50%目前!みなさまご支援ありがとうございます!
vol. 3 2015-06-17 0
みなさんこんにちは。KAKE COMI 代表鴻巣麻里香(こうのすまりか)です。
『美味しい塾 たべよ・まなぼ』へのサポートが30万円を超え、目標金額の50%目前となりました。
ご支援くださったみなさま。そしてプロジェクトの拡散と周知にご協力くださったみなさま。本当にありがとうございました。
必ず実現できる
必ず理解をいただける
そう確信してスタートしたこのプロジェクトですが、「ご支援くださったみなさまに私たちがお返しできるもの(リターン)は何か」という点に悩み考える日々でした。
目に見える「モノ」はお返しできません。私たちにお届けできるのは、KAKE COMIがはじめる「社会実験」への参加券です。
精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)として地域を駆けずり回り様々な困難を抱えた方々の「リアリティ」 にかかわり「毎日生きていくこと」をサポートする中で、そしてセラピスト(カウンセラー)としてカウンセリングルームの中で心の葛藤を抱えた方と深く継続した関係を築く中で私が実感した地域の必要性、それに応えるのがKAKE COMIであり、その実践第一弾である「たべよ・まなぼ」です。
居場所
相談相手
おいしいごはん
学習のサポート
様々な困難な事情を抱えた子どもたちの必要性は、このようにシンプルです。ですが、そのシンプルな必要性を満たす場が、不思議なほど存在しないのです。
なぜ存在しないのか。その背景には「大人の事情」があることを、地域を舞台に活動しながら私は次第に理解していきました。
地域の課題はさまざまです。財政難、商店街の空洞化、過疎高齢化、少子化、人口減、災害対策…「生きづらさ」を抱えたひと、そして子どもの支援は、そういったさまざまな課題の一部に過ぎないとされてしまっています。そして残念ながら「多くの人には関係のない、一部の人だけの問題」とされてしまっています。「大切だけど、優先して取り組むことじゃない」という説明のもと、後回しにされている実情があります。
東日本大震災と原発事故を経験した福島に住む私たちは、「生きづらさ」と「孤立」がいつでも自身の頭上に降りかかってくることに気づいたはずです。その影響を最も受けるのが子どもたちであることを、学んだはずです。「安全な居場所を失う」ことが誰にとっても他人事ではないことを、実感したはずです。
ですが、そういった「居場所のない」人々や子どもたちへの支援は、今でも地域課題のほんの一部に過ぎないとされています。
国が、地方行政が、たくさんの人を救う制度を作るのを待つ余裕はありません。また、いずれできるであろうそのような制度を、より地域のニードに合致したものにするためにも、まず行動を起こして問題とその解決方法について実践で示す必要があります。
地域でのつながりから、そして地域を超えた人と人とのつながりから、それを始める。そしてその結果を、地域を超えたつながりに乗せて、別の地域での実践に届けていく。それが、KAKE COMIの社会実験です。
ひとりとがひとりとが繋がるコミュニティの仕組みとなる小さな場所を、まずここから始めます。それをモデルとしてみなさまにお示しし、たくさんの地域での実現をサポートします。
そのつながりに参加していただくことが、私たちが支援者のみなさまにお届けできるリターンです。
掲載終了まであと40日です。
パンフレットや登録様式、名簿、規約や同意書、保険関係、ボランティアスタッフの募集と人選、そして子どもたちに食べてもらうメニューづくり...仕事はどんどん現実的・実務的な内容が濃くなり、実現に向けて確実に着実に進んでいます。
みなさま、ご支援本当にありがとうございました。近々『たべよ・まなぼ』の食堂(仮)メニューをコレクター限定アップデートでお届けする予定です。どうぞお楽しみに♫
2015年6月17日
KAKE COMI代表 鴻巣麻里香