夏休み中の学校で撮影!
vol. 6 2018-08-20 0
いつもご支援・ご協力ありがとうございます。
プロデューサーの大高です。
映画『スウィート・ビター・キャンディ』は、無事にクランクインを迎え、夏の猛烈な暑さにも負けずその後も順調に撮影が進んでいます!
■ 小川あんさんが撮る写真、乞うご期待!
普段の撮影の休憩時間には主演・小川あんさんが、ロモグラフィーのインスタントカメラ『Lomo'Instant Square』を片手に、思い思いに慌しい撮影現場の断片をフィルムに焼き付けています。デジタルとは違いやり直しのきかないフィルムだからこそ、奇跡的な一瞬が写真に立ち上がる時がありますが、劇中で小川さんが演じる主人公サナエの心境に重なる部分もある気がします。
休憩時間の撮影現場を激写する小川あんさん
完成した映画を観た後に振り返ると色々な記憶が詰まっている写真になりそうで今から楽しみです。一部は近日公開予定なのでお楽しみにお待ちください。
■ サナエの学園生活
撮影4日目となる8月14日と15日は、普段、サナエが通っている学校での学園生活の様子を描くべく、岡崎市内の高校をお借りしての撮影でした。
学園生活では当然サナエの同級生が居るわけなのですが、そこで愛知県で活動する約20名もの現役女子高校生に、女子高校生役を演じてもらいました。
本当に現在の女子高校生文化の当事者達が演じるだけあって、この時・この瞬間が持つ煌めきと今の時代のティーンの雰囲気ががカメラにも収められ素晴らしいシーンになったのでは!と感じました。仕上がりが楽しみです!
撮影待機中に校門で集合写真
実際の高校で撮影するとあって、自分も久しぶりに教室に足を踏み入れご多分に漏れずものすごく懐かしい気分に囚われてしまいました。何より撮影待機中に彼女たちと話していると、その若さが輝かしく、自分もおじさんになってしまった残念感がすごい・・・。
そんな中、一番印象に残っているのは、(映画の撮影には待機が付き物ですが)この日はスケジュールが押してしまい当初の予定を過ぎても撮影が始まらない状況でしたが、その状況有効に使ってみんなで踊ったり写真をとったりして楽しんで過ごしている姿。
どの様な環境でも「今を楽しむ事ができる」彼女たちの姿に感銘を受け、ショーン・ベイカーの『
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』の読後感を思い出し、そういえばフロリダプロジェクトも真夏の映画だったなとか思ったりしつつ、自分自身を見つめ直しました・・・。
やっぱり今「TIKTOK」が大人気との事!Facebookは「古い」との事でだれもやっていなかった・・・。TIKTOK、Twitter、Instagramが同世代の主要SNSとの事。勉強になります。
休憩時間に黒板をインスタブース的な場所に装飾してくれて感激!クリエイティブできれいです。
今回の映画『スウィート・ビター・キャンディ』は、本当に素晴らしいロケーションのもと、素晴らしいキャストと共に、中村祐太郎監督の鋭いインスピレーションに裏打ちされた演出で進んでいて、その日撮影したラッシュを見てもとても素晴らしい作品になるのではないかという期待感が膨らみ続けているのですが、
彼女たちの頑張りや将来の夢を聞いたりする中で、当たり前の話ですが映画は様々な人の様々な協力に支えられて作られているのだという気持ちがより一層膨らんだ一日でした。
この日の学校の教室の撮影シーンにご出演頂いた女子高生キャストと皆様と中村監督で記念撮影!
甘くてほろ苦い、そんな気分に早くも浸ってしまいましたが、
酷暑の中、まだまだ撮影は続きます!
引き続きのご支援、どうかよろしくお願いいたします!