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ディストピア映画「鈴木さん」劇場公開をクラウドファンディングで実現!
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山口県旧豊浦郡出身。演劇を流山児祥氏に師事。2004年より映像業に従事。世界から破れ去る人々、出会い損なった人々の物語をユーモアと哀歓を込めて描く。過去作品に『隕石とインポテンツ』(2013年)、『サトウくん』(2017年)など。
戦前なら上映できなかったであろうディストピアSF映画「鈴木さん」を劇場公開することで、私たちの現在位置を知り、一層ひとりひとりが尊重される社会に繋げたい。この映画を広く知っていただく為宣伝費用をご支援頂けますと幸いです。
映画「鈴木さん」は2018年から2019年にかけて撮影され2020年の東京国際映画祭で上映された約90分の長編映画です。
現人神「カミサマ」を戴く架空の国の一地方を舞台に、介護施設を自営する女性ヨシコさんと施設に転がり込んでくる正体不明で後に鈴木さんと呼ばれる男性の邂逅を描きます。
本作の監督とプロデューサーをしました私・佐々木想は、基本的人権を自ら勝ち取って来た歴史のない自分たちの人権への無自覚さや、社会構造の中で人権を制限されている人々に無関心な私たち、バスに乗り遅れないことだけに汲々として本質を見誤る自分自身といったものに、長年疑問と怒りを抱いてまいりました。それらについて大真面目に考え妄想した結果、日本ではない架空の国を舞台にしたこの少しヘンテコなディストピアSF映画「鈴木さん」を製作しました。
私たちは自分たちで奉り上げた尊い存在が目の前に現れた時、どのように彼または彼女と出会い、または出会い損なうのでしょうか。
国家元首 “カミサマ” のもと、美しく輝く某島国の某町。少子化にあえぐその町では市民投票により、未婚者は市民権を失うという条例が制定される。廃ラブホテルで介護施設を営むヨシコさんは、迷い込んできた中年男性と結婚しようとするが・・・。
45歳以上の未婚者が市民権を失うという市の条例のせいで、市民権を失いかけているヒロイン・ヨシコをいとうあさこさん、鈴木さんをドラマ半沢直樹での怪演でも知られる役者で劇作家の佃典彦さんが演じます。
他に、施設に住む女性を大方 斐紗子さん、施設でヨシコの手伝いをする女性に保永奈緒さん、地域の婚姻率を上げて国からの助成を得ようとする市長を宍戸開さん、国からの使者2人組をイワヲさん(流山児事務所)、松永大輔さん、頭髪にポマードをつけた七三分けという国家が作った流行に従順な若者を中島健さん、佐野弘樹さん流合真樹さんらが演じます。
また別府康子さん(民藝)、五味多恵子さん(青年座)、清水直子さん(俳優座)、志賀澤子さん(東京演劇アンサンブル)、仲野元子さん、魁をとめさん、中野英樹さん、釈八子さん(tsumazuki no ishi)、緒川尊さん、神戸誠治さん、西雲アキラさん、桐原三枝さん・高野あっこさん(シアターRAKU)、阪口美由紀さん(仮想定規)、三井田明日香さん(B級遊撃隊)、筑波竜一さん・阪本篤さん(温泉ドラゴン)、宮本敏和さんなど演劇界を中心に活躍する役者さんが多数出演しています。
また自身も俳優・監督として活躍する岸建太朗さんが撮影監督をしています。
いとうあさこ
「こんにちは。いとうあさこです。
私は“45歳目前の未婚の中年女性”であるヨシコをやらせていただきました。あらすじを読むと“現人神カミサマを国家元首に戴く某国某市”や“少子化対策で45歳以上の未婚者は市民権を失う”など現実ではない世界が書かれています。以前、東京国際映画祭ではジャンル“SF”で紹介されておりました。ただ私は何かリアリティあるなぁ、と。古い感覚ではあるけれど、どこかに残っている感覚と言うか。そんな感じがしました。51歳になった今、おかげ様で国から追い出される事なく(笑)楽しく暮らしておりますが、今改めて映画「鈴木さん」の、決して明るいとは言えない世界感の中の優しさや愛情、生きる力をスクリーンから浴びたいです。佐々木想監督の世界感満載、そして厳かで美しくゆっくり奥に染みてくる、そんな映画を是非に。」
佃典彦
「この不気味で恐ろしくも哀しくそして薄っすら笑える作品を是非全国の皆さんに観て頂きたく思っております。どうぞご協力お願い致します!」
大方斐紗子
「ざわざわと心が騒めきます。私達はこうして騒めきながら生きて行くのでしょうか。」
保永奈緒
「こんにちは。
のりこ役を演じました保永奈緒です。今回私にとって、「鈴木さん」は自身初の出演映画となりました。この作品は、今私たちが暮らしている現実とはまた違う世界のお話となっております。ですが、いつかこんな世界が来てもおかしくないかもしれない、と私は思います。そんな世界が描かれたこの作品をより多くの方に観て頂き、擬似体験として楽しんで頂きたいです。どうぞよろしくお願い致します。」
宍戸開
映画鈴木さんは2020年の第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020部門で上映されました。他に富川国際ファンタスティック映画祭、オルデンブルク国際映画祭、北京国際映画祭(Forward Future部門SPECIAL JURY PRIZE受賞)で上映されました。
日本を覆う不安な空気に、今作らなければと止むに止まれず、配給会社も決めずに撮影した映画「鈴木さん」。志を同じくしてこの映画を立ち上げたプロデューサーの松本和久さん、大高健志さんと公開に向けて話し合いを進める中、「この作品は多少ヘンテコながらも現代を反射した映画の一つであり、多くの方に観て頂いた方が良いのではないか」と考えるようになりました。そして、通常の宣伝活動に加えてクラウドファウンディングを行うことで、本作に興味を持ってくださるより多くの方に出会えるのではないかと思い、この度挑戦させていただくことになりました。
山口県旧豊浦郡出身。演劇を流山児祥氏に師事。水産業、解体業、遊興施設従業員等を経て2004年より映像業に従事。世界から破れ去る人々、出会い損なった人々の物語をユーモアと哀歓を込めて描く。過去作品に「隕石とインポテンツ」(2013年公開・カンヌ 国際映画祭短編コンペ部門)「サトウくん」(2017年公開・第9回沖縄国際映画祭)など。
「サトウくん」予告編
支援頂いたお金は映画の存在を広める宣伝の費用に使用させていただきます。
・劇場公開に向けての宣伝費
-マスコミ向けの試写会費
-ポスター、チラシなど印刷物の制作費
-オフィシャルHP、SNS運用などネット関連制作、および運営人件費
◉ 監督からの御礼メール
監督から御礼のメールをお届けします。
◉「鈴木さん」オリジナルステッカー
「鈴木さん」のオリジナルステッカーをお届けします。
◉ 「鈴木さん」特別鑑賞券(前売り券)
「鈴木さん」特別鑑賞券(前売り券)をお届けします。
◉「鈴木さん」オリジナル缶バッジ
「鈴木さん」オリジナル缶バッジをお届けします。
◉「鈴木さん」シナリオPDF(完成稿)
「鈴木さん」シナリオPDF(完成稿)をメールでお送りします。
◉「鈴木さん」オンライン試写
「鈴木さん」オンライン試写にご招待します。オンラインですので、どこの地域からも本作をいち早くお楽しみいただけます。スケジュールはまたご連絡します。
◉「鈴木さん」公式ポスター
「鈴木さん」の公式ポスターをお届けします。
◉「鈴木さん」映画祭用ポスター
「鈴木さん」の第33回東京国際映画祭(2020)で使用された貴重なポスターをお届けします
◉「鈴木さん」HPにお名前
「鈴木さん」HPにお名前を掲載させて頂きます(希望者のみ)。
◉エンドロールに(サポーターズ)としてお名前をクレジット(12月31日締切)
本編エンドロールに(サポーターズ)としてお名前をクレジットさせて頂きます(希望者のみ)。
◉「鈴木さん」チラシ30枚
「鈴木さん」チラシ30枚をお届けします。
◉「鈴木さん」サイン入り決定稿
「鈴木さん」撮影前に印刷された3冊のみ手元に残った決定稿(≒撮影稿)です。完成稿との違いが楽しめます。監督署名入り。
◉レンタルおじさん(監督をレンタル・希望者のみ)
監督を8時間以内でレンタルできます。※公序良俗には反する行為はいたしません(日時、場所はご相談させてください)。
◉鈴木さんの劇中着用スーツ
鈴木さんの劇中着用スーツをお届けします。(※劇中激しいダメージを加えています)
◉鈴木さんの劇中使用自転車
鈴木さんの劇中使用自転車をお届けします。(※劇中でダメージを受けております)
◉自主上映会開催権/監督トーク付き(配信オンライン)(日時はご都合に合わせます)
映画「鈴木さん」自主上映会開催権/監督トーク付き(オンライン)をお届けします。
◉監督・プロデューサーと食事会(希望者のみ)
監督・プロデューサーと食事会にご招待します。(日時・場所はご相談させてください)
◉監督がご希望の映像を製作
監督がご希望の映像を製作します。(※監督が1人で1日で撮影できる内容に限らせて頂きます。日時・場所はご相談させてください)
◉エンドロールに(スペシャルサポーターズ)としてお名前をクレジット(12月31日締切)
エンドロールに(スペシャルサポーターズ)としてお名前をクレジットさせて頂きます(希望者のみ)。
瀬々敬久さん (映画監督)
寓話的な物語なのに、自分たちが今生きている時代のリアルなものをものすごく感じさせられた。映画で描かれる戯画化された国家体制、制度、それらはブラックユーモア的な虚構であるはずなのに、もはや笑うことができない。なぜなら、それが僕らの現実そのものだからだ。そのリアルさは偶然なんかでないことは、いとうあさこさんと佃典彦さんの二人が演じる男女の芝居の間、表情、ショットの時間の長さ、それらが紛れもなく生きている人の間であり顔であり、時間であることからも十分に伝わってくる。刈られた草を二人で片付けるだけの引きのカットで幸福を感じることができた。不幸なのはこの映画の出来事が現実そのものの日本に僕たちが今、生きていることかも知れない。そして生半可な「希望」を語ってきた自分に対して反省してしまったのだ。年甲斐もなく、この映画を見てしまったことで、自分や自分たちが今いる国に対して向き合ってしまったのだ。
永井玲衣さん (哲学研究者)
絶望は笑顔でやってくる。扉を開ければ、すぐそこに立っている。過剰なまでに「希望」が満ち溢れた「美しすぎる国」。「まとも」が狂ってしまったとき、わたしたちはどうしたらいいのだろうか。だが、呆然とするしかないわたしにこの映画は問いかける。「それでは、あなたの生きるその世界はどう?」と。
せやろがいおじさん <榎森耕助さん> (YouTuber・お笑い芸人)
今の日本が抱える「愛国」による狂気と歪みを、やり過ぎなほど誇張したディストピアな国が舞台。日本のようで日本じゃない、ありえないようであり得る、現実と地続きの非現実的な世界観に、笑いつつ心底ゾッとさせられた。
望月優大さん(ライター・編集者)
「一人はみんなのために」をドロドロに煮詰めるとこうなるのかもしれない。「みんな」は常に誰かを飲み込んだり爪弾いたりしながら、小さな輪郭を溶かして大きな境界をでっち上げていく。それでも「一人」でここに居続けようとする人はどれぐらいいるだろう。固有であり無名でもある一人ひとりとして。
映画は2022年の2月に東京都内公開されます。このプロジェクトによって公開日程が左右されることはありませんが、上映される地域の広がりが変わってくると思います。
ここまで読んでくださり誠にありがとうございました。架空の国を舞台にした映画とはいえ、このディストピア映画は戦前ならば上映することはできないものだったでしょう。これを今上映することで、私たちがどんな国に生きているのか、その現在位置を知ることができるのではないかと考えております。そしてより一層一人一人の個人が尊重される社会へ繋がっていくことを望んでおります。この映画をより多くの方にお届けできるよう、ご支援をどうぞ宜しくお願い致します。
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