人で駆けずり回ったり市民ボランティアに助けてもらったりと、変動期ゆえの大変な時期もありましたが、そうした時代を経て少しずつ運営体制も整っていき、複数人のアルバイトとともに映画館を支えるような形が続いてきました。
スタッフ全員でやり遂げた「カナザワ映画祭」
今年4月からは新たに正社員が1名加わることなりました。売上が小さい高田世界館にとってはチャレンジングでありますが、映画館としての安定した運営に向けた一歩と言えます。また一方で、安定化だけではなく新たな事業展開をする上で必要な人員体制の強化として位置付けられ、高田世界館としては「攻めの一手」となります。(こちらに関しては別項にて記述します。)
今回のクラウドファンディングは、NPO法人が設立して15年の節目を迎え、組織として成長し、新たなステージに進んでいこうというタイミングにおいて実施されるプロジェクトとなります。
今回のプロジェクトではデジタル映写機の交換費用の補填だけでなく、今以上の映画の鑑賞体験の改善を目指します。具体的には、スクリーンの貼り替えです。
映写機と同様にスクリーンもまた定期的に替えなければならない消耗品です。実は前のオーナーさんから引き継いだ時にスクリーンを交換しておらず、最後にいつ替えたのかも記録は残っておりません。おそらく相当年数が経っているものと思われます。実際に見た印象としてもくたびれた感じが出てきており、かねてよりリニューアルを図りたかったのですが、張り替え費用が高額であること、また(多少くすみがあるとはいえ)現状でも映画そのものは映せることから先送りされてきたことでもありました。
今回のプロジェクトでもって数十年ぶりにスクリーンを張り替えたいと思います。こちらは高田世界館で映画をご鑑賞になる皆様にとってはダイレクトにメリットとして還元できるものとなります。
映画館は映画上映で収益を上げて当然のことと思いますが、それだけでは地方の映画館(ミニシアター)はやっていけないということを日頃から身をもって体感しております。
来場者の増加を目指して努力を続ける一方で、そればかりになると多様な上映ラインナップが損なわれてしまうというジレンマもあります。時には利益を度外視しても「やるべき」作品があったりもします。それは、ミニシアターの辛いところが凝縮されたような瞬間でもあります。
先述したように、高田世界館では映画上映だけでなく建物の見学や施設レンタルからも収益を得ており、そもそもが収益の多様化が図られています。(ここ数年は観光のバスツアーも訪れるようになるなど上越高田の観光ルートとしても定着化しつつあり、今後も伸びていくことが見込まれます。)
近年増えつつあるバスツアー。大事な収入源の一つです。
映画以外の事業で収益を上げることで経営がジリ貧にならずに済んでおり、その意味においては映画のラインナップの多様性も守られ、ひいては建物ならびに映写設備も守られているという側面もあるわけで、ヒット作の有無に左右されがちな映画事業だけに頼らないというのはしかるべき選択であります。
その上で、更なる収益構造の強化のために新事業として物販事業を展開しようと考えております。具体的にはオリジナルグッズの販売です。
かねてより映画館のお客様からTシャツやトートバッグなどグッズが欲しいというお声を頂戴しておりましたが、そうした需要にお応えするような商品がなかったという現実があります。
以前制作したTシャツ。好評だったものの、この時は定番商品化ならず。
今では商品のデザインさえ考案すれば商品制作及び販売を代行してくれるようなオンラインサービスもあったりもしますが、長期的に見てしっかりと利益率の高い商品を取り扱うことが映画館を守るものと考え、グッズの制作設備そのものを導入するという判断をいたしました。これが上述した「攻めの一手」となります。
その設備はTシャツやトートバッグにプリントができる機械で、素材の仕入れは必要なものの、それ以外は完全に自前で制作できるものとなっています。アイディアさえあれば多彩なデザインを即時的に制作することができ、イベントに合わせたコラボグッズも展開することが可能となります。
この事業を主導するのが、今年新しく入ったスタッフです。彼女はイラストを描くスキルを持っており、グッズのデザインを一手に引き受ける形となります。
今回導入予定の機械は300万円ほどかかりますが、このプロジェクトではその費用のうち100万円ほどを募りたいと考えております。(残りの200万円は補助金及び自己資金を利用予定です)
デザインを手がけるスタッフ
その他に、オリジナルのアクリルキーホルダー等が景品として出てくるガチャガチャの機械の購入費用や、販売を促進するオンラインストアのリニューアル費用を募らせていただきたく思います。初期の設備費用はかかりますが、スタッフの強みを生かした事業となり、この部門を収益の大きな柱として育てることで、経営の自主自立化に向けた道筋を建てられればと考えております。
少し話は逸れますが、映画館の労働環境は決していいものとは言えません。収益性の低さに由来する人材不足及び少人数スタッフへの労働の過重負担、そして賃金の低さ。等々。
こうしたことを一挙に解決することはできませんが、物販事業の展開を皮切りに「映画館で真っ当に食べていけること」に向けた経営努力を進めていければと考えております。
プロジェクターの交換費用 500万円
スクリーンの張り替え費用 200万円
Tシャツ製造機(プリンター)導入費用 100万円
物販促進費用 50万円
合計 850万円
※もし目標金額以上の支援金が集まった場合、設備のフル更新を実施します。特に、プロジェクター内のサーバーが以前のものの使い回しとなっているため、その交換費用(250万円)に充てたいと考えております。支援金の超過額が小さい場合には音響設備あるいは館内照明の更新に充てるなど、より良い映画館にするための資金に充てたいと思います。
高田世界館のキャラクターを入れた各種グッズや、
スクリーンへのお名前の掲載などをご用意しております。
▼以下、各コースについての紹介です
・純粋応援!シンプルコース
映画館にとって一番還元率が高いコースです。特典として、幕間に移される映像にお名前が記載されます。(※3000円コース除く)
他のコースとの併用もおすすめです!
・Tシャツコース
新しく導入する製造機でデザインをプリントしたTシャツです。各種サイズあり。
デザインは①シンプルと②イラストの2種類からお選びいただけます。
デザイン案の一つです。実際のものとは異なります。
・トートバッグコース
新しく導入する製造機でデザインをプリントしたトートバッグです。
・高田まち歩きランチプラン
高田世界館支配人が高田の街をガイドします。1時間ほど巡ったのち、ランチにご案内します。
お客様のご要望や季節によってルートをアレンジしたり内容をカスタマイズしたりします。
ランチ代別途。グループ利用可能(3名まで)。日程要相談。
高田の名所から細かなスポットまでご案内
・高田呑み歩きプラン
高田世界館支配人が高田のオススメの呑み屋(3軒程度)に同行してご案内します。
お客様のご要望によってお店をアレンジします。
飲食代別途。グループ利用可能(3名まで)。所要時間3時間ほど。日程要相談。
・推しの作品を上映!プラン
お客様が劇場にかけたい指定の作品を1本、高田世界館が責任をもって上映します。貸切の上映会ではなく、一般に開けた上映となります。「この作品をスクリーンで観たい!」「推しを広めたい!」という方に。指定の作品で使えるチケット10枚付き。日程要相談。
※ご支援の前に、MOTIONGALLERYメールにて必ずお問い合わせください。ページ上部「プロフィールを表示」>「質問や意見をメール」からお問い合わせいただけます。
※一般に劇場公開(ロードショー)されている作品よりお選びください。海外の旧作やメジャー作品など、権利の関係で上映できない場合もあります。映画の権利料が多額の場合、お客様負担となります。(目安として、シネコンで上映される有名な作品には、数万円ほど追加のご負担が必要になる可能性が高いです。)
※上記の理由により、複数候補をご提示いただけますと幸いです。また、上映の可否について事前にお問い合わせいただくことも可能です。
・映画のパトロンプラン(チケットプレゼントコース)
多様な作品に触れてもらうことを目的に、地域の中高生100人を対象として高田世界館で上映している作品に無料招待します。チケットは応募制および抽選を想定しております。
お客様には実施状況のレポートをPDFで送ります。
・映画のパトロンプラン(上映会コース)
高田世界館に足を運んだことのない地域の小学生を対象に、無料上映会を1回開催します。企画協力(どういう作品を上映するか等)、当日の運営協力、映写などを高田世界館が行います。日程要相談。
お客様には当日の様子のレポートをPDFで送ります。
・貸切上映プラン
定員180席の劇場を最大3時間程度貸し切って、お好きな作品を上映できます。作品手配、トークショーのアレンジ(出演料含まず)、映写料、映画の権利料など、すべてコミコミのプランです。簡単なチラシも作成も代行可能。
※海外の旧作やメジャー作品など、権利の関係で上映できない場合もあります。映画の権利料が多額の場合、お客様負担となります。(目安として、シネコンで上映される有名な作品には数万円ほど追加のご負担が必要になる可能性が高いです。)
・生前葬プラン - 劇場貸切
高田世界館を最大6時間貸し切って生前葬を執り行えます。人生を振り返りつつ、明るく楽しいお葬式を開きましょう!差し迫っているかたの方が、込み上げてくるものがあると思います。全体のコーディネート料・メモリアル映像制作費用込み。お花など、豪華にしたい方は追加料金が必要です。日程要相談。
・結婚式プラン - 劇場貸切
高田世界館を最大6時間貸し切って結婚式を開けます。本命じゃない相手同士や、本番の予行練習としてもご利用いただけます。全体のコーディネート料・メモリアル映像制作費用込み。ケータリング料は含みません。お花など、豪華にしたい方は追加料金が必要です。日程要相談。
過去に開催実績あり!
プロジェクトの目標金額に達しない場合にでも、自己資金で補填するなどしてプロジェクトそのものは履行させていただきます。また、リターンについても確実に履行いたします。
なおプロジェクトの実施スケジュールは映画館の営業日や業者の工期との兼ね合いで後ろにずれる可能性がありますが、2025年中には確実に実施予定です。
集める金額については最低限の設備更新ものであり、目標金額より多くなった場合には中古品から新品の部品へとグレードアップする予定です。また、より上質な鑑賞環境を目指すべく更なる設備投資をする予定です。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。地方はどの街も例に漏れず高齢化が進み、若者が都心に出ていってしまっています。そんな中、高田では古い町家をリノベーションしてお店を開いたりするなど、新しい動きも見られるようになってきました。高田世界館にも、若いお客様が以前より見られるようになるなど希望を感じさせる瞬間もあります。
映画館不遇の時代はこれからも続くかと思いますが、新たなアイディアで人を呼び込み、人々の生活になくてはならない場所にできればと考えております。
応援のほど、何卒よろしくお願いいたします!
今年4月のイベント時。この前日に故障が発生していたとは思えない、生き生きとした顔をしています!(笑)
3000 円
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SOLDOUT
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20000 円
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30000 円
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残り2枚
150000 円
残り2枚
150000 円
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200000 円
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200000 円