コロナ禍を生きていく中で失われがちな物語について考えて貰うきっかけになればと、
小冊子「そらあるき 臨時号」を発行します。

ありがとうございます。早くも目標金額の半分に達成しました。本当に感謝しております。皆様のお陰です。

今回の「そらあるき 臨時号」に書評を入れた理由を少し話させて頂きます。僕自身本が好きで少し前まで週末には幾つかの新聞の書評に必ず目を通していましたが、まあ主観の問題ではありますが、最近つとに書評が面白くない。それに、評してもおらず、ただ「お仲間」が書いたものを褒め上げているようなものが多い。それで、もっとプライヴェートで、読んでいて楽しいエッセー風の書評が作れないかと思ったのです。みすず書房が毎年年明けに出している「みすず 1,2月 合併号」の書評を参考に、あれをもっと砕けた感じのものにして、出来るだけ自由な編集にして、寄稿者に好きに書いて貰ったら面白いかな、と思ったのです。

塩井