車椅子用スペース設置(座席を一部取り外し可能に仕様変更)のお知らせ
vol. 3 2022-07-20 0
車椅子用スペース設置(座席を取り外し可能に仕様変更)についてご報告します。
本クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げてすぐに、Strangerの車椅子利用・バリアフリー化についてのお問い合わせ・ご要望をいただきました。それから今日まで、関係者で検討を重ねていましたが、最終的に、最前列中央の座席4席を取り外し可能な仕様に変更することに決定しました。座席2席分を車椅子1台分とすれば、車椅子用2席分のスペースを確保できることになります。
Strangerはもともと施設の入口から観覧エリアまで段差がない設計なので(通路幅は120cm以上)、これにより車椅子のお客様の映画観覧利用が可能になります。
ただし、いくつか課題はございますのでそれも共有・報告させて下さい。
1.トイレはバリアフリーではない
2.車椅子席の予約は電話対応のみ
3.余裕を持ったご来館をお願いしたい
1.トイレはすでに設計が確定し工事が進行中で、経済的・空間的理由から車椅子の方が使用できるようになっていません。代替手段として、菊川駅の車椅子対応トイレをご利用頂きたいと思います。Strangerは菊川駅から徒歩1分のロケーションです。また、菊川駅のトイレは改札の外にあり利用しやすい環境です(駅にはエレベーターも設置されています)。ご負担をお掛けしますが、車椅子用トイレについては菊川駅をご利用頂きたいと思います。
2.導入する映画チケット予約システムが、取り外し可能な座席に対応した仕様になっていないため、車椅子席ご希望のお客様は電話予約のみ可能となります(予約システムで取り外し可能座席2席を購入頂き、来館時に1席分払い戻すなどの対応は可能です)。また、座席がすでに他のお客様によって予約済みの場合、車椅子座席を優先して確保することなどはできませんので何卒ご了承下さい。
3.座席の取り外し作業には熟練するまで1席あたり5分程度かかると思われます。Strangerは少人数運営ですので、当日の急な取り外し作業については対応がまごつく懸念があります。電話予約を頂くのが最もスムーズですが、当日券でのご来館の際には余裕(15分程度前)を持ってお越し頂けると大変助かります。また、座席の取り外しにともなう上映開始時間の多少の遅れについては、お客様みなさまのご理解ご協力をお願いしたいと存じます。
当初の計画時から、取り外し可能座席にしなかった理由には色々とあるのですが、最終的に計画を見直し、取り外し可能座席を導入することができ、私たちとしてもとても悦ばしいことだと思っております。ご指摘・ご要望をいただきましたこと、お礼申し上げます。
クラウドファンディングでStrangerをご支援いただいたみなさまにとっても、私たちと同じように悦ばしいことと感じて頂けると思い、こちらでご報告をさせて頂いた次第です。
なかなか力不足でできることは限られておりますが、力の及ぶ範囲でより良い映画館を目指していきたいと思っておりますので、今後ともStrangerをよろしくお願いします。
ご支援総額については、まもなく達成率70%に到達しようとしており、順調に進んでおります。ストレッチゴールも視野に入れ、より一層ご支援の輪が広がるようSNSなどで活発にアピールして参りたいと思いますので、引き続き温かく見守って頂ければ大変嬉しく思います。