facebook twitter mail key notification checkmark chevron chevron-left location image user group plus comment bubble

コロナ禍に求められる“物語”の役目を問う。小冊子『そらあるき』の臨時号発行をクラウドファンディングで実現!

コロナ禍を生きていく中で失われがちな物語について考えて貰うきっかけになればと、
小冊子「そらあるき 臨時号」を発行します。

金沢で制作している小冊子『そらあるき』。コロナ禍に際し臨時号を発行します。日常生活の変化の中で皆さんが改めて考えている事や疑問に思われている事に繋がっていき、そこから何かを紡ぎ出す為のきっかけの一冊になればと思います。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額350,000円を達成し、2020年8月31日23:59に終了しました。

コレクター
84
現在までに集まった金額
540,600
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額350,000円を達成し、2020年8月31日23:59に終了しました。

Presenter
塩井 増秧 プロフィールを表示

プロジェクトをブログやサイトで紹介

テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。

PRESENTER
塩井 増秧

アンティーク「フェルメール」店主。金沢で発行する小冊子『そらあるき』編集長。

今度、聞く

vol. 25 2020-08-15 0

お盆だった。

新潟は8月13日に一斉にお墓参りに行く。小さな頃からそういうものだ、と思っていたけれど、だんだんと、昔からの「そういうものだ」は形を変えている感じもする。

夕方過ぎにお墓に行った。日差しの強い昼間のお墓参りしか知らなかったから、暑さの和らいだお墓は少し違って見えた。そのせいなのか、このお墓は誰が建てて、誰が入っているのだろう、と気になった。そんなこともよく知らずに、これまで何となく、毎年手を合わせてきたのだけれど、今年は何故か、気になった。墓石の横を見てみたけれど、漢字が複雑で再建した年しかわからなかった。

誰かがこのお墓を建てて、誰かが中に入っている。誰が、いつ、どんな風に。今年は、はじめて両親と行かずに行ったお墓参りだったので、「今度聞こう」と思った。

生きている人には、「今度聞こう」と思いつくことができる。お墓に入っている人には、「今度聞く」ことはできない。けれど、生きている人たちに、「今度聞く」ことはできる。いつもよりもくっきりと、できる「今度」とできない「今度」がくっきりと見えた、そんな今年のお盆だった。

今度聞こうと思ったことは、ちゃんと、今度、聞こう。そして、書いておこう、と思った。忘れてしまうかもしれないから。

そらあるき 新潟支部 

BarBookBox 豊島淳子

アップデート一覧に戻る

リターンを選ぶ

  • 2000

    『そらあるき臨時号』1冊

    • 『そらあるき臨時号』1冊
    • 御礼のメッセージ
    • 2020年10月 にお届け予定です。
    • 19人が応援しています。
  • 3000

    『そらあるき臨時号』2冊 +メルマガ

    • 『そらあるき臨時号』2冊
    • 「そらあるき」メルマガ
    • 御礼のメッセージ
    • 2020年10月 にお届け予定です。
    • 27人が応援しています。
  • 5000

    『そらあるき臨時号』3冊 +『そらあるき』バックナンバー1冊 +メルマガ

    • 『そらあるき臨時号』3冊
    • 「そらあるき」メルマガ
    • 『そらあるき』バックナンバー1冊
    • 御礼のメッセージ
    • 2020年10月 にお届け予定です。
    • 5人が応援しています。
  • 10000

    『そらあるき臨時号』4冊 +『そらあるき』バックナンバー2冊 +メルマガ+メルマガを冊子化したもの

    • 『そらあるき臨時号』4冊
    • 「そらあるき」メルマガ
    • 『そらあるき』バックナンバー2冊
    • メルマガを冊子化したもの(限定非売品)
    • 御礼のメッセージ
    • 2020年10月 にお届け予定です。
    • 33人が応援しています。