CMアップデート。出演者紹介 -三宅里沙-。
vol. 43 2020-03-29 0
おかげさまでクラウドファンディング終了まで後3日間で、98名の方々にご支援していただき、目標金額まで残り15%となりました!
皆様ありがとうございます!
引き続き何卒ご協力をよろしくお願いいたします!
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今回の映画の出演者の方々は、以前から付き合いのあるアーティストや、友人を介して紹介してもらった方ばかりだったのだが、女優さんだけはオーディションで選考することにした。
以前の作品の時も、役者スタッフの募集サイトで演者の方を応募したところ、多数の方に応募していただき、作品のイメージに合った方に出会えたので、今回もこの作品のイメージに合いそうな女優の方に出会えるのではないかと思い、以前にも使用した公募サイトから募集をすることにした。
その結果、50名強の方々に応募いただき、最終的に7名の方に選考オーディションに参加してもらうことになった。
選考オーディションは10月に行われた、国立奥多摩美術館での展示の中で、公開オーディションという形で行われた。
7名の方々にはそれぞれ決まった時間に会場に来ていただき、展示を観に来てくれたお客さんの前で、インタビューと、事前にお伝えしておいた役柄の設定で、当日は即興での演技をお願いした。
今回の映画は、決まった脚本やセリフ回しが無いので、恐らく現場でその時の状況に応じて、その役を演じてもらう事になるので、役を想像する力と臨機応変に反応できる反射神経が重要になってくる。
なので、オーディションでは、自分が想像する役柄の立ち振る舞いを、即興的な設定の中でどこまでこちらの想像に近づけて演技してくれるかを見させてもらった。
参加してくださった皆さんは、それぞれ魅力的な方たちで、お客さんの前での即興の演技にも関わらず、それぞれ役への理解を示し、対応してくれていた。
その中でも数名の方は、その役柄に対して考えていたこちらの想像を超える演技を見せてくれた。三宅さんもそのうちの一人だった。
三宅さんは、最初インタビューをしていた感触としては、プロフィール写真の様にとても物腰柔らかで、ふわっとした感じの、どちらかというとおっとりした雰囲気の女性だった。
こちらの考えていた信子(役名)像は良くしゃべる、ハキハキとしたシングルマザーという設定だったので、実際の演技を観る前は正直イメージがちょっと違うかなという印象があった。
しかし、警官役の酒井君を相手にした即興でのオーディションでは、信子という役をとても想像力豊かに表現してくれた。
そして、オーディションが終わった後も奥多摩美術館での展示をじっくり観てくれて、結局展示終了後、急遽撮影した奥多摩美術館のCMの撮影までも楽しそうに見学していってくれた。
山奥プロの撮影は、当然普通の現場に比べ人数も少なく、イレギュラーな対応やお願いが多くなることが予想されるので、この奥多摩美術館の環境を楽しめる人かどうかという事も、もう一つ、もしかしたら演技よりも重要な決め手となる。と、その時の三宅さんの態度を見てこちらが気付かされたのだった。
三宅さんを始め、今回の映画に役者として参加してくださっている方々は、社会的には有名ではないけれど、とても才能豊かな方々で、それぞれの個性があり、参加してもらえて本当にラッキーだなと思う。
和田