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映画『旅するotto&orabu』をクラウドファンディングで実現!

ありのままを肯定する「しょうぶ学園」の寛容で力強い美しさを映画に! Werner Penzelと茂木綾子による新作!

鹿児島の障害者福祉施設、通称「しょうぶ学園」
その暮らし、工芸/芸術/音楽などの創造、背景にある哲学を詩的に綴る映画
監督はWerner Penzel・茂木綾子 製作はsilent voice

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このプロジェクトは、2015年4月27日23:59に終了しました。

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97
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0

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このプロジェクトは、2015年4月27日23:59に終了しました。

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PRESENTER
silent voice

混迷を深める現代社会。 いたるところで声高な饒舌が幅を利かせる…。 しかしそんなときでも、世界は静かに輝き、声なき声に満ちあふれています。 もうひとつの未来を信じ、この世界の静かな声に耳を傾けるために、 私たちは『サイレント・ヴォイス』を設立しました。 *** 2006年、芹沢高志と、相澤久美が設立した制作プロダクション。映画の配給、書籍の編集等も行う。当初、茂木綾子監督の『島の色 静かな声』制作のためにつくられた。これまでの映像作品:『島の色静かな声』(2008年/茂木綾子)『なみのこえ』『うたうひと』(2013年/酒井耕・濱口竜介)『名前のない道』(2013年/泉山朗土)

このプロジェクトについて

鹿児島の障害者福祉施設、通称「しょうぶ学園」
その暮らし、工芸/芸術/音楽などの創造、背景にある哲学を詩的に綴る映画
監督はWerner Penzel・茂木綾子 製作はsilent voice

「しょうぶ学園」の魅力を映画に。
映画『旅するotto&orabu(仮)』の製作にご協力下さい!

しょうぶ学園をご存知の方は、木、布、紙、土の工房から生み出される個性的で魅力的なモノ達や、魂を揺さぶられるような力強く美しい音楽にすでに魅了されているに違いないと思います。ご存知ない方々は、それが鹿児島にある障害者福祉施設で生み出されている事に驚くかもしれません。

しょうぶ学園HPより©Koichi Nishimura

しょうぶ学園HPより

グッドネイバーズジャンボリー2014出演時のライブ風景

これら音楽やモノが生み出される背景になにがあるのか?この力強さと美しさはどこから来るのか?ちゃんと訳がありました。この映画は、「しょうぶ学園」の日常に寄り添いながら、園での暮らしや、園長や職員の方々の想いやあり方に丁寧に触れながら、多様さと寛容さに溢れ、支え合い、肯定し合う暮らしのある「小さな村」のような「しょうぶ学園」を詩的に綴ります。

しょうぶ学園園内。雑木林のように多様な木が自由に植えられている。

映画の制作にご協力頂ける皆様ひとりひとりが、作り手です。完成した映画を観た方が、この映画から何を感じ、何を自分のものとして未来にいかしていただけるのか?

多くの皆さんの声を聞かせてもらうのが今から楽しみです。  

『旅するotto&orabu(仮)』製作に至る経緯

東北記録映画三部作から一年

silent voiceは、2011年の東日本大震災後、東北で酒井耕、濱口竜介監督と出会い、「東北記録映画三部作」のプロデュースを行いました。第一部の『なみのおと』を完成させ、仙台に引続き住みながら撮影を続けたいと願う監督達に『なみのおと』をみせてもらった時、「silent voice/静かな声」という名を持つ私たちは、迷うこともなく製作への協力を決めました。

「被災者」と記号化され、実態のみえづらい存在とされてしまいがちだった東北に暮らす市井の人々が、自身の言葉で紡ぎ出す「あの時の事、それまでの事、それからの事」を語り、「単なる被災者ではない多様な自分自身を表現」している映像群です。最終的に東北の民話も含め三部作となり、「語ること、聞くこと、という、今、最も忘れてはならないひとつの態度」を、語りかける三部作となりました。東北の震災を語り継ぐだけでなく、「語る、聞く」という長く普遍的なテーマをもつ、多くの方に観続けてもらいたい作品であると思い全国各地での上映を続けています。

『なみのこえ 気仙沼編』

私たちは映画製作のプロではありません。

2004年から西表島で撮影を続けていたドキュメンタリー映画のために、2006年にこのプロダクションを立ち上げました。その時私たちはこう書きました。

混迷を深める現代社会。 いたるところで声高な饒舌が幅を利かせる…。 

しかしそんなときでも、世界は静かに輝き、声なき声に満ちあふれています。

もうひとつの未来を信じ、この世界の静かな声に耳を傾けるために、

私たちは『サイレント・ヴォイス』を設立しました。

西表島の風景をみながらプロダクション設立を決めました

自ら映画をつくるためにゼロから企画をする事はありません。不思議な縁に毎回導かれ映画の製作に関わります。前述の『東北記録映画三部作』も『名前のない道―TOUR DE TSUMARI』という新潟・妻有での映画もそうでした。世界のどこかで静かに輝く、声なき声に耳を傾けるような、そこに秘められた普遍的で大切なメッセージを皆さんにお届けしたくて、何者かに導かれるようにしてそっと動き出します。

今回は、10年という歳月をかけ導かれた縁により、また一本の映画が生まれようとしています。

ありのままの生を受入れ、美しく力強い創造を続ける鹿児島のしょうぶ学園

10年前というのは、ヴェルナー・ペンツェル、茂木綾子監督と、プロデューサーの相澤久美が「しょうぶ学園」の器に出会った時のことです。西表島の映画の撮影の途中寄り道した、福岡の山奥の角打ちに併設されていた小さなギャラリーに、不揃いで実に魅力的な器が並んでいました。全員魅了され、それ以来今でもずっと、その器を毎日食卓で眺めています。その時はモチロン、まさかこのメンバーでしょうぶ学園の映画を作る事になるとは全く想像すらしていませんでした。

10年前に購入したしょうぶ学園の器

その後、様々な縁に導かれ、2010年、奈良のある会合でプロデューサーがしょうぶ学園の施設長、福森伸氏に出会い意気投合。2011年に初めてしょうぶ学園を訪れました。せっかくの機会なので、器に一緒に出合った監督達も一緒に、と誘い出向きましたが、誘った時は、映画をつくることなど全く考えもしていませんでした。

しかし、雨の降りしきる鹿児島のデパートの上で、しょうぶ学園の音楽隊「otto&orabu」の演奏を聞いたヴェルナー・ペンツェル監督は、ほぼその場で、彼らの映画をつくる事を決意していました。映画の製作はまるでそれが運命だったかのように決まってしまったのです。しょうぶ学園の多様で美しく力強い創造に触れ、ヴェルナー・ペンツェルは実に十数年ぶりに、新作映画を撮りたいというパッションに駆られたのです。

鹿児島での屋外ライブ

それから、資金の目処も何の具体的な計画もない中、監督達は「しょうぶ学園」に何度も通い撮影を続けました。福森氏は、映画をつくるなんて最初は冗談だと思っていたそうです。最初の出会いの2011年から通い始め、園生や職員の方々と徐々に親しくなり、少しずつカメラの存在が希薄になるころ、Wernerは、「ヴェルちゃん」と呼ばれ親しまれるようになりました。

グッドネイバーズジャンボリー2011で撮影する両監督

園内で園生と話す撮影チーム

福森家の皆さんにお話を聞く

そして、2014年6月、いよいよ本格的に撮影が始まり、監督達と友人としても親交を深めた福森氏は、映画製作への全面的な協力を承諾して下さいました。

隔月で長期滞在しながらの撮影は続き、12月6日に最後の撮影が東京タワーで行われました。年明けから編集作業、ポストプロダクションに入ります。

福森氏とヴェルナー。語りながら夜が更けることは度々だった

「ありのままに生きる。ただそれだけのこと」

創造的な暮らしがある場所、しょうぶ学園の映画製作にご協力下さい。

〜プロデューサー・芹沢高志より〜

「しょうぶ学園」は鹿児島市の吉野町菖蒲谷にある知的障害者援護施設だ。初夏、きらきらと輝く緑のなか、ここを訪れた日のことは忘れられない。梅雨の季節ではあったけれど、この日は晴れわたり、柔らかな風が園内を吹き抜けていた。樹齢250年のタブの大木が、気持ち良さそうに揺れている。

ヴェルナー・ペンツェルと茂木綾子は、しょうぶ学園で生まれたotto & orabuの活動に感銘を受け、ドキュメンタリー映画をつくろうと撮影に入っていた。otto(おっと)は民族楽器を中心とするパーカッショングループ、orabu(おらぶ:鹿児島弁で「叫ぶ」)は叫びのコーラスグループ。しょうぶ学園の障害を持つ人たちとスタッフたちが力を合わせて協働する音楽グループで、すでにその絶妙なコラボレーションは各界で絶賛されている。

私はこの日、プロデューサーの一人として、ペンツェル/茂木映画の撮影現場に立ち会おうと、ここにやってきた。しかしカフェ屋外のテーブルで、こうして木漏れ日に包まれて時を過ごしていると、自分が消えてしまったような、不思議な気分に充たされはじめる。精神的な意味でだが、力む必要がまったくなくなっているのだ。しょうぶ学園の障害者たちは、障害の程度に応じて健常者であるスタッフとともに、こうしたカフェや工房で働いているし、もっと障害が重い人たちも園内を行き来している。しきりにつぶやきながら歩くもの、小走りに移動したかと思うと急に立ち止まり、その姿勢のまま凍りついてしまうもの、ただ微笑みながら歩くもの。ところが、おかしな言い方だが、それがあまりにも普通のことに思えて、それも頭でそう理解したからということではなく、まったくごく自然に、本当に当たり前のこととして、その状況を受け入れている自分に気づく。障害者、健常者という分類の意識が消え、あるがままを受け入れているわけだ。非差別の意識とか、ある種の倫理観からそうしているわけではない。この場に来てみないとなかなか伝えにくいのだが、これこそが「しょうぶ学園」のすごさ、この稀有な場の力であると素直に感じる。

otto & orabuの音楽だけでなく、ここで生み出されるすべてのものたち、布や木や土や和紙から作りだされるさまざまなものたちも、障害者と健常者が役割を分担して製作したものだ。しばしば障害者は健常者に真似のできない集中力を示すが、当然できないことも多い。しかしできないことを強調するか、できることを強調するか、その姿勢には根本的な違いがある。できることを強調するなら、それは得難い個性であり、できない部分はそれをできる他者が引き受ければいいだけの話だ。だいたい、得手不得手があるのは健常者といわれる人々でも同じことじゃないか。だからこそ、協働することができるのだと言ってもいい。このような協働作業にあっては、すべてが多様な個性として尊重される。相補的であり、誰も完璧でないから、すべてがなんとか収まっていく。

ヴェルナー・ペンツェルも茂木綾子も、しょうぶ学園のこのような有り様を直感的に見抜き、otto & orabuを映し出そうと心に決めたのだろう。自分たちと同じ匂いを嗅ぎ分けたのだ。だからこの映画は外側からotto & orabuやしょうぶ学園を記録するものではなく、その内側からひとつの姿勢を映し出す、共鳴の映画になるはずだ。

現代社会はさまざまな局面で、寛容さを失い始めているように思えてならない。おそらくこの作品は、多様さとか寛容さとはなんなのか、説明抜きに伝えてくれるだろう。サレント・ヴォイスが今、取り組むべき映画なのである。

園を訪れた際の芹沢高志と宣伝の佐々木瑠郁

『旅するotto&orabu(仮)』はどんな映画?

『旅するotto&orabu(仮)』は、鹿児島のしょうぶ学園のドキュメンタリー映画です。

ドキュメンタリー映画と言っても、そこにある事実をインタビューやテロップなどで「説明」したり、「解説」したりするものではありません。

詩的で、観る者の想像力に働きかけ、個々の創造に繋がるような作品になるでしょう。

監督は、ドイツ出身の映画監督で、日本国内では『step across the border』などの作品が話題となった ヴェルナー・ペンツェルと、写真家で映像作家でもある茂木綾子。2人は夫婦で5年前から日本の淡路島に移り住み、廃校になった小学校を改装し「ノマド村」という場を拠点とし、様々な活動をしてきました。昨年からはこの『旅するotto&orabu(仮)』と、もうひとつの「禅」の映画の製作に集中しています。

以下に、監督達からのメッセージを紹介します。

ノマド村の2人のオフィス

【監督から】

「心地よい不揃い」茂木綾子監督

「本来、音楽では「不揃い」や「ズレ」は好ましいものではありません。しかし、「はたして揃うことがすべて美しいことだろうか」と問いかけてみると、見えている世界には、実は見えていない別の可能性があることに気づきます。それぞれの人が違うから、美しいのであって、中身の違いがあるからそれを認め、合わせることができるのです。健常者の特性である「揃えること」が過剰になればなるほど障がい者と離れていくのと同時に彼らは頑強に「ズレること」を守っているようにも感じます。そこに魅せられ、私たちは、不揃いの音のバランスの良い配置を模索しています。大事なことは、彼らの不揃いの音が無理に主役になることなく、心地いいと感じる音が生まれてくることです。そして、純粋にズレた彼らの音とコラボレーションすることによって、新しい発見の場としてottoの活動は思いもかけない視点を私たちに気づかせてくれると思います」福森

指揮をする福森氏。背後に、初めてotto&orabuの演奏を目撃したヴェルナーが佇む

otto & orabu という楽団の指揮者であり、この楽団を支える障害者支援施設「しょうぶ学園」の学園長でもある福森伸さんが語る通り、otto & orabuの生み出す音楽は、見かけは障害者という異質さを持ちながら、溢れ出る自由さと音を出すことへの純粋な喜びに漲るパワーで、強烈な衝撃を観たものに突きつける。

「しょうぶ学園」では、音楽以外にも、いろいろな創作活動がある。テキスタイル工房、陶芸工房、木工工房、和紙工房、パン工房、カフェやそば屋などの仕事場があり、利用者と職員が共に刺激や影響を与え合いながらすばらしい作品の数々を日々生み出している。学園のポリシーとして、職員達は決して指導するという姿勢をとらない。障がいを持つ人たちは、他人の意図や意志に合わせることができないだけであり、それを少しでも上達させ、“社会”に合わせられるようにしてあげたいと思うのは、健常者の思いであって、彼らの思いではない。彼らの一人一人が持つ個性をそのまま、丸ごとすばらしいと思ってあげられることから、お互いの幸せな関係が生まれ始めたと学園長は語る。

例えば、「nui(ヌイ)プロジェクト」も驚異的な作品群を生み出すプロジェクトのひとつ。

以前は、利用者の人たちに、刺繍をまず直線で縫えるように指導していた。でも彼女達にはなかなか真直ぐに針を進めるということが難しい。指導者も利用者もお互い、それができないとこにいつも苦しみを感じてきた。ある女性がどうしても真直ぐ縫うことができないので「もうあなたは好きなようにやっていい」と自由にさせてみたところ、絡み合った刺繍の上にさらに刺繍を重ね、とてつもなく奇怪で美しい作品が出来上がった。それは私達には想像することすらできない刺繍であり、衝撃を与えた。それ以来、自由に布や糸を選び、やりたいように刺繍させるようになった。生まれてきた美しい刺繍の断片を拾い上げ、作品として仕立て上げ、展覧会で紹介するのは学園のスタッフであり、作者本人たちは、完成した途端、興味を失うことが多い。彼らは、素材と戯れるその行為にのみ集中し、結果には意味がないようだ。

彼らをみていると、目的や意図をもち、合理的計画的に行為する私達のあり方に疑問が浮かび始める。直線的にゴールへ向かおうとすることは、じつはそれほど重要なことでもないのかもしれない・・・。直線も必要かもしれないけれど、全てが直線である必要はないし、自然界に直線は存在しない。人間だけが直線を生んだのだ。直線も、ぐにゃぐにゃも、どちらもいい。どちらも尊重し共存できる社会が、成熟した社会といえるだろう。

しょうぶ学園では、この共存関係を積極的に実践し、訪れた人々を温かく迎え、居心地良い空気が常に流れる。

しょうぶ学園の、一人一人のユニークな表情、ダイレクトなパワー、学園での日常、爆発する音楽や衝撃的な作品。今までの私たち個人と社会のあり方に、小さな疑問符や大きな疑問符を投げかける、映像作品となるだろう。

nui projectの工房で撮影する茂木綾子とヴェルナー・ペンツェル

「special friends」ヴェルナー・ペンツェル監督

2011年の春、友人の相澤久美が茂木綾子と僕をしょうぶ学園とotto&orabuのライブに招待した。

ライブは、鹿児島市内のあるデパートの屋上で開かれた。コンサートが始まる直前、激しい雨が降り始めた。私は傘の下から、十数人の人々がステージに上がるのをみていた。半分弱は「普通」の人々、残りの半分強は、通常「ハンディキャップ」または「障害者」と呼ばれる人たちだった。

私は自分自身を、多少偏見もありながらそれなりにオープンマインドな人間だと思っている。でも正直に言うと、ステージにいる「普通とは違う」外観を持つ彼らを観ることは、同情と好奇心が入り交じる感じがして、少し居心地が悪かった。

ところが彼らが二曲目を演奏する頃、踊りながら傘を振り回している自分に気がついた。その時感じたのは純粋な喜びだけで、身体中の細胞と魂がリズムと一体となっているのを感じた。

この瞬間に、これら「障がい」があるとされる人々と―ここからは、彼らを「スペシャル」な人々と呼ぶ事にしよう―時間を共有したい、映画を共につくりたいという強い願いが私の中に生まれた。それ以来、綾子と私は「しょうぶ学園」と呼ばれる鹿児島郊外にある彼らの居場所を訪れるようになった。100人ほどの「スペシャル」な友達が50人程の「ノーマル」な友達と暮らしている。音楽を創り出すだけでなく、自由奔放な素晴らしい衣服をデザインし、彫刻や陶器、木工などユニークな芸術作品を創造し、パン屋やカフェ等を営みおいしい食事を提供している。

この作品は、私がこれまで世界中で出会った様々な人と共有したどんな作品よりも、興味深い発展をしようとしている。訪ね続けることことで、私たちの気持ちも、カメラも、彼らにどんどん近づいていく実感がある。

映画製作のための資金など全く調達できていない時から撮影は始まっているが、映画の素材が徐々に形になりつつある様を観る事は、真に感動的な冒険の連続だ。

この映画の映像体験が「ノーマル」と「スペシャル」の境界を超越し、私たちは「人」として日々なにを共有しているのか再確認することのできるような、そんな作品になることを心から願う。

園内のカフェでくつろぐヴェルナー。ここのボロネーゼが大好物

しょうぶ学園福森さんと親しく、両監督とも既知の中である、ミナ ペルホネンの皆川明さんにコメントを寄せて頂きました。

芸術という行為は、心の奥底で震えている命の鼓動の発散なのだと思う。
その鼓動を心から外に出すためには、心の摩擦がないとても純粋な心の通り道が必要な気がする。
otto&orabuを初めて体感した時、僕はそんなことを感じた。
日頃の彼らは穏やかな佇まいであり、他者へも自己へも優しく素直な目を向けている。
彼らと接していると、内側にある心と常に対峙し、観察して、そこに沸く感情と向き合っているのが伝わってくる。
演奏というアウトプットする瞬間に、その心との対話が解放され、喜びの感情とともにエネルギーとして放出されるのだろう。それを私達は同じく心で受け止め、感情が共振し、感動しているのだ。

<ミナ ペルホネン皆川明>

「ささえあうくらし、つくりだすくらし、つながりあうくらし」のしょうぶ学園をみんなにも!

なぜ映画にするのか?

映画に対する想いは監督達のメッセージにもある通りですが、しょうぶ学園だけでなく、多くの障害者福祉施設が、長く様々な取組をされ、多様な成果を出されています。この映画をきっかけに、身近にある福祉施設へ、皆さんが足を運ぶ機会にも繋がれば嬉しいです。誰でも立寄れる美術館や、大切にしたくなる素晴らしい場所、作品、商品も増え続けています。

でも、障害者の映画というわけではありません。

私たちは誰しも一人では生きていけません。多くの人やものに支えられ暮らしています。

誰かの助けがないと生きていないという意味では、みんな障害者なのですが、それは目にみえづらく、「障がい」が何か?を決めている、社会の側の枠組みが、今の「障害者」を定義しているのが現状です。

でも、しょうぶ学園で暮らす「障害者」と呼ばれる方々の多くは、自分を障害者だとは感じずに暮らしているそうです。しょうぶ学園という場所が、障がいを感じなくてすむ環境を創り出しているからです。職員が一方的に支えているのではなく、お互いがお互いを支えています。

園生の膝枕でくつろぐ福森園長

これは「障害者」の映画ではありません。自己の意思からブレることのできない「ありのまま」でしかいられない、素直で心優しい人達を中心に、それぞれを肯定しながら暮らす寛容な場所の映画です。

「障害者」も「健常者」も関係なく、この世に生きる私たち全ての命の幸せを願い、この映画をお届けしたいと思います。

遠足にでかけた、しょうぶ学園の人々と撮影クルー

今回は、映画製作資金へのご支援をお願いできれば幸いです。製作体制は以下の通りです。

  • 製作:silent voice
  • 撮影地:主に鹿児島県の「しょうぶ学園」、他、鹿児島県内、東京、岡山等
  • 撮影協力:「しょうぶ学園」のみなさま
  • 監督:茂木綾子|werner penzel.
  • プロデューサー:芹沢高志|相澤久美
  • 宣伝:佐々木瑠郁
  • 制作スタッフ:小林奈央、若松海
  • 協力:グッドネイバーズジャンボリー、他多数
  • 助成:日本芸術文化振興会|日本財団

特典はコチラ!

①『旅するotto&orabu(仮)』前売特別鑑賞券
国内での劇場公開時、映画をご覧頂ける前売特別鑑賞券をプレゼントします。

②監督からお礼のメールをお届け
ファンドに参加して下さった時点で、監督からのお礼メールをお届けします。

③コレクター限定のお知らせをお届け
映画や監督自身のこれまでのこと、今のこと、映画製作の経緯や製作の様子を月に2度メールでお届けします。

④エンドロールにお名前を記載
映画の最後に流れるエンドロールに「協力」としてお名前を記載させて頂きます。
(希望されない方はその旨お知らせ下さい)

⑤『旅するotto&orabu(仮)』のポスター
『旅するotto&orabu(仮)』宣伝用のポスターをプレゼントします。希望者には、ヴェルナー・ペンツェル、茂木綾子両監督のサイン入りで。

⑥茂木綾子監督の写真を使用したポストカード
映画監督の茂木綾子は写真家でもあります。彼女の写真入りのポストカードを5枚プレゼントします。

⑦映画のパンフレット
『旅するotto&orabu(仮)』のパンフレットをプレゼント致します。希望者には、ヴェルナー・ペンツェル、茂木綾子両監督のサイン入りで。

⑧しょうぶ学園のボタン
木の工房、土の工房でつくられるボタン!不揃いでいろんな色形があってかわいい!Tシャツに飾りで付けるだけでも十分!

⑨『旅するotto&orabu(仮)』完成品映像データ(HD/mp4ファイル)ダウンロード映画
『旅するotto&orabu(仮)』完成後、完成した映画のmp4ファイルを無料でダウンロードできるようにします。(劇場公開後)

⑩茂木綾子写真集
写真家としても活躍する茂木綾子監督の写真集『traveling tree』を1冊プレゼント。

⑪茂木綾子過去作品『島の色 静かな声』カタログ
茂木綾子監督作品『島の色 静かな声』のカタログを1冊プレゼント。西表島で茂木綾子が撮影した島の風景写真や霊気籠る布の写真、西表島の歌の歌詞など収録されています。

⑫茂木綾子過去作品『島の色 静かな声』DVD
茂木綾子監督作品『島の色 静かな声』のDVDを1枚プレゼント。西表島在住の染織作家、石垣昭子氏と、島の自然や伝統の保存、自立を訴える石垣金星氏。ふたりをフィーチャーした、静かで貴重な映像詩です。

⑬特別試写会及び関係者打ち上げにご招待
東京都内、及び関西で行われる特別試写会にご招待(会場までの交通費はご負担下さい)。
また、その後の関係者打ち上げにもご招待します。

⑭otto&orabuのCD『encounter』プレゼント。
otto&orabuのライブ音源!こちらで視聴もできます。

想定されるリスクとチャレンジ

映画は公の機関からのご支援も頂いており、2015年3月には確実に完成し、3月20日に0号試写会を行います。その後、国内外の映画祭に出品し、2015年後半から2016年初頭にかけて、国内での劇場公開を検討中です。

みなさまからのご質問は、いただいた順に回答し、こちらにご紹介させていただきます。

最後に・・・プロダクションから

「感謝」

不思議に魅かれてしょうぶ学園の器を使い始めて10年。しょうぶ学園そのものを訪れ感動を得て4年。鹿児島市郊外、小さな施設の心穏やかな小さな社会に触れ、ありのままでいること、受入れること、寄り添い支え合うこと、肯定すること、寛容である事、思いやりや優しさ、日々笑うことなどについて多くを学び共感を得ました。本当にありがたい出会いでした。素直で優しいしょうぶ学園の園生、職員のみんなが、私は大好きです。

長いようであっという間のこの数年間。日本も世界も少しずつ変わっていきますが、困難はいつまでも無くなりません。平和を願えど戦争は無くならず、犯罪も、貧困も、差別も、他様々な困難はなくならず、心は痛みます。

でも世界には、美しいものもたくさんあります。しょうぶ学園という、ひっそりと輝く美しい人々の居場所、またそこで起こっている、迷いながらも支え合い、認め合う暮らしや、創造の瞬間、瞬間を、映画を通して多くの方々に伝える事で、願わくば、ひとりでも多くの方の心が安らぐ事を願います。この願いを、皆様と共に作り上げることが出来れば、本当にありがたく、嬉しいことだと思います。

ヴェルナー・ペンツェルが自ら映画を撮りたいと言い出したのは実に数十年ぶりのことです。茂木綾子含め監督らの創造力・表現に最大限の敬意と信頼を持つ者として、私自身この映画の完成が楽しみでなりません。みなさまと一緒に鑑賞出来ることを願っています。

「被災者」と記号化されることに違和感を感じ通い続けた東北で関わることになった『東北記録映画三部作』。「障害者」とやはり記号化されることに違和感を感じ各地の障害者福祉施設に通い続けた数年の間に映画化が決まったしょうぶ学園の『旅するotto&orabu(仮)』。東北の方々からも、施設にいる方々からも、私は暖かいものを頂き続けている気がします。その暖かさと感謝の気持ちを、少しでも皆様の元へ・・・。

このプロジェクトについて、最後までお読みいただき誠にありがとうございます。みなさまの日常が、平和で暖かい時間でありますように。

最後に、ヴェルナー・ペンツェルが遠い異国で得た言葉を添えて終わりにします。

皆様からのお力添えを頂ければ幸いです。重ねて、どうぞよろしくお願い致します。

MANY SMALL PEOPLE WHO IN MANY SMALL PLACES DO MANY SMALL THINGS THAT CAN ALTER THE FACE OF THE WORLD

ノマド村で作られたポスター

しょうぶ学園と同じでなくていい、でも、あんな小さい愛おしい場所がたくさん増えるといい。

silent voice producer 相澤久美

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    • 完成品映像データー(mp4)ダウンロード
    • otto&orabuのCD『encounter』プレゼント
    • 茂木綾子写真集『travelling tree』
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    • 茂木綾子写真集『travelling tree』
    • 茂木綾子過去作品『島の色静かな声』カタログプレゼント
    • 茂木綾子過去作品『島の色静かな声』DVD
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