お久しぶりの更新となりました。
現在、「角砂糖の帝國」は写真集・映像・小説それぞれの演者確認を終え、
完成に向けて最終調整を進めております。

 

そして今回、トレーラー映像が完成いたしました。

これまで写真を中心に作品の世界をお届けしてきましたが、映像では主人公・小夜をはじめとした
登場人物たちの呼吸や温度、そして物語の中で生きる空気感を感じていただけたら嬉しく思います。

 

ですが、このトレーラーだけではまだ語られていない出来事があります。

彼女たちが何を見て、何を願い、どこへ向かうのか――
その真相はぜひ完成した作品で見届けていただけますと幸いです。

 

また、小説につきましても、作家の友人より初稿が完成いたしました。

物語のあらすじは共通していますが、映像・写真集とは異なる構成で制作されており、
小夜が見ている世界を軸に展開されます。

 

映像では語りきれない登場人物たちの輪郭や、人間らしさ、感情の揺らぎが描かれておりますので、
写真集や映像をご覧いただいた後に「この人物はどんな人だったのだろう」と、
さらに物語を深掘りしていただけたら嬉しいです。

 

そして今回、個人的に面白いと感じているのが、同じ作品をベースにしながらも、
私と作家で作品タイトルにもなっている「角砂糖」の捉え方が異なることです。

映像・写真集を担当した私は、「角砂糖」を脆く、少しの衝撃で崩れ、
溶けてしまう自己愛やプライドの象徴として描いています。

一方、小説ではまた少し違った角度から「角砂糖」が描かれています。
こちらはぜひ、完成を楽しみにお待ちいただけますと幸いです。